松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

理想のキャッシュレス生活を目指す

 

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台風24号が、いよいよ上陸間近です。しかしながら正直台風は、もうお腹いっぱいです。おまけに25号も発生したみたいで、いつになったら平和な秋が訪れるのでしょうか・・・。さて、今回は僕の中でも着実に進んでいるキャッシュレス化。しかしながら未だ、便利か不便かよく分からない状態ですが、いるのが現状です。そこで出来れば時流に乗り遅れないためにも理想のキャッシュレス生活について考えてみることにしました。

 

キャッシュレス化は確実にメリットがある

クレジットカード会社の大手である某クレジット会社の調査によれば、キャッシュレス派現金派のあいだには、なんと貯金のペースは2.7倍もの差があったそうです。男性の場合、キャッシュレス派は、年105.3万円、そして現金派は、36.1万円の貯金額であったので2.9倍となります。そして女性の場合は、キャッシュレス派は、年68.0万円、そして現金派29.5万円の貯金額であったので、2.3倍となったそうです・・・。

ここでいうキャッシュレスについては、自分でそう思うかが定義なのですが、おおむねクレジットカードを使う。もしくは、電子マネーを使う。銀行口座から直接引き落とすデビットカードを使う。などが、その選択肢となっているようです。確かに貯金のペースが違うと言う事は、長期で考えるほど貯まる金額もまったく違うものになりますが、クレジットカードVS現金。あるいは電子マネーVS現金。かで、どうしてそこまで貯蓄金額が変わってくるのでしょうか・・・。

 

クレカを使ってお金が貯めるからくりに迫る

 

冷静に考えて確かに、安易な電子マネー、クレジットカードの利用は、場合によって使いすぎる恐れもあります。そしてクレジットカードは高額決済に、電子マネーは少額決済に使われがちなのですが、実際に財布からコインやお札を出して誰かに渡す、という感覚が生じないので、ある意味お金を使った感じを得ない消費という見方が出来ます・・・。確かに小銭入れの小銭が出て行くと「財布が軽くなった」とよく言いますが、その物理的な違いが感覚的に節約を促す効果としてはそれはそれでゼロでは無いと思います。たとえば、1万円札が9000円に崩れたとき、「使ってしまった~・・・。」という感覚を持つことも、やはり節約を自分に印象づけたりする事もあるからです。それでは、電子マネーやクレカを使えば、お金が貯まるというのは些か早計にも思えます。そうなると、なぜそんな前述したような調査結果で違いが出たのでしょうか。

 

貯めると言う意識の違いに貯蓄率の差が出る

興味深いのは別の問題に違いがあることです。キャッシュレス派と現金派のあいだで「お金の管理は得意か」とする質問に大きな差が出ています。キャッシュレス派では54.8%が自信ありとしたところ、現金派は39.7%と低くなっていたそうです・・・。確かにキャッシュレス派になるためには、電子マネーやデビットカードの仕組みを知ったり、活用法を考える必要があります。また、最初の手続きをする必要があっても、それを乗り越えるだけの意識もある訳です。こうした人は恐らく、様々なアプリを使いこなして自身の台所事情を把握し節約にチャレンジしたり、複数の銀行口座を意識的に使い分けてATM手数料を絶対に払わないよう工夫をしたりしていると思われます。

これに対して言うならば現金派というのは、見方を換えれば「何もしていない」とも見て取れるのです・・・。いずれにしても、双方のお金を管理し貯めるという意識自体も違いがあると言えるような気がします。

 

最後に

現代の社会において、もはや現金は、一番割高な買い物方法となっているようです。なぜならクレジットカード決済には0.5%以上のポイント還元があり、電子マネーも0.5~1.0%相当のポイント還元があります。またプリペイドカードを使って決済すると、チャージのときにポイント付与があったり、利用時に割引があったり、利用時にポイントが貯まったりする飲食店もどんどん増えてきています。なので、今現在現金主義の人もまずは、お得感覚から電子マネーを使いはじめてみてはどうでしょう。

ひょっとすると新たなお金の流れが生まれ、もっと早く始めれば良かったと思うかもしれません。そして近い将来キャッシュレスのファミレスがオープンしていたりと、世の中の流れは現金よりキャッシュレスに移行しつつあります。遅かれ早かれ完全にキャッシュレス時代に突入するわけですから、早めにキャッシュレスを試してみては決して損な決断では無いと思います。2.7倍とはいかずとも、貯金額が今より確実に増えるかもしれませんよ・・・。