松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

全身が痒くなる季節の過ごし方

 

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この季節空気の乾燥は、体に様々なトラブルを起こします。たとえば、乾燥した空気に滞留するあらゆるウイルスの数々。ノロウイルスにロタウイルスそれにマイコプラズマ特にメジャーなのは、インフルエンザがまさにその代表的なものでしょう。

ノロウイルス

ノロウイルスとは、ウイルス性胃腸炎の原因として知られる、感染力の強いウイルスのことです。ノロウイルスによって引き起こされる感染症を、ノロウイルス感染症と言います。食品だけでなく、感染者の嘔吐物や便にも大量に含まれているため、二次感染を起こしやすいのも特徴です。わずか10~100個程度のノロウイルスが体内に入っただけでも感染してしまいます。

 

ロタウイルス

ロタウイルス感染症は、乳幼児をはじめ子どもに多い急性胃腸炎を引き起こす感染症で、2〜3月にかけて最も多く発生します。他のウイルス性胃腸炎にくらべて下痢や嘔吐の症状がはげしいことが多く、入院が必要となる小児 急性胃腸炎の原因のうち50%を占めるとされています。成人にも感染しますが、軽症ですんだり発症しなかったりする場合が多いようです。治ったあとの免疫は不完全で、再び感染することもありますが、通常二度目は重症にはなりません。

尚、原因ウイルスであるロタウイルスは、10-100個程度でも体内に入れば感染するので、非常に感染力が強く、(便1g中には1億から100億程度のウイルスが排出されます)生後6ヶ月〜2歳の乳幼児に多くみられ、5歳までには大半の子どもがかかります。

 

マイコプラズマ

マイコプラズマ ニューモニエという病原体(細菌とウイルスの中間の大きさと性質)が原因で気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こします。肺炎の10~20%がマイコプラズマが原因によって起こると言われています。発症年齢は5~14歳に多いと言われていますが、大人や乳幼児にも感染します。

流行時期は、1年を通じて見られますが、冬場にやや増加する傾向があります。感染経路としては、飛沫感染の場合、口や鼻から感染します。それに咳や痰、唾液でも人にうつります。また、接触感染の場合は、鼻やのどからの分泌物に触れることで感染します。潜伏期間は、体の中にマイコプラズマが侵入してから症状が出てくるまでの期間2~3週間だそうです。

症状としては、咳・発熱・のどの痛み・痰・頭痛・筋肉痛・全身倦怠初期症状は風邪とよく似ており、のどの痛み、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感(だるさ)、発熱などです。発熱した後、1~2日遅れて咳が出てきて、だんだん強まっていくのが特徴で、最初は空咳で、だんだん痰がからんできます。ほとんどの場合、発症してから5~7日ほどで症状が治まりますが、放置しておくと肺炎を引き起こし、重症化することがありますので、注意が必要です。

 

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスがのどや気管支、肺で感染・増殖することによって発症する病気です。発症者は0~9歳の小児が約半数を占めているのに対し、死亡者は65歳以上の高齢者が大部分を占めているといわれています。季節性のインフルエンザは、例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。

インフルエンザは主に、インフルエンザに感染した患者さんの咳(せき)やくしゃみなどのしぶきに含まれるインフルエンザウイルスを吸い込むことによって感染します。これも、いわゆる飛沫感染とです。

インフルエンザウイルスは、呼吸とともに鼻やのどから体内に入り込み、気道の粘膜に吸着して細胞内に侵入します。感染したウイルスは、のどや気管支、さらには肺で急激に増殖していきます。感染2日後にはウイルスの増殖はピークに達し、その後減少しその後完治していきます。

とま~こんな感じで冬は、本当に気をつけないといけない季節なのです。おまけに僕の場合は、昔から超乾燥肌で特にここ数年痒さが、尋常では無くなってきました。なのでこれからとても鬱陶しい冬を過ごさなくてはならないのです。そこで今回は、そんな乾燥肌対策に苦労しながらの日々をチョコッと紹介したいと思います。

 

1に保湿2に保湿3・4も保湿で5も保湿

ことの始まりは、さかのぼる事約5年ほど前になります。毎年それなりに背中や足のすねが、痒くなっていたんですが、その年の冬は猛烈に痒くかきむしらずには、いられないほどでした。かけばかくほど痒くなる事は、知っていたのですが、それでも我慢できないのが痒みの怖いところです。次第にかく度合いが、きつくなり、最後はかさぶたができるほどかくようになりました。

 

乾燥肌と思いきや帯状疱疹と診断される

おまけに全身に湿疹のように赤い斑点ができ、さすがに「これはヤバイ!」と近所の皮膚科に行きました。診断の結果乾燥から来る帯状疱疹(たいじょうほうしん)と診断されました。しかし帯状疱疹は普通左右どちらかに集中して湿疹になるものと聞いていましたが、先生曰く僕の場合、多発性帯状疱疹だと診断されたのです。

と言う訳で症状も分かり、薬を処方してもらい治療に専念する事になりました。しかしながらいっこうに治らないので、再度、先生に相談しました。すると先生は、「この帯状疱疹は、ひまがかかるのです・・・。」と一刀両断で薬の補充だけで帰されました。しかたがないのでさらにしばらく処方された薬を飲んだり、塗ったりとしているうちに今度は、赤い失神が、蚊に刺されたときのように「プクッ」と五百円玉くらいのサイズにあちらこちらで形を変え始めたのです。

 

これには、さすがの僕もビックリしてすぐさま、病院に行きました。「先生治るどころか、訳の分からない事になってきてますやん!」と訴えると「これは、帯状疱疹から多形紅斑(たけいこうはん)に変化しましたね・・・。」と言われました。「なんだそりゃ~!僕は一体何に変身するんだ~」と心の中で叫んでいたのを今でもよく覚えています。そして薬を替えしばらく治療を続けていたらようやく様々な症状が、治まってきました。最終的に治るのに要した時間は、正直半年は、かかったと思います。

それ以降、春から冬の始まりまで皮膚には全く湿疹も痒みも無いのですが、年末から年始にかけて、ぼちぼち体が痒くなり始め春まで体の保湿をしまくり、痒み対策をしているのです。その為には、乾燥に負けない保湿が絶対です。まさに1に保湿2に保湿3・4も保湿で5も保湿なのです。

 

保湿のアレコレ

僕の場合、まず顔は、当然の事ながら乳液をたっぷり使います。銘柄としては、「NIVEA(ニベア) フォーメン アクティブエイジバーム」を使っています。しわやシミまで消せるような事を書いていましたが、その効果は僕には見られませんでした。ただ保湿効果と使い勝手は、今まで使っていた中では、ピカイチですね・・・。あと入浴剤も保湿効果の高いものを使っています。正直色々使いましたが、どれもよく似たもんで目からウロコ的な入浴剤には、未だ出会ったことがありません。それでも現在比較的気に入って使っているのは、バスクリンの「きき湯」です。特にこれといったインパクトは、無いのですが、香りと風呂上りにでる痒みがあまりないのでコレを使っています。

 

最後に

肝心の体に塗る乳液もしくはローションですが、これは、絶対に皮膚科の処方してくれるものが、良いです。軟膏にしてもその人専用に調合してくれるのと保湿剤も医薬用の良いのを出してくれます。それに健康保険に入っていれば、3割の価格で購入できるので、コストパフォーマンスは、最高です。なので薬のいるような体のトラブルは、絶対に病院で診断を受け、自分にあった薬を処方してもらい市価の3割で購入しましょう。