松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

寒い冬ウインターブルーに要注意

 

 

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 そろそろ笑ってられないくらい寒くなってまいりました。通勤の峠は、朝夕0度から1度とバイクで走るには、チョッと辛い気温です。しかしながら、未だに僕は冬物下着とされるタイツやパッチを身に着けていません。恐らく僕の中で変な意地があるのかもしれませんね・・・。今からさかのぼる事、無垢な少年時代を過ごした小学生の頃です。

寒い冬みんなが、長ズボンやタイツを履いて過ごす中、イケてる小学生は真冬でも半ズボンと決まっていたのです。なので僕も自分は、イケてる小学生と自負していたので迷わず半ズボンでした。たぶんその頃の思いが、未だに心の何処かにあり雪が降ろうが、氷が降ろうが、現在でもパッチ、タイツはもっていないのです。それに今や冬のスタンダードといっても過言ではない某社の「ヒートテック」等はどれだけ暖かいのか想像すらできません・・・。因みに奥さんと娘は、バリバリ着ていますけどね・・・。そこで今回は、そんな寒い冬の乗り切り方について考えて見たいと思います。

 

寒くなると憂鬱になる「ウインターブルー」

 うつ病の中に、秋から冬にかけて毎年症状があらわれる「季節性うつ病」というのがあります。この病気は、「季節性感情障害」(SAD)ともいわれています。季節性うつ病の特徴は周期性にあり、毎年、日照時間が短くなる10月から11月にかけて症状があらわれはじめるそうです。また、日差しが長くなる3月頃になると回復するというサイクルを繰り返すのです。その症状から別名ウインターブルー(冬季うつ病)と言います。

季節性うつ病は、症状が重いと日常生活に支障をきたすこともある深刻な病気のようです。なので寒いとき欝な気分になるのは、ただの気のせいではなさそうです。なので毎年そんな気分になる人は、季節性感情障害(SAD)を疑ってみるのもひとつの考えかもしれませんね・・・。因みにアメリカ精神医学会(APA)によると、SADはアメリカ人のおよそ5%で見られ、男性より女性で多いそうです。無気力、食べ過ぎ、そして悲しい気持ちは、健康に間違いなく有害です。そこでそんな、季節性感情障害(SAD)を克服して気分をよくするための科学的に裏付けられた方法を紹介したいと思います。

 

取り合えず日差しの中を散歩する

 寒い冬でも頑張って外に出て気分良い場所で散歩をしましょう。太陽の光をいっぱいに浴びて歩いていると、身体の大部分がとても必要としているビタミンDが増えて、季節性感情障害(SAD)の症状をなくす効果があるとされています。また、ビタミンD不足は、秋と冬に群発頭痛の原因になる可能性があるとも考えられているそうです。

 

室内になるべく沢山光を入れる

 薄暗い冬の光は、気分を調節する神経伝達物資、セロトニンが作られる量を低下させるといいます。なので簡単な方法としては、まず部屋のカーテンを開けることです。そしなるべく、明るい光を浴びるのは必ず午前中にするように気をつけましょう。昼間でも遅くなってからたくさんの光を浴びると、体内時計が狂うケースもあるそうなので注意しましょう。

 

体を動かす

 寒いと確かに春まで冬ごもりしたくなってしまいます。それでも、そんな誘惑を振り切って勢いでも何でも表に出て歩けば、太陽光を自然と浴びることになり、冬の憂うつを防ぐ事になります・・・。それでも「屋外は寒すぎる・・・。」という人は、家の中で運動をしてみればどうでしょうスクワットやヨガなんかもいいかもしれませんね。

 

 野菜や穀類をたくさん摂る

 最終的には、やはり食べ物にあるかもしれません。季節性感情障害(SAD)やうつ病の人は、甘くて炭水化物たっぷりの食べ物を無性に欲しがる傾向があるそうです。そんな食べ物を摂りすぎると、当然健康によくない結果にもなります。その代わり、鮭、黄緑色野菜、全粒穀物などのSAD撃退食品を蓄えて、毎日を明るく過ごすことを意識するよう心がけてみましょう。

 

新しいスポーツに挑戦する

冬を連想させるスポーツに挑戦しましょう。アイススケートやスキー、スノーボードなどのウィンタースポーツを取り入れて、冬を満喫してみるのです。当然、日差しも沢山浴びることになるので、憂うつな寒い冬にも気分が高揚するはずです。

 

最後に

冬に限らず自然の動きであるお天気は、人間の都合で変えられません。しかし、身の回りの環境は自分でなんとかできます。たとえば、壁を明るい色で塗るとか、カラフルな文房具を買う、もしくは、元気付けてくれるアート作品を飾る、それからパソコンの壁紙をトロピカルな情景に変えても、気分が高揚するはずです。植物も日差しが無いとくすんだ色になり、日差しを浴びると鮮やかな色合いを表現します。アスパラガスだって、ホワイトアスパラは、暗室で育てられていて軟らかくて美味しいけれど、どことなく元気なさげです。そのてんグリーンアスパラは、お日様を沢山浴びているのか青々としてしっかりとした歯応えでとても美味しいです。チョッと外した気もしますが、いずれにしても寒い冬は、自然の紫外線を沢山浴びて明るい気持ちをキープしそして、本当に暖かい春を迎えるようにしましょう。