社会人はスタートダッシュで勝負する

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　僕が昔、社会人になりたての頃、当時の恩師に言われたことばで未だ頭に焼きついてい離れない言葉がありましてそのことばというのが、「三日三月三ヵ年」ということばなのです。読み方としては、（みっかみつきさんかねん）と教わりました。意味は、人が仕事を続けていく途中での辞めたくなる周期だそうです。この時の説明として「人は必ず仕事を始めたら辞めたくなる時期がありそれが「三日三月三ヵ年」ということでした。三日坊主にある様にまず三日目で嫌になり、それを乗り越えれば、三ヶ月目でまた嫌になるそうです。そして最後の三年目に嫌になって辞めそうになりその時、辞める事をせず持ちこたえれば、その仕事に踏みとどまれるというものでした。

そこで、事前に周期が分かっているのであれば、「それさえやり過ごせば･･･。」「今この時さえ持ちこたえれば･･･。」と今日に至までこの言葉を凄く意識してきました。そのおかげで、今までの働いてきた環境でで凄く役に立って来ました。まさに僕にとっては、座右の銘ともいえます。この春、社会人になった人や新しい職場に移った人も是非、「三日三月三ヵ年」のターニングポイントを乗り越えて自分のやりがいある仕事を全うしましょう！継続は力なりですよ･･･。そしてそんな社会人を全うするためには、最初のスタートダッシュが、大切です。そこで今回は、そんな社会人のスタートダッシュについて考えて見たいと思います。

成功する人は新しい職場で際立つ術をしっている

　新しい仕事や職場環境で成功への基礎を築く為の重要なポイントは、必ず達成可能なゴールを設定することです。絵に描いた餅では、ダメなのです。それにオフィスでの人間関係を築く事もとても重要な仕事のひとつだと考えましょう。まず新しい仕事の最初の3カ月は、その先の大きな成果のための基礎を作る時大切な準備期間です。成功する人は新しい仕事を始める時、このことを充分に理解しています。そして、更に新しい職場での最初の数カ月は、実現可能な目標を設定し、面接でアピールした自分の価値を証明し、チーム以外の人とネットワークを築くことが大切です。そうすることで情報と成功のヒントを手に入れ易くなるのです。

巡ってくるチャンスには必ずイエスで応えよう

　課せられた仕事や課題を実行する方法が例え正確に分からなくても、どんなメリットがあるか分からなくても、やりがいのありそうなチャンスが与えられたら、必ずイエスで応えるようにしましょう。

無理なく達成可能な目標を設定

　成功を計測するためには、まず使える目標を設定することが重要です。でなければ、毎日、何に向かって仕事をしているのか分からない事になるからです。そして、目標を定期的に振り返る事も忘れずに行ないましょう。高い目標を設定しても、すぐに忘れてしまう様であれば意味はありません。最初に設定した目標を実際に達成できているかどうかを定期的に振り返らなければリアルに達成する事は遠く及びません。目標がどのように変わったのか、そしてその変わったことで次の一手としてどのように仕事の進め方を改善したのかを常にチェックしておきましょう。小さな軌道修正は、容易いですが大きくなると難しくなり時間も足りなくなってしまいます。

プロジェクトチーム全員で解決する

　新しいチームに加わり仕事を始めると、様々な問題がすぐに明らかになるでしょう･･･。しかし、だからと言ってすぐにチームの悪い点と自分が考えることを上司に伝えたり、問題を先輩にまる投げしないようにすることが大切です。チームの問題はひとりひとりが気付いた事を話し合い、解決策を提示しスピーディーに事を進めてチーム全体で乗り切るものなのです。必殺三人寄れば文殊の知恵作戦です。

会社での立ち振る舞いを考える

　会社では同僚をはじめ、とにかく仲間を沢山作る事が大切です。仲間が増えると支持してくれる人も増え会議なんかでも意見が通り易くなったりします。そもそも会議は自分の経験と考え方を伝える絶好の機会でもあります。会議を通して、自分の専門性をアピールし、何かの分野について頼られる人物になりましょう。それと、良い習慣を身に付けることを日頃から心掛けましょう･･･。たとえば、運動、瞑想、執筆、絵画、読書などは、どれもビジネスパーソンとしてできていて損はありません。それに何より仕事を改善する良い習慣にもなるはずです。

公私共に時間を上手く使う

　一度自分の時間の使い方を記録してみましょう。そして、好きではない仕事にかけている時間を明確にしてみましょう。そこに時間をかけないようにする良い機会になるはずです。あるいはその時間をなくす機会になるかもしれません。あと重要なのが全てにおいて早い段階でのフィードバックです。様々な案件を放置し時間が経てば、確実に自分自身にマイナスの評価が下ります。頼まれた事は、後回しにせず、可能な限り優先してあげるのです。そうすることによって「仕事が速いヤツ」と評価され誰からも信頼が厚くなっていくのです。

ひとつ上の棚に自分の身を置く

　成功する人の共通点に多いのは会社のリーダーと雑談する機会が多いことです。もし自分が、偶然CEOとエレベーターに乗り合わせた時には、ビビらずに自己紹介して、自分を印象付けましょう。また、さまざまな機会を捉えて、同僚や関係各社にネットワークを築きましょう。とりあえず休憩時間に同僚とコーヒーを飲みながらの雑談から始めて見ましょう。