古きよき時代に思う人となり

 

　まだ12月入ったところなのにやたら忙しくて困っている今日この頃です。貴重なスタッフが諸般の事情で二人も辞めてしまいその穴埋めに振り回されているのです。おまけに12月は、会社にもメーカーに提出する書類が沢山あり営業と資料作成に夜遅くまで翻弄されています。それでも何もすることが無い窓際に追いやられるより、ましと考えた方が良いかもしれませんね･･･。

浪花節的なお客様が少なくなったような

　最近何となくですが、誰かの顔を立ててとか、いつもお世話になっているとかで特定のお店での買い物が、少なくなってきている気がします。未だにそれが続いているお店があるとすれば、地元に密着した小さな電気屋さんくらいではないでしょうか･･･。そして、そんなお店のヘビーユーザーといえば、お爺ちゃん＆お婆ちゃんなのです。

お金がそこそこあり、家電に滅法弱く1から10までやってくれる。地域密着型の店員をこよなく愛している人たちなのです。なので、テレビのリモコンの電池が無くなれば、電気屋さんに電話をして、交換してもらう電球が切れても、自分で換えず電気屋さんにしてもらう･･･。という感じですね。ただそれがあるからこそ。何か家電に不具合が、発生した時は、電気屋さんの言うとおりお任せで、買い物を躊躇無くするのです。それが証拠にそんなお家の家電は、結構最先端のハイテク家電が、揃っていたりするんですよね･･･。でもそういう信頼関係のあるの良いと思いませんか･･･？

価格が全て何なら自動販売機でも

　今は、インターネットで買えない物は、無いでしょう･･･。モノが間違いなく価格さえ安ければ、自動販売機でも買っちゃう勢いです。そんな買い方の購入の決めては、レビューなんかの星の数やコメントでしょう。直接お店に行ってお店の人とのやり取りから満足感と一緒にモノも買う何て事は、全くの論外になってしまった様な気がします。ただ、買い物の方法に優劣は、ありませんが満足という無形なものにお金と時間を使うのも、それはそれで楽しいと思うのは僕だけでしょうか･･･。

されたら嫌なことは人にはしない

　普通、自分がされたら嫌なことは、人にはしません。きっと自分に子供がいたり後輩がいても同じようにそう教えるでしょう。なのになぜか、大人になるとそれを平然とやってのける人が希にいます。恐らく罪の意識が薄れてくるのでしょうか、「これくらいは、許されるでしょう･･･。」のストライクゾーンが、まあまあ大きいのかもしれませんね。ただされた側は、そうは感じないことが多いです。即ち、完全にストライクゾーンのサイズに誤差が生まれているのです。なので時々そんなキャッチボールをする時は、ストライクゾーンのサイズを確認することが大事かもしれませんね。

最後に

　僕は、長い間販売も含め接客業をしてきましたが、お客様でも、友人でも、近所の人にも何かもてなすような案件が起きた時、２つの気持ちしか無いと思うのです。それは「この人には、やってあげたい･･･。」と「この人には、絶対やってあげない･･･。」です。なので僕は、いつも「やってあげたい」と思われるようになれればな～と思っています。ま～簡単なようでなかなか難しいですけどね･･･。