松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

自分来るチャンスを粗末に扱わない

 

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昨日の花火大会は、ある消息筋(僕の奥さん)から聞くと大成功だったようです。昨夜は、差ほど蒸し暑くも無くそのくせ風もなかったのできれいな花火が上がったそうですよ・・・。そういえば世間では、お盆休みのところも多いのではないでしょうか、恐らくほとんどの会社関係は、昨日くらいから休まれていると思います。それが証拠に今朝起きて近所周りを見渡した時にやたら見られない車があっちこっちに路上駐車していたり普段ガラガラの駐車場が、これもまた、知らない車で埋まっていたからです。「みんなお盆休みで帰って来ているんだな~・・・。」と思ったわけですね。

ところで、お盆前にボーナスも出て前から欲しかったものを購入した人もいれば、ボーナス払いに充当した人もいるでしょう。そうかと思えば、堅実に全て貯金という倹約家もいるでしょうね・・・。それにしても長く勤めているわりには、なかなか所得が上がらないなんて人も世間にはそれなりにいるのではないでしょうか・・・。それでも人生を全うする為には、稼ぎ続ける、即ち何らかの形で働き続けなければなりません。そこで今回は、稼ぎのいい人は、チョッと置いておいてそれほど稼げていない人について良い手が無いか、考えてみたいと思います。

 

年収が低い人はリスクを背負うことを嫌がる

いきなりですが、仮に年収が300万円の人がいたとします。その年収300万円の人は、自分には色んな意味でチャンスが回って来ないと何時も嘆いていました。 しかし年収1億円の人は、世の中は、溢れるほどにチャンスがあると考えています。この差はいったい何でしょうか。これは、今の僕にも言えることですが、まず年収300万円の人は、何かあるとすぐにリスクを探し、前に出ず、その場に踏みとどまろうとします。そしてそういう人に限って、リスクを見つけるのが非常に上手いのです。とにかくできない理由を探すのが、天才的に上手なのです。そして、なによりリスクがあるものはイヤなのです。そうなると当然苦労するものはイヤだと言う事になります・・・。あとそういう人は、面倒くさいものはイヤに違いないのです・・・。ようするにそんな限りなくネガティブな発想を持っているっと考えられます。

 

探さなければ見つからない事を早く自覚する

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たとえば、トレジャーハンターをイメージしましょう。海では、沈没船・海底遺跡。また山や廃墟、それに遺跡など、到底人の手の入ることのない場所に足を運び、遺された財宝を探す、もしくは探し出すことをおもな目的とする人たちです。要するに、そんなトレジャーハンターでも、宝物は探しに行かなければ見つけられないのです。そもそも簡単に見つかるところにあるなら、とっくの昔に誰かが掘り当てているはずですからね・・・。そういう価値のある宝物は、ジャングルの奥地や海底深くといった難易度の高い場所にあるからこそ、誰も探しに行かないし、すぐには見つからないのです。

 

まだ沢山何処かに眠っている宝物

だからこう考えるのです。自分にとっての財宝や宝物は、まだまだ何処かに眠っている。つまりチャンスとは、リスクとか困難というカモフラージュの中に存在していると・・・。そして自分は、責任やプレッシャーというリュックを背負ってそれらを探し見つけるのです。手ぶらで行ったとしても、仮に見つけたところで道具が無ければ、発掘する事も持ち帰ることも出来ないのです・・・。

 

足元の宝物でさえ見つけられない人

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厳しい事を言うようですが、チャンスがないという人は、無意識にそういう機会から逃げているのかもしれません。あるいは周囲の人の様子を見てから自分の態度を決めるというヤツです。俗に言う「石橋を叩いて渡るはずが、叩き過ぎて橋を壊し渡れなくなる・・・。」くらい慎重かですね。なので、それがチャンスだとわかった時は、他の大勢の人も殺到しているから、その時点では、もうすでにチャンスでは無くなっているのです。そして、決まってこう嘆くのです。「自分はチャンスに恵まれない・・・。」ということになる訳ですね。

こんな話があります。株価が低迷しているときは雑誌は売れず、株価が高くなるとそれまで売れなかった雑誌が、売れ始めるそうです。多くの人が、投資のセオリーとはまったく逆の行動をしていることがわかる瞬間でもあります。

たとえば、年収が1億円の人は、発想が逆で、まずリターンを見るそうです。リスクがあっても、それをひとつひとつ解決する方法を考えるのです。あるいは乗り越える度胸があるのもそのひとつでしょう。なので、普通みんなが躊躇(ちゅうちょ)しているマーケットにいち早く飛び込めるのです。投資は安いときに買うというのを、ビジネスに置き換えると、競合が少ないタイミングで参入できる。なので、結果的に大きく刈り取ることができるという訳なのです。

 

最後に

以前にも書きましたが、槍も盾も持たずアフリカの草原を歩いていてライオンが、いきなり襲いかかってきた瞬間ライオンに対して、「ちょっとまって!今から槍と盾を取りに帰るから襲うのを待ってください・・・。」は、通りません。備えなかった自分が悪いのです。「まさか・・・思わなかった。」は、命取りなのです・・・。したがってせめて「まさか・・・思わなかった。」と「根拠無く大丈夫かなと思っていた・・・。」せめてこの2つの考えを自分自身から取り除ければ、足元の宝物どころかみんなが、見つけられない宝物を発見できるトレジャーハンターに一歩ずつ近付けるかもしれませんね・・・。