松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

恐怖の肌老化を何とか阻止する方法

対策

 

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　僕は、10代の頃から40代前半まで波乗りをスポーツとして楽しんでいました。20代の頃はそれにプラス、スキー更に途中からスノーボードに切り替え夏は、サーフィン冬は、スノーボードと横乗りスポーツ三昧でした。お陰様で1年中ろくなスキンケアもせずA波B波の紫外線を浴びまくり年がら年中日焼け顔をしていました。しかし今頃になってそのツケが回ってきたのか顔や体にシミが出始めた次第です･･･。いつの時代も肌の色が黒いと健康的でカッコがいいと思い込み無茶な日焼けをしていまいました。今さら遅いですが、もうチョッと肌に対して気を使うべきだったと後悔しています。そこで今回は、そんな肌老化と紫外線の因果関係について悪あがきではありますが、僕なりに今からでも改善できるか調べてみました。

 

肌老化の加速装置は紫外線

　肌の老化は、加齢よりも太陽光による影響が大きいといいます。そんな太陽光で受けるダメージを光老化（ひかりろうか）と言います。そして桜の開花も始まりだした今からの季節、紫外線量が増え始める時期でもあり益々光老化が進むと考えられます。そこで太陽光が皮膚に与えるダメージや有効な対策を改めて知り、もう遅いと諦めず、肌への光老化予防をガッツリ勉強したいと思います。

 

ナメると痛い目に遭う光老化

　太陽光線を長期間、無防備に浴び続けることで、僕のようにシミが顔や体中にでき始めます･･･。それに皮膚のシミだけでは治まらずシワや、たるみといった症状が現れはじめるのです。そしてこの様な症状の事を光老化（ひかりろうか）と呼ぶのです。専門医によると、肌の老化は加齢によるものと思われがちですが、実のところ原因の8割は光老化と考えられているそうです。光の浴び方次第で年齢を問わず肌の老化は進むという訳です。

 

紫外線にはいくつかの種類が存在する

　太陽光線は波長の短い方から紫外線、可視光線、赤外線に大別されるそうです。そして光老化に影響を及ぼすのは、主に紫外線のB波（UVB）とA波（UVA）、近赤外線とさています･･･。皮膚は外側から角層、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。UVBは表皮に届き、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする日焼けを起こすほか、シミやソバカスの元になるメラニンの生成を促します。更にUVBは表皮の細胞の遺伝子を傷つけます。そしてその修復が何らかの原因でうまくいかないと、がん細胞が生じて増殖し、最悪の場合皮膚がんを発症することにもなるのです。

 

紫外線が及ぼす肌への影響

　UVAが届く真皮には、肌のハリや弾力のもととなる膠原（こうげん）繊維（コラーゲン）や弾性繊維（エラスチン）が張り巡らされているそうです。そしてUVAによるダメージが蓄積すると、その構造が壊れてシワやたるみが生じるのです。また、近赤外線が皮膚の土台である皮下組織を傷付けることで、たるみが起こることも近年分かってきているとか･･･。因みに紫外線の照射量は、年間を通してピークは皆さんの持つイメージ通り夏期の7～8月ですが、増え始めるのはまだ肌寒い3月頃からなのです。また、主な時間帯としては午前10時から午後2時ごろまでが一番多いそうです。

 

紫外線は晴れの日だけとは限らない

　曇りや雨の日にも太陽光線の影響はあります。波長が長いUVAや近赤外線は通常の窓ガラスを透過するため、室内でも注意が必要です。なので光老化対策を日常から習慣付けとくといいかもしれませんね･･･。あと太陽光線を物理的に避けるには、やはり帽子や日傘を使うのが一番です。紫外線や近赤外線のカット効果がある衣服を着るのも対策になるでしょう。また、紫外線は目にも影響を及ぼします。紫外線カット効果があるUVカットメガネやサングラスの着用もしっかり心掛けましょう。ついでに言ってしまえば、どうせサングラスを買うなら大きめのフレームを選べば、目の周りのシミやシワ予防にもなるのでまさに一石二鳥ですね。

 

日焼け止めクリームは必須アイティム

　肌が露出する部位には、日焼け止めをまんべんなく塗りましょう。それと製品を選ぶ際には、UVBの防御効果を示す「SPF」と、UVAの防御効果の指標「PA」の表示を確認するといいでしょう。日常生活ではSPF15、PA＋で光老化の予防効果は充分でしょう。ただ、日常的に日焼け止めを使っていれば安心とは限りません。何故なら専門医曰く多くの人は適量の半分程度しか実際は塗れていないからだそうです。恐らく量が少ないせいか節約しながら使うのでそうなってしまうのでしょう･･･。

もちろんメーカーにもよりますが、理想適量として考える場合、適量とは皮膚1平方センチメートル当たり2ミリグラム。顔の全面に塗るには500円玉を超えるくらいの量が目安と思ってください。それでも日焼け止めに不慣れな人は、量が少なめでもカバーできるSPF30、PA＋＋以上を選んで、比較的しっかり塗れて使用感が軽いジェルタイプを選ぶといいでしょう。

また、野外で長時間過ごすときはSPF50、PA＋＋＋以上を選ぶことです。汗をかいたり、体を拭いたりしたらこまめに塗り直しましょう。特にシミができやすい頬や顔の外側、耳の周囲、まぶたなどにはしっかり塗り、老けて見られやすい手の甲や首にも忘れずに塗っておきましょう･･･。

 

最後に

　という訳で、光老化は何時からでも予防が可能なのです。僕が言うのもなんですが、対策は今から始めても遅くはないと思い諦めずにスキンケアに努めましょう。要は、年齢を重ねても清潔感のある肌を保つことが、対外的な印象もよく紫外線による皮膚がんの発症を予防する事にも繋がるのです。僕はもうかなりシミだらけですが、不潔感満載のおじいちゃんになるのだけは避けたいと思っています。なので僕のように悩んでいる人は、これから直ぐにスキンケアを始めましょう･･･。