松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

眠れないほど不安になる財布の中身

 

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以前僕は、事業をしていたことがあり、一時資金繰りに大変苦労した時期がありました。当時若かった事もあり「ま~何とかなるやろ、それに命までとらへんやろ・・・。」と自分に言い聞かせその場を乗り越えてきました。幸い僕の場合繊細なわりに夜は、なぜかぐっすり眠れていた気がします。それでも、お金の問題で睡眠があまりとれないという人もいると思います。苦しいながらに支払えているうちは、まだいいですがいよいよ支払いも滞り居留守を使うようになると、自宅の呼び鈴を鳴らす人は、全て取り立て屋に見えてくるようになり怯えて生活をしなくてはなりません・・・。しかしながら、すぐ解決するようなそんな甘いもんでもありません。世の中のFC(ファイナンシャル・プランナー)さんたちも良かれと思いいろんなことを提案してくれますが、そこは絵に書いた餅と言うか、誰にでも当てはまるものではなく全てを鵜呑みに出来ないのが、正直なところかもしれません。

 

お金の悩みは万国共通

海外のお話になりますが、最近あまりよく眠れないという米国人が増えているそうです。アメリカ合衆国のとある金融情報サイトの調査によると、回答者の約7割が、心配事があって眠れないときがあると答えているそうです。そして、その主な心配事の約4割がお金にまつわる問題だそうです。また、別の調査期間では、成人のうち約9割が、お金の問題でストレスを感じることがあると回答したそうです。さらに、このうちの約3割が、常にストレスを抱えていると答えているそうです。普段から毎月の給料を使いきってしまうような生活をしているという人は、およそ5人に1人だ。そして、3分の2以上が、過去2年間のうちに少なくとも1回、次の給料日まで家計をやりくりするために、貯金を取り崩したことがあるといいます。そこで今回は、お金の悩みで眠れない時に使えそうなアドバイスをまとめてみました。

 

まずは理由を明らかにする

具体的に何が心配なのかを明らかにすることが重要です。根本的な原因を見つけるために、自問自答し続けることで解決の糸口を見つける。原因を特定できれば、対処するための具体的な戦略について考えることができる。たとえば、お金が不足するのが心配なら、貯蓄率を引き上げ、投資に向ける金額を増やすことを検討するという感じで対策を講じるようにする。

 

商品のように棚卸しをしてみる

未知のものを恐れることも、ストレスの原因のひとつです。収支を確認して家計の状況を把握し、実際にどれだけの金額が手元にあるのかを理解するようにしましょう。基本的に毎月お金がどこに消えているのかを理解することは、日常生活において当然知っておかなければならない数字です。また、知っていて、それを意識しているだけで、ストレスを緩和することに充分なるのです。したがって、お金を商品にたとえ在庫管理をしっかりするのです。

 

完全オートメーション化を図る

毎月一定の金額を自動的に、クレジットカードの利用代金の支払い用に振り分けたり、一定額を週に1度、自動的に貯金に回したりするように設定しておくことを検討する。要するに自動振替や自動積立を設定しておけば、計画が狂うことがなくなるからです・・・。口座(の残額)を常に気にしていなければならないというストレスからも解放されることになるのでまさに一石二鳥です。

 

不測の事態に備える

予期せぬ出費について不安を持つことは、大きなストレスとなります。多額の医療費や修繕費が突然、必要になった時に、どうすればいいのでしょうか・・・。そういう時の為に3~6カ月分の生活費を含む緊急時のための蓄えは、いざというときに役立つだけでなく、大きなストレスがかかる状況下でも、心の平静を保つことができる思います。また、緊急時用の蓄えのために、いつも使っている貯蓄口座とは別の口座を作っておく事も検討しておきましょう。

 

何事にも予算を組む

予算を組んでおけば、神経質に口座残高をチェックする必要がなくなります。それに予算管理は確かに節約するという側面もありますが、考え方によっては、予算の範囲内であれば自由にお金を使えるということでもあるのです。何にどうお金を使っているのか、管理ができていれば、別段問題は無いでしょう。

 

最後に

ストレスを感じている時、自分が置かれた状況以外のことに目を向けるのは難しいかもしれません。しかしながら、困っている人のために時間を使うことは、自分が抱えているストレスから気持ちをそらしてくれるという点で価値があります。自分が、どんな状況にあろうと、上を見ても切が無いですが、下を見ても切りが無いです。自分以上に辛い思いをしている人は必ずいると思い。自分の周りにある問題をひとつ、ひとつ解決していきましょう。