松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

イラッとさせられる人の特徴

 

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 明日、明後日と定休日です。明日火曜日は、第2回歯のメンテナンス大会に朝9時からエントリーしているので参加してきたいと思います。そして明後日の水曜日は、天気が少し怪しいのですが、カブで京都の五社巡りに行ってきたいと思います。前回は、下見だったので今回は、3名ほど連れての本番ツーリングとなります・・・。しかし噂によるとその内ひとりは、原付スクーターもあまり乗った事の無い超ビギナーだそうです。なので、今回は、みっちりレクチャーしてから出発したいと思います。

とにかく参加してくれる人たち全員に、楽しい思い出いっぱいのツーリングになるよう頑張って引率したいと思います。さて今回は、みんなと行くツーリングにも言える事ですが、人付き合いがテーマです。世の中には、人の輪の中心にいることが多いタイプの人と、なぜか孤立してしまうタイプの人がいます。要するに相手から話しかけられる人が多い人と、まったくそうでない人は、いったい何が違うのでしょうか? ということでそれらの人の言動も合わせて少し掘り下げて調べてみる事にしました。

 

話を盛上げられない事が人をイラッとさせる?

 そもそも人をイラッとさせるのは、流ちょうに話ができるか、そうでないかが関係していると思われがちですが、実際のところ、そうではなく、むしろ関係しているのは、話がうまく飛躍させられない点にあるということです。たとえば、ビジネスシーンで、次のような会話をイメージして下さい。

シーン:1

上司:「依頼した書類はもうできているのか?」

部下:「机の上に置いてあります。」

 いったいこのやり取りのどこが問題なのかと思う人も多いに違いないでしょう。しかし、もうひとつのやり取りと比較してみましょう・・・。

シーン:2

上司:「依頼した書類はもうできているのか?」

部下:「はい、できています。ご不在だったので、机の上に置かせていただきました・・・。」どうです?

シーン:2では、上司の質問に対して、「はい、できています」とそのまま、ストレートに返答しています。ところが、シーン:1では、上司の「書類はもうできているのか?」という質問に対する返答を省略しているのが分かります。

 

言葉足らずが続くと悪印象に繋がる

 シーン:1の返答を受けた上司は恐らく、自分の質問に答えてくれていないことで、違和感を覚えたり、ストレスを感じたという思いが想定できます。この様に言葉足らずな返事が積み重なってくると、次第にプライベートでも無意識のうちに、話しかける頻度が低下したり、近寄りたくなくなるという感情が湧き上がってくるのかもしれません。加えて、シーン:1では、「机の上に置いてあります。」とだけ返答していますが、シーン:2では、(上司)が不在だったので・・・。という理由を先に伝えています。「机の上に置いてあります。」とだけ返答された上司は、「なんで置いたのだろう」「言ってくれればよいのに」という気持ちが湧き上がり、心が苛立ち始めるのです。まさに言葉足らずのいい例ですね。そしてそれが繰り返されると、あまり対話したくない・・・。近づきたくない・・・。という心理がどんどん働きだすのです。

 

何事も省略せずに相手に伝える

 もちろん考え方は人それぞれです。シーン:1にある様に「机の上に置いてあるということは、作成できているということなので、わざわざ言う必要はなにのではないか・・・。」とか「上司が不在だったことは、当の本人(上司)がわかっているはずなので、わざわざ言うとくどいのではないか」とか「(上司)は忙しいので、手短に結論だけ言えと言われているので、そうした」という考えも出てくるでしょう・・・。

しかし、自分の答えにストレートに返答してくれないと、上司はまず苛立ちます。その後で、仮に「自分が不在だったから机の上に置いたのだな・・・。」とたとえ思ったとしても、苛立ちの気持ちは間違いなく残ってしまうのです。このように、違和感やストレスを与えて、心が騒ぎ、苛立ちの気持ちを上司に与えてしまうことは、とても損なことだと思います・・・。なのでこれからは、話を飛躍させず、言葉足らずにならないように会話をすればいいでしょう。なにも長い時間を要するわけではありません。ほんの数秒、時間を要するだけで良いのです。相手に違和感を与えないことは、最初が感じです。最初にストレスを与えてしまうと、その後の会話全てに影響してしまう可能性が、極めて高くなるのです。

 

最後に

 今まで気にも留めなかった言葉遣いが、無意識のうちにこれほどの影響を会社やプライベートに至まで与える事になるのです。居心地の良い環境でこれからも過ごして生きたいのならば、自分なりに試行錯誤を重ねて常に人が集まるオリジナリティーのあるスキルを身につけてみてはどうでしょうか?人生100年ですよ!仲間は、いないより絶対にいたほうがいいに違いないのですから・・・。