松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貯金は頑張らない人の方が向いている

 

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 今日は、久しぶりのまとまった雨が降りました。そしてこんな時に限って車検を持ってく破目になってしまいました。ま~たまには、ズブ濡れになりながら仕事をするのもいいでしょう・・・。と潔くドボドボに濡れてきました・・・。さて今回は、要領のいい人というか大して頑張らない人ほど貯金に向いているという噂について調べてみました。

 

何度でも繰り返してしまう「今度こそ」

 よし!今度こそは、お金を貯めるぞ・・・。と毎回意気込んでみるものの貯まった試しが無い。という人もそれなりに多いと思います。それは単純に入ってくる金額と出て行く金額が殆ど変わらない証拠です。お給料が入り、最初に思う事が「このお金は使わず貯金・・・。」しかしものの2~3日も経つと、次々に欲しい物が出てきて気がつけば、「来月こそしっかり貯金しよう・・・。」なんて自分を過保護にしてしまうのです。

それにしても誰もが、お金を貯めるのは大切と思っているでしょうし、貯金しないと将来大変・・・。と、重々承知しているものの、いざお金を貯めようとすると、なかなか上手くいきません。心理学の世界で、どうしても貯金が三日坊主になってしまう人の大きな原因の1つとして、考えられているのが「どうにでもなれ効果」What-the-hell Effectという心理効果があるそうです。何か目標を立てている時、ちょっとした誘惑に負けたことで、「毒を食らわば皿まで」という感じで自分の自制心の抑制が効かなくなる心理状態のことです。

 

「今回だけ」が自制心の崩壊に繋がる

 たとえば、今日は缶コーヒーを飲まない・・・。と決めたとします。しかし、人間は少し魔が差すとつい1日くらい、贅沢してもいいか・・・。と、つい自動販売機で缶コーヒーを買ってしまうものです。この時、ちょっとしたルール違反がきっかけで、自制心が簡単に崩壊してしまいます。そして、「もう貯金がなんだ! どうにでもなれ! もう1本飲んでしまえ!」と、どんどん目標から遠ざかってしまうのです。これが、どうにでもなれ効果なのです。なので、貯金が三日坊主になってしまう人は、この「どうにでもなれ効果」を防ぐ事を考えましょう。そこで、貯金の三日坊主を防ぐ方法に迫ります。

 

都合のいい考えが貯金の成功率を高める

 貯金の三日坊主を防ぐポイントは、頑張る一週間の内に頑張らない1日を設けることで、貯金の成功率が高まると言います。たとえば、自動販売機で缶コーヒーを買ってはいけない・・・。のように節約をする場合、「週に1回、毎週金曜日だけは、缶コーヒーを買ってもよい・・・。」とすることで、格段に成功率が上がるそうです。つまりは、少しだけ自分に甘くする事で成功率が上がるってことなのでしょう。規則正しい「甘える日」を作ることで、ほどよく自分に優しくなるのがいいのかもしれません・・・。

 

週に1回自分に甘い日を作る

 タバコなど、依存性のあるものに限っては甘えは許されません。とはいえ、甘えを意図的に組み込むことで、多くのお金を節約できることが期待できます。たとえば、お昼代を節約するために「毎日、お弁当を持っていって食べている」という人もいるでしょう。しかし、毎日お弁当を作るのは大変です。

忙しくて1日や2日、お弁当を作れない日があると、「あ~もう面倒臭せ!弁当なんてもうどうでもいいや・・・。」といったように、どうにでもなれ効果を誘発しかねません。まさに一触即発です。そこで、週に1日くらいはお弁当ではなく、ちょっと豪華なランチを食べに行くのです・・・。すると、普段から週に1度、自分に甘い日があるので、いざ風邪などでお弁当を作れなくても、甘い日の先倒しだと思えば、どうにでもなれ効果は未然に防げるはずです。「昨日はお弁当をサボってしまったから、今週のランチはなし!」と、ルールを決めれば、どうにでもなれ効果は顔を出さないのです。

 

最後に

 貯金は短距離走ではなく長距離走です。なので厳しすぎては続きません。ほどほどに、継続できるペースを作っておくことが大事なのです。しかしながら自分で自分の甘やかす枠を作るというのは、相当難しい様な気がしますね・・・。