本当の幸せは金持ちより人持ちにあり
今日は、昨日と打って変わって大雨の一日でした。オートバイを販売してる側としては、どちらかというとあまり好ましくない天気です。それが証拠にお客様の来店が、とても少なく悲惨でした。せっかくの日曜日だというのにホント寂しい話です・・・。さて今回は、そんな寂しいは、寂しいでもお客様が来ない寂しいというのではなく、もし友人が少なかったり、あっさりいない場合についての寂しさについて考えて見たいと思います。
意外に難しい大人の友だち付き合い
自分の胸に手を当てて気楽に付き合える友達が、いったい何人いるでしょうか・・・? 学生時代は、それなりに沢山いたとしても社会人になり住む場所も変われば、知らず知らずのうちに疎遠になり付き合う友達が少なくなるものです。もちろん社会に入ってからも友達はできますが、学生の時とはチョッと違うんですよね・・・。それでも残りの人生の方がだんぜん長いので、肩の力を抜いて付き合える人がこれからも増えていけば、心細くも無くたとえお金が無くてもそれだけで人生も活気に満ち、楽しいものになるに違いありません。
友達や仲間の新陳代謝
ライフステージが変わるごとに、友だちも多少入れ替わっていくことは、仕方の無い事です。親友だと思っていたとしても、結婚したらぱったり連絡がこなくなったり、転職したら、たちまち昔の仲間と飲みに行かなくなったなど・・・。ライフステージの転換期には、こんな寂しい思いをすることも新陳代謝として考えるといいでしょう。
それと、ひとつの友情にいつまでも執着する必要はありません。たとえば、学生時代の友達が一生の友達とよく耳にしますが、ライフステージや価値観が変われば、付き合いに溝ができるのは当然のことです。だからこそある意味友人でさえ一期一会の気持ちをもって接することに、意義があるのかもしれません。溝が出来たからといって、あわてて埋めようとせず、逆に自分たちが、違う人生を歩み始めたことにエールを送り合う事をお勧めします。
友達の多さは得手不得手にカギがある
それでは、友だち付き合いが苦手だったり面倒に感じたり、友だちが少なかったり、なかなかできないという人は、どうすればいいでしょうか。そこで とりあえず、人に好かれる人と敬遠されやすい人に、どんな違いがあるのかを分析してみましょう。
人に好かれる人
- ネガティブ言葉をあまり口にしない
- 気軽に人を誘うことをいとわない
- 普通に笑顔ができる
- 人の話を素直に聴ける
- いつも等身大の自分でいる
- 何事も純粋に楽しむことができる
敬遠されやすい人
- 物事を悲観的、批判的に捉えることが多い
- どちらかと言えば支配的に人と接する
- 他人を当てにしたり依存しやすい
- 常に時間的または、精神的にゆとりがない
- 何かと押し付けがましい
誰でも幼いころには、人に好かれる要素を持っていたはずです。しかし成長するにしたがって、傷つけられたり、挫折を経験することで、しだいに敬遠されやすい人に近づいてしまうのかもしれません。人は、敬遠されだすと、孤立感を感じだし、ますます自分の殻を硬くしてしまう傾向があります。とにかく少しずつでも勇気を出して傷つくことを恐れずに、他人とのふれあいを求めていくよう心掛けましょう。
気兼ねの無い友だち付き合いとは
今更ではありますが友だち付き合いというのは、お互いに心を開いて関わり合わなければ、信頼関係が生まれません。しかし、相手を大切に思うあまりにペースを合わせすぎたり、逆に振り回されていたのでは、本末転倒です。そこで、気兼ねない友達を作るために、いつも心がける行動を考えて見ました。
相手のグチに同調し過ぎない
相手が落ち込んでいたり、グチばかり言っているとしても、それに同調する必要はありません。同調してあげれば、相手の気持ちが楽になると思う人は多いでしょう。しかし、これでは相手が次の行動に進むきっかけを失ってしまう可能性があります。「そりゃ~大変だ、よくがんばってるね」などの言葉で相手の気持ちに添うことは大切ですが、自分まで同調しないように気をつけましょう。
付き合に無理は禁物
自分も相手も無理の無いペースで付き合えるようにしましょう。乗り気じゃなくても、誘われたら必ず行くとか、断るのは悪いから無理してでも参加する。というようなスタンスで付き合うのは、友だち関係においてはなるべく避けたほうがいいでしょう。
できれば自分から誘う
いつも誘われるのを待つのではなく、意識的に自分から誘うよう心掛けましょう。最初は面倒臭いかもしれませんが、これに慣れると人付き合いがとたんに楽に感じられるはずです。友だち付き合いにおいて最も大切なことは、お互いが気持ちの上でフィフティ・フィフティであることです。自分を抑えてまで相手を尊重していないか、逆に支配的や、依存的になっていないか注意しましょう。
最後に
しかし、自分ひとりの時間を充実して過ごすことも友達を作るくらい重要です。では、どうして自分ひとりの時間を充実させることが、いい友だち付き合いに繋がるのでしょうか・・・? これらは一見矛盾してるように思えますが、実は同じ意味なのです・・・。それは、自分ひとりでいても孤独感がなく、誰かと繋がっていないと不安・・・。という焦りもありません。このように自立した心を持っている人は、たいてい支配的もしくは、依存的にならず、友だちを純粋に尊重できる思考を持っているからなのです。
とにかくコタツでみかんを剥きながら半分ミイラ化してひとりぼっちで死んでいくのだけは避けたいものですね・・・。