松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

人生の第四コーナー貧乏と感じた瞬間

 

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人生を競馬に例えた場合トラックのコーナーは、全部で4つあるかと思います。そこで自分は、いったいどのコーナーにいるのか、考える事があります。そして今自分は、確実に第四コーナー(最終コーナー)を出たところにいると思っています。あとは、ゴールまでムチを入れながら全力疾走するだけです。但し、そんな時に磐石な体制でレースに望めれば問題ないのですが、人馬一体の中、どちらかが体調不良を起こしていたり万全でなかったり、するとゴールで大いに悔いが残ります。そこで今回は、悔いの残らないレースをするにはどうしたらよいか考えてみたいと思います。

 

もしお金がない時、見直せるものは全て見直す

仮に50代で貧乏だったら、どうすればいいのでしょうか。定年退職が見えてきて、焦りがある人もいるかもしれません。しかしこの年代の多くは、そろそろ子どもが巣立ち、教育費など子ども関連の費用がかからなくなる時期でもあります。そのため今はお金がなくても、これからが老後に備えての貯め時と考えられます。それに中学もしくは、高校から私立に通わせたりして想定外の教育費にローンを組まれたりする人は、子供が卒業しても支払い続けなければならないケースもあります。そこでまず最初に生命保険など、大きな保障額は不要になるので見直す必要があるでしょう。また、専業主婦の奥様も仕事に復帰してダブルポケットとで、貯蓄のペースを加速さすのもひとつの手です。

 

確実に下がりだすゴール間近の所得

ただし50代になると昇進昇格なども先が見え、勤務先の給料アップを目指すのはなかなかハードルが高くなります。それに企業によっては、徐々にベースダウンすることも充分ありえます。ではどうやって収入・貯蓄を確保するかを考えましょう・・・。よく言われるのが、やはり資産運用でしょう。この年代に株式投資などで資産運用をするのにはそれなりにリスクが伴います。ただでさえなけなしの資金ですから、もし損失が出ても取り返すには時間が足りない可能性があるからです。老後の生活設計を狂わせないためにも、元本が変動しないもののほうが望ましいと考えます。

 

リスクが伴う投資も手段のうち

リスクを取って挑戦するのであれば、ひとつは不動産投資というのがあります。なぜかといえば、投資ローンは徐々に引き締められてきているとはいえ、都心部の区分マンションでは、まだローンが組めるからです。もちろんリスクはあります。それにとても初心者にはリスクが高すぎます。メリットとしては、資金が少なくても始められ、定年退職と同時に完済するように設定しておけば、借入年数が短いため現役時代はほとんど手残りはありません・・・。場合によっては、若干の持ち出しがあるかもしれません。それでも完済後は毎月の副収入になります。また、戸建てに住んでいる人であれば、そろそろ大規模修繕が必要になってくる頃かと思います。我が家もそうですが、屋根とか外壁水周りが主な所です。たとえば、駅から近いなど条件が良い場所であれば、子どもが巣立って物置になっている2階部分を賃貸仕様にリフォームして貸し出し、賃貸収入を得るという方法があります。今は、リフォームローンも借り易いようですし、ついでにバリアフリーにすれば補助金も出ます・・・。

 

避けて通れない問題は早めの行動がベスト

あるいは、早い人はそろそろ相続のタイミング。そこで、家族間で合意を得る必要はありますが、親の家を相続するという方法があります。自分の親だけでなく配偶者の家もありますから、定年退職後は自分の家を売ってそちらに住む、あるいは逆もできる。親が健在でも、同居して介護できたほうが安心という人もいるでしょう。「縁起でもない」と嫌悪感を示す人もいるでしょうが、相続は必ずやってくるものですから、親が健在なうちに親の財産を確認しておくのが、トラブルも回避できスマートです。それこそ親が認知症になってからでは法的手続きが面倒でモメる原因にもなりかねません・・・。

 

最後に

出不精にならず、なるべく外に出て、旧交を温めておくことも大事な事です。いろいろ動いてみたものの定年退職後は職がないという場合、かつての友人や知人から「ヒマならウチに来る?」というお誘いがないとは限らないからですからね・・・。それに65歳を過ぎれば、民間の就職あっせん業者やハローワーク経由などでの就職はなかなか難しいものがあります。そんなときにモノを言うのが横のつながりによる縁故採用です。たとえば、同窓会生もそうですが、今まで出会った人との交流を復活させておくのも、リスクヘッジの方法としてこれからのとるべき手段ではないでしょうか。