松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

我が家の車を長生きさせる方法

 

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過去に例を見ない記録的大雨のあと、京都もようやく雨が上がり盆地特有の蒸し暑い夏の予感を感じさせる青空を見ることが出来ました。しかしながら沢山の犠牲者をだした今回の大雨、あちらこちらで災害に見舞われ大変なことになっています。被災された方々には、本当に心よりお悔やみならびにお見舞い申し上げます。

 

扱い方で決まる車の寿命

さて、そんな災害をニュースなどで見ていると沢山の家屋倒壊と車が流され悲惨な状態になっているのが目に付きました。どこの家庭でも、自宅同様に大切にされている車が、無惨な姿になっていました・・・。さて、今回はその車をテーマにしたいと思います。そもそも車でもオートバイでもそうですが、たとえ同じ車両でも、乗る人によって、傷み具合が目立ったり、逆にいつまでも新車のように美しさを維持していたりと、オーナーによってさまざまです。そこでこの差はいったいどこにあるのでしょうか・・・。それは、即ち美しさを維持するというポイントより劣化をいかに加速させないかということが重要なのです。というわけで今回は、あえて寿命を縮める車の悪い扱いについて考えてみたいと思います。

 

短命な車の扱い方とは

車を長持ちさせるヒントになるのが、何といっても旧車に乗っている年配の人たちです。そのなかでもワンオーナーとされる人が、ずっと同じ車に乗っているは、大いに参考になると思います。今まで、オーバーホールもせず、ボディも全塗装なしで、現役でいい歳のとり方をした旧車に共通しているのは、とにかく急が付く操作はしないということです。急ブレーキ、急加速、急ハンドルはやはり車への負担は大きく、各部位に過度のストレスをかけてしまいます。最終的に同じ負荷をかけるにしてもゆっくりとかけることで大きく寿命を伸ばすことができるのです。

 

メリハリのある走りを心掛ける

たしかに、急が付く操作を避ける事も大事ですが、かといって走りまでがノロノロでは、逆に、車の心臓であるエンジンにあまり良い影響を与えません。要するにスピードは出すときは出すし、エンジンも回すときは回すというのも維持する上での大事なプロセスなのです。エンジンを上まで回すという行為は、一見すると車を痛めてしまう気がすると思いますが、ある程度の負荷は車にとって必要枠なのです。人間もある程度のストレスと適度な運動が長生きの秘訣というのと同じ事なのです。何れにせよ過保護は車にとって良くないという事です。

 

正しい走らせ方を覚える

また、走りそのものにも寿命を延ばすポイントがあります。まずいきなり走り出さないようにする事です。現在の車は暖機は必要ないと言われていますが、オイルが回るまで1分~2分置いてから走り出すことが望ましいですね。それとできれば水温計が動き出すまでは抑え気味に走ったほうがいいでしょう。冬季などでいえば、ヒーターが温かくなりかけくらいの感じだと思ってください。エンジンも機械である以上は今の車でもやはり暖機は必要というのは事実です。では、暖機をしないとどうなるのか、という質問に対しては、別にやらなくても、一般的に車の寿命とされる十数年なら大きな問題が出ないというだけで、確実に調子を落とすことに繋がります。プロのアスリートも協議に入る前は、必ずウォーミングアップをしっかりします。なので軽くてもいいので、準備運動としてやったほうが故障も回避でき調子は持続します。

 

消耗品の交換や定期点検は必須

消耗品の交換は定期的に行うことをお勧めします。現在の車は消耗品はかなり減っていて、メンテナンスフリー化がかなり進んでいます。逆にそれでもまだ残っている部分はとても重要度が、増しているという事なのです。特にオイル交換など、定期的なメンテナンスは必須です。ただ、どのメーカーも上質なオイルを使うようになり、とあるメーカーの車なんかは、25,000㎞オイル&フィルター交換不要なんてのもあるので、かなり経済的には、なっているようです・・・。また、そのほか塗装を守るためには、ワックスやコーティングがけもとても大切なメンテナンスです。最近の塗装は質が上がり輝きは長く続きますが、塗装が樹脂であることに変わりはないというのも事実です。なので、長い目で見ると、ワックスをかけるとかけないでは大きなさがでてしまうのです。

 

最後に

今回は、主に車のメンテナンスについて書きましたが、どんなものでも大切に扱うとたいてい長持ちするという事です。少しでもイヤになってきたり、面倒臭くなってくると必然的にぞんざいな扱いになるのです。これからは、車に限らず気に入った物で永く持ちたいものがあれば、それぞれの扱いやメンテナンス方法を熟知してず~っと自分の側において置きましょう。