松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貯蓄の目標を100万円にする理由

 

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実を言いますと、僕の会社も今日からお盆休みです。今日、明日、明後日、明々後日と4日間の夏休みです。本来子供が、小さいと色々遊びにつれて行くところですが、幸い娘も高校生なのでその心配はなさそうです。なので、自分の為だけの時間が過ごせそうです・・・。とにかく外に出ると僕の場合お金が出て行きぎみになります。特に今月は、かなり使い過ぎたので、この4日間、極力外に出ずひたすらウクレレの腕前を上げるべく猛練習でもしようと思います。それでは、本題に入ろうと思います。そもそもお金を使わなければ、減ることも無く逆に貯金さえできてしまいます。と、理屈はそうですが、実際はなかなか簡単に行くものでは、ありません・・・。そこで今回は、貯金のテクニックについて、何時もと少し違う角度から調べて見る事にしました。

 

さしあたって貯金の目標額は100万円にして見よう

正直、10万円だってなかなか貯まらないのに100万円なんて絶対に無理・・・。 という人もいるでしょう。もちろん1カ月×万円、ボーナス分も合わせて半年で〇〇万円、などと細かく目標を設定した方が、出来る気がするという人は、それでもOKでしょう。でも本気で貯めたいのなら、さしあたって目標額は100万円にしてみまよう。

 

基準はいざという時の役に立つ金額

なぜ100万円かと言うと、たとえば目標を3カ月で10万円としたら、一般的考えとして、そこがゴールのように思えて気持ちが緩んでしまうからなのです。貯金ゼロの時点から考えれば10万円を貯めたのは凄いと言う事になりますが、残念ながら10万円では「いざ」という時に貯めておいてよかったと思えるには少々足らない様な気がします。要するに、まとまったお金の基準は、やはり100万円なのでは無いでしょうか・・・。

 

何といっても100万円なら気持ちに余裕ができる

貯蓄目標額を設定する時、100万円以外にも生活費の最低3カ月分という考え方があります。というのは会社員の場合、自己都合で退職すると失業保険は7日間の待機期間+3カ月の給付制限期間が終わらなくては受給することができないのです。なので約3カ月は無収入になってしまう為、まずは生活費の3カ月のお金を貯めておこう・・・。となる訳ですね。考えてみて下さい。100万円は給料の手取り金額が30万円程度の人にとっての約3カ月分です。もちろん人によっては、100万円では3カ月分に足りないという人もいるでしょう・・・。それでも多くの人にとってはいざというときの備えになる金額が100万円なのです。このお金が手元にあれば、たいていの人は、気持ちに余裕ができると思います。因みに夫婦ゲンカの原因ランキングでも、上位に挙げられることが多いのがお金だそうです。とにかく貯蓄が100万円あれば、お金のことでの夫婦ケンカも減るかも知れませんね・・・。

 

お金を貯めるのが楽しくなればしめたもの

どんな事でもそうでしょうが、何かを続けようと思っても、目に見える効果がないとモチベーションをキープするのはなかなか難しいものです。お金を貯めようという気持ちが、グンとアップする転機になるのが一声100万円なのです。家計管理ができない人の傾向のひとつに、預金通帳を記帳しないということがあります。潜在意識の中に、残高が少ない通帳を見たくないという気持ちがあるのかもしれませんね。ところが100万円貯まると、記帳するのが楽しくなるはずです。10万円の単位だった残高が100万円の単位になるということは、6ケタの数字が7ケタになるだけのことなのですが、なぜか数字を見たときの気持ちに大きな違いが出てきます。「,(カンマ)」が2つ入った数字が記帳されると、残高が増えることが楽しくなり、貯蓄意欲がアップするのです。  貯められる人になるためには、この達成感が重要なのです。

 

やれば出来ると自信が付く

コツコツ積み立てをして貯蓄100万円を実現すると、まとまったお金が手元にあるというだけでなく、計画をきちんと実行できたことでなにより自分に自信が持てるはずです。お金を貯め始めた時は、買いたいものをガマンしたり、細かい節約をすることにストレスを感じる事もあります。それでも100万円貯められると、自分のお金の使い方は間違っていなかったと実感でき、節約のストレスを感じる事無くお金が溜められるでしょう。

 

最後に

100万円の壁を超えれば、自分も貯められる人として今までと違うものの見方が、出来るはずです。まさに為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけりこれは上杉鷹山が家臣に向けて詠んだ歌です。『人が何かを為し遂げようという意思を持って行動すれば何事も達成することができる。結果が得られないのは、人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ』と言った鷹山のように、何事も諦めず強い意志を持って行動すれば良い結果を得ることができるのではないでしょうか。

上杉鷹山とは
  • 「なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも」の名言を残した
  • 米沢藩の窮地を立て直した
  • 現代にも通じる政治手腕を発揮した
  • 今なお山形県米沢市民の心に深く息づいている

そして江戸時代中期の米沢藩主です。