松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

現代社会で強い人間として存在するには

 

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 今の世の中で、最強の人物像ってどんなの・・・?と聞かれたらどんな人をイメージするでしょうか。たとえば、権力を持っている人とか、お金をしこたま持っている人、もしくは優れた格闘家なんかも最強といえば、最強かもしれません。しかしそういう人たちは、恐らくそれ以前にメンタルがとても強い人だと思います。そこで今回は、そんな狂人的メンタルの持ち主である最強の人物について考えて見たいと思います。

 

これからは never give up で

 心が折れない、挫けない、弱音をはかない、逃げ出さない、なんてことを貫くには、いちいち細かいことを気にしない。そんなメンタルが強いことで得られるメリットとについて考えて見ました。

  • メンタルが強ければ、学校や職場でいじめにあっても気にしない。
  • 上司や取引先に怒られても気にしない。
  • 営業で断られても気にしない。
  • 昇進や昇格しなくても気にしない。
  • 貯金が少なくてもボーナスがもらえなくても気にしない。
  • ネットで炎上しても、近所でうわさ話をされても気にしない。
  • 他人の目が気にならない。
  • 他人に何を言われても気にしない。
  • どう思われるかも気にならない。
  • だから心配事がない。
  • だからストレスが溜まらない。
  • 毎日が楽しい……。

中には、「気にしろよ!」というのも中にはあるかもしれませんが、それでもこんなふうな気持ちに切り替えられたら凄く楽になるでしょうね・・・。。

 

気にならないがポジティブを生み出す

 たとえば、消費税が上がったら、家計を圧迫するから大変だ・・・。と周りの人が言ったとしても、自分は別にそんなに沢山のものは買わないし・・・。と考えるならば、特に大きな問題ではなくなります。もしくは、起業してもし失敗したらどうするんだ・・・。と周囲が騒いだとしても、新しい事を始める時は、試行錯誤するのは当たり前の話です・・・。と捉えれば、いちいちビビルようなことでもないでしょう。要するに問題が問題でなくなれば、問題の数自体が減り、問題解決にあたらなくてよくなるのです。心配事が減れば、それに費やす時間も気力も奪われずに済みます。そうなると必然的に本当に重要な課題だけに集中できるようになる訳です。

 

狂人的メンタルの強さを手に入れる

 何が起こっても、誰から何かされても、言われても、対応できる。他人の都合に振り回されない、強い意志を持てば、この先行き不安で何がどうなるか分からない時代であっても余裕で何とかやっていけるはずです。自殺をするのも、ビビって行動できないのも、あきらめるのも、落ち込んで暗い気分になるのも、人間関係で悩むのも、学校や会社に行きたくないのも、すべては心の状態なのです。つまりは、メンタルが決めていることなのです。

 

持ち物は資産にも負債にもなる

 たいていの人は、沢山のものを持ち、それらを捨てられずに生きています。お金、家、車、洋服、といったものだけではなく、学歴や資格、職業、肩書などもそうですし、家族や友人、人脈もある意味自分の持ちものになります。他にも、そうした目に見えるものだけではなく、他人からのイメージや信用などの評価、センスやスキル、判断力といった能力、好奇心、誇り、自信といった、自分の人生の中で培ってきた感情や感覚もまた、自分の持ちものになります。さらに、常識や価値観も、何十年にもわたって身につけてきたものです。しかしながら、これらの持ち物つまりは資産も時に負債になることがあります。

 

頭の中を断舎離してみる

 たとえば不安や、恥ずかしいといった感情を捨てることができれば、躊躇なくいろんなことにチャレンジできるようになります。嫉妬や怒りの感情を捨てることができれば、毎日が平穏で心豊かに過ごすことができます。見栄などのプライド、他人からどう思われるか、などの発想を捨てることができれば、マイペースで自分らしく生きることができます。もし、今の状態に不満があるとしたら、何か間違ったものを持っている可能性があります。そしてそれは、たいていの場合、考え方や、習慣なのです。つまり本来、資産として幸福にしてくれるはずの考え方が、負債として人生の足を引っ張る事があるのです。

 

格好悪い自分は見せたくないが問題

 たとえば、人間関係で悩む人がいます。それは、他人から良く思われたい、優秀に見られたい、いい人でありたいという見栄を捨てられないからかもしれません。でもそれが、自分の精神を蝕むことがあります。世間体を気にして、自分らしく振る舞えない。失敗したら格好悪いという感情を捨てられないから何も始まらないし挑戦できないのです・・・。

 

自分自身もアップデートしよう

 また、せっかくのチャンスを自らの手で潰してしまうこともあります。自分の考え方にしがみつき、他人の価値観を受け入れられない。だから新しい発想ができない。自分がバージョンアップしないのです・・・。プライドが邪魔して、他人の挑戦や成功を素直に認められない。目下の人間に教えを請うことができない。自分から歩み寄ることができない。それに、人にムカついたり、イライラする。という感情も、自分の価値観が正しいと思い込んでいるからかもしれません。

 

自分と思考が違う人間は認めない

 怒りっぽい人、頑固な人、感情の起伏が激しい人は、自分の考え方に強く執着しています。しかし、怒りの感情は不愉快なだけで、楽しくもなんともありません。いろんな固定観念や執着を持ちすぎていて、心が重くなっているのです。それなら、自分にとってマイナスとなる荷物は思い切って捨ててしまうことです。限られたスペースに古いものがたくさんあると、新しいものを入れるスペースがいつまで経っても空きません。古いもの、使えないものを捨てると、新しいものが入るスペースが生まれます。そして、思考も同じく、古いもの、役に立たないもの、自分を縛るものを捨てることで、新しいものの見方や考え方を取り入れることができるのです。

 

最後に

 何かを選ぶとは、それ以外の選択肢を捨てることです。たとえばプロ野球選手を目指すなら、プロサッカー選手になるという道を捨てることになります。つまり捨てるとは、自分にとってより重要なものを選ぶということに他なりません。人生も同じく、24時間をどう使うかは、選ぶ、つまり捨てることの連続です。たとえば誰かと1時間話をすれば、別のことをする時間が1時間減ってしまいます。今日テレビを1時間見れば、その1時間を使ってできたであろう別のことはできなくなります。何も考えずに過ごしている毎日も、無意識のうちに何をするかという選択と同時に何をしないかを選んでいるのです。つまり他のことを捨てるということなのです。そして、捨てるとは、より価値が高いものを見出すという行為であるとも言えます。今の自分の状況は、これまで何を捨て、何を選んできたかの積み重ねです。ということは、今後自分が、何を捨てるかによって、自らの未来が決まっていくと言えるのかもしれません。