近寄り難い話掛け辛い距離を置かれる人とはどんな人？

　僕は、昔から第一印象が悪くは無い方だと自分で勝手に思っているのですが、僕の奥さん曰く「あんたは、人を寄せ付けにくい空気を持っている･･･。」とよく言われています。長い間、販売に携わる仕事を続けてきたのでそんなはずは無いと思っているんですけどね･･･。たとえ心の奥底で「コイツ嫌い話したくも無い。」とたとえ思っていても超フレンドリーに接する事ができ、1ミリも見破られる訳が無いはずなのに不思議です･･･。そこで今回は、自分が無意識のうちに近寄りにくいとか、話しかけ辛いなど微妙に距離を置かれる行為について考えて見たいと思います。

話しかけられる人とそうでない人の違い

　職場や学校、出会いの場などで、なぜかよく話しかけられる人と、話しかけられない人がいます。「なんで◯◯さんの周りには人が集まるんだろう･･･。」とか「なんで私は職場の輪の中に入れないんだろう･･･。」もしくは「なんであの人ばかりみんなに食事に誘われるんだろう･･･？」ま～声を掛けられない人と言うのはそれなりに理由があります。それは、単純に「あの子は可愛いから」とか「話が面白いから」ではなく、どうやらそう思う自分の行動にあるのかもしれないのです。

人から見てダルそうな座り方をしている

　話しかけられやすい人と話しかけにくい人の差は、以外にも姿勢にあります。まずは、椅子の座り方を思い浮かべてみましょう。背もたれに寄りかかってふんぞり返っていたり、猫背で丸まっていたり、もしくは机にグッタリと伏せていたり、足を前に投げ出したり、いかにもダルそうな態度で座っている場合は、恐らく話しかけられないでしょう。 当然、まわりも無意識に不快に感じ、当人に対しても機嫌が悪いのかなと勘ぐっても不思議ではありません。そこで正しい座り方のコツとして、椅子に深く座らないようにしましょう。浅く座ると背もたれにもよりかかれないので、椅子に浅く座ると簡単に背筋が伸び、すっとして見えます。逆に、ドシッと腰かけた姿勢だと、それだけで心情的に距離ができ、相手は壁を感じてしまうのです。慣れないうちは疲れるかもしれませんが、習得すればバンバン話しかけられるかも･･･。

何気に自分の無表情な顔を見られた時

　顔の表情が周囲に与える影響は甚大です。しかも、自分では普通の顔いわゆる真顔のつもりでも、まわりからすると怖い顔や、しかめっ面になっているかもしれません。パソコンやスマートフォンをガン見していると、眉間にシワを寄せた怖い顔になっていることは誰にでも有りえます･･･。 そうすると、事情を知らない周りの人は、今はすごく忙しいのか、もしくは今、話かけて欲しくなさそう･･･。と思うでしょう。なのでせめて、難しい顔はしないことを意識するようにしましょう。できれば、好きな相手にメールを送る顔のイメージで、少し口角をあげて微笑むような顔を心がけましょう。そうすれば、「いつでも、何かあったら声をかけてくださいね」というメッセージを伝えることができますよ。

人前でのうつむき姿勢に要注意

　まわりが知らない人ばかりの場所へ行った時、 つい下を向いたり、スマートフォンをを見たり、本を読んだりと無意識のうちに、自分に話しかけないでオーラが出ているのではないでしょうか･･･？そして実際そういう風に人に見えてしまっているのです。人は誰しも考え事をする時に、ついついうつむいた姿勢になるものです。腕を組んで、「ウ～ン･･･。」となっているシーンをドラマや映画でよく見かけますよね。要するに、うつむき加減になると人目には、自分の世界に入っているように見えるのです。なのでそんな時は、なるべく正面より上に目線を持っていくようにしましょう。公共の場所に設置してある掲示板を見たり、電車なら景色や中づり広告などを読むようにしましょう。とにかく一人でやる事が無い場合は、それらの掲示物などを読むようにして、前を向いてみましょう。

返事は相手の顔を見てするように

　たとえば、上司から用事を頼まれた時に、パソコンを見たまま、「はい、わかりました」と返事をしている人が中には、いるかと思いますが、これは止めた方がいいでしょう。相手が話しかけてきた相手の顔を見て、相手に頼まれたことを反復してみましょう。仮に忙しかったとしても、手を止めて目線を送り、一言発するだけで印象は、全然違うと思います。相手を見ずに返事をすると、人の話を聞いていないのでは･･･？という疑問と不満が生まれ、万が一、聞き間違いやミスが発生してしまった時に、「ちゃんと聞いてないからだ！」という、叱責を受けることになります。従って常日頃からしっかり相手を見て受け答えするよう心掛けましょう。

最後に

　少し意識や行動を変えるだけで、人との接点も変化します。勿論一度や二度のアクションで直ぐに周りの人の態度が変わる訳ではありませんが、とにかく忙しくても相手の顔を見て返答したり、同じ部署の人が外回りから帰ってきたら「おかえりなさい」と言ったり、ふとしたときにスッと背筋を伸ばして正面を向いているなど、それらの積み重ねが、いずれ話かけやすい人になり、話しかけたい人に変化して、新しい出会いにも繋がっていくのです･･･。それは、自分だけでなく、まわりにも意識が向けられる人であり、まわりを見る余裕のある人だと認識され、それが知らぬ間に拡散されていくからなのです。心当たりのある人は、是非一度トライしてみて下さい。