今こそ自分にとって大切なものを見直す
連日報道されるコロナウイルス関連のニュース。さすがに僕もチョッと不安になってきました。それでも僕たちは頑張ってこの出口が見えないトンネルをいかにモチベーションを下げずに突き進むかがとても大切なことだと思います。そういえば、昨日来店されたお客様に医療従事者の方がいました。そのお客様のお話によると「手洗いや、マスクの装着などの予防はもちろん大切ですが、一番効果的予防策は自身の免疫力を上げることです。それと6時間以上の睡眠と十分に栄養バランスの取れた食事、特にビタミンＣやビタミンＥの摂取が効果的ですよ…。」と言ってました。なので僕も頑張って睡眠と食事を今まで以上に気を配りたいと思います。さて今回は、こんな時期だからこそ改めて大切にしなければならない「幸せ」について考えてみました。
当たり前を見直すいいチャンス
一般的に思う「幸せ」のイメージはたいていの場合、お金持ちになりたいとか豊かな暮らしをしたい的なことを思っているのではないでしょうか。因みにそんな研究をしている機関が実際にあるようで、その研究結果によると明らかに「お金があれば幸福感が上がる」ことが判明しているそうです。しかし、本当に幸福感はそれだけで満たされるのでしょうか？確かにお金はあるに越したことはありませんが、ただあるだけでは、本当の幸せを得られたとは言えないと思います。そこにプラスアルファされるものがあって初めて本当の幸福感が実感できると思うのです。
幸せの基礎になるもを考える
そもそも幸せとは、建物同様に基礎となるものが重要です。頑丈な基礎でないところに立派な家を建てたところで所詮「張子の虎」あっという間に崩壊してしまうでしょう。本来建物は盤石な基礎であってこそ立派な家が威力を発揮するのです。なので人にもこの盤石な基礎が必要なのです。それは即ち「お金」ではなく「健康」なのです。みんなが大好きなお金も稼ぐためにはやはり健康な体がなければ、話になりません。なので当然稼ぐことができませんし、健康を犠牲にしてまでお金を稼ぐのが幸せか？というのも、間違っています。
よく食べてよく寝るが基本
しかしながらそうとは分かっていても、ついつい人は働き過ぎてしまうものです。とにかく「健康」というのはそれだけ大事なのです。特にその内訳の中で、睡眠時間の確保と運動習慣の維持は健康をキープするための最優先事項といってもよいでしょう。なので睡眠時間をおざなりすると間違いなく不幸になるうえ資産、即ち貯金までが減ることになるのです。また、運動習慣を持たない人はストレスが多く自覚のない不幸で貧乏になりやすい自分を作る傾向にあるようです。要するに、健康≦お金という考え方をしていると、そのうち不健康になり、不幸になり、そして最後は貧乏になるのです。
金持ちより人持ちになる
それともう一つ大切なことがあります。それはお金よりも、人間関係の方が大切だということです。そもそもお金を稼ぐために人間関係を犠牲にするというのは、大きな間違いです。恐らく多くのビジネスパーソンが、仕事の忙しさを理由に、友人づきあいを後回しにしているのではないでしょうか…。しかし、時には仕事を休み、友人との時間を優先することも必要です。アメリカの有名な心理学者によれば、人間関係をおろそかにすると、早死し、不健康になり、記憶力が低下するとまで発表しています。そう考えると、お金を稼ぐために、嫌な上司と時間を過ごすことはまさに最悪ことなのです。さらに言うと不幸の根源の多くは劣悪な人間関係にあるといいます。自分が本当に幸せになりたいなら、正しい意味での無駄な人間関係を断つ勇気が必要なのです。
最後に
要するに自分が幸せと思うようになるには、自分で自分の人生を決めるということです。自分の走る線路は、自分で敷くということなのです。さらに言えば、所得や学歴よりも、自己決定こそが幸せにつながることを意味するのです。つまり、お金を稼ぐために、他人に振り回されると、不幸になるということです。多少の収入を犠牲にしてでも、他人に振り回される仕事よりも自己裁量で仕事ができる仕事を選ぶ方が幸せになれるということなのです。「お金がすべてではない…。」なんて言ってしまうと中には「ないもんのひがみや！」という人もいるでしょう。それでも真実はやはり、お金がすべてではないのです。もちろんお金が大切なことは言うまでもありません。その証拠にお金があると幸福度が上がる。といった研究や、貧乏になると不幸になるし頭も悪くなるといった研究も存在します。だからといって、お金さえあれば全部が解決する…。と言うほど、人生は単純ではないと思います。くどいようですが、お金よりも大切なものだってあります。なのでお金よりも大切なものを、お金の為に犠牲にしないようにしましょう。そして今一度、幸せについて考えてみてはどうでしょうか
