松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

今後の人付合いで人生が大きく左右する訳

 

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 先日久しぶりに昔の友達から連絡がありました。開口一番「お~、久しぶり!それにしても懐かしいな~・・・。」で始まり10分くらい雑談をした後に「ところで、なんの電話?」と問いかけたところ、その友人曰く「飲み屋に電話を忘れてそこに連絡すべく一緒に飲んでいた友人の電話番号を教えて・・・。」との事でした。「なんじゃそりゃ?」とも思いましたが、同時に微笑ましくも感じました。「ま~昔から便りの無いのが良い便りと昔から言うし何か大変な事が、あって電話がかかって来るよりましか・・・。」とささやかな旧友との会話を楽しみました。そこで、今回は生涯幸せに全うする為の大切人付き合いについて考えて見たいと思います。

 

お金の絡む嫌な人間関係は断ち切る

 人生永く生きるに対して当然お金を心配する人はとても多いと思います。そしてお金と同時に大切な財産なのが「人」、即ち人間関係ではないでしょうか・・・。豊かな生活を送るためには、心地よい人間関係があってこそ成り立つものです。そういう意味でも大切な財産をどのように築くのか、またどうして守っていくのか、更には心の貧乏にならないための人付き合いをどうして行けば良いのか色々と考えてみました。

 因みに僕の場合は、小さな頃「お金持ちより人もちに成りなさい。」とよく母親に言われていました。一時は、「それは、無い者の負け惜しみや!」なんて思っていた時期もありましたが、今どっちも大事だと痛感しています・・・。

 

「血は水より濃い」まずは家族の関係を大切にする

 自分達もいつか歳をとって老後を迎える頃になると、お金を残せる家庭に起こるのが相続問題です・・・。自分の財産をどのように引き継ぐのかも大切ですが、親の財産をどのように引き継ぐのかも重要なことです。それぞれに思いはあると思いますが、基本的には法定相続分で分配することを心がけましょう。たとえば、揉めたくないから要らない・・・。なんて相続を放棄する人もいますが、家族はどのように考えているのかも考慮して決めることが大切かもしれません。また、僕には今のところありませんが、自分の財産を引き継ぐときにも公平に法定相続分で引き継ぐように遺言書を残すなど、家族間で喧嘩のないように平等な分配を一応考えておきましょう。

 また、現実問題引き継ぐ方としては、明確な理由なしに特定の家族に多くの財産を引き継ぐのは、自分が旅立った後の家族関係を壊しかねません。特に家族の場合には、年齢を重ねたときに起こる介護問題などもありますので、いつでも協力し合える態勢を整えておく為にも、公平を心がけることがポイントです。
 

本当に必要な人との人間関係を構築する

 自分の身の回りを振り返ると、幼馴染、学生時代の友達、職場の友達、趣味の友達、病院通いの友達など、社会生活を送るなかではいろいろな関わりを持つ友達がいるはずです。そして、それぞれに人間関係が成り立っていることと思います。そこでここは、あえてシビアに考えるのです。これらの友達は、生涯付き合っていく友達なのか? 付き合っていきたい友達なのか?ということです。もう少し詳しく説明すると、年齢を重ねるごとに人間関係を築いていくのは難しくなります。
辛いとき、楽しいとき、一緒に悲しんでくれる人、喜んでくれる人がいることは、大きな財産のひとつです・・・。友好な友達関係を続けていくためにも、こまめに連絡を取るなどの近況を分かち合うことが大切かもしれません。特に友達が多い人の場合、惰性で付き合っている人も恐らく何人かは、いるはずです・・・。確かに年齢を重ねると友達と逢う時間は貴重なものです。それでも自分の将来の為に、心を鬼にして人間関係を整理することも一応考えてみてはどうでしょう。
 

最後に

 そういえば、目に見えない財産で大切なものがひとつあります。それはズバリ生きがいだと思います。少し先の話かもしれませんが、社会人としての現役生活を終えて自由に暮らしはじめた時、目標や目的がない生活では絶対楽しく無いと思います・・・。自分にとっての生きがいはいったい何か?を早い段階から考えておくに越した事はないでしょう・・・。たとえば、登山が趣味であれば、いつ、誰と、どのような山に登るのか・・・。とか、旅行が趣味であれば、どこに、誰といくのかなど、充実した生活を送ることに大いに期待が持てます。また、趣味が生きがいの人にとっても、共に過ごす友達は大切な存在になります。自分の人生を寂しくないものにする為にも、良い友人を沢山見つけておきましょう。これからの人生心が満たされなければ、本当の豊かさを感じることは難しいと思います。誰かと幸せを分かち合うか?ともに歩むためにも人間関係を大切にしていきましょう。