松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

逆説!節約こそが貧乏への道

 

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 今日久しぶりにポテチを食べました。カルビーの「コンソメパンチ4色」なるポテトチップスを友人から差し入れで貰ったのです。僕は、もともとポテトチップスが大好物なので、あったらあった分食べ切ってしまうほどのポテチフリークなのです。しかし、問題はこのとっても美味しいジャンクフード、毎度毎度、食べ過ぎてしまうので僕の体を蝕みかねず、しばらく封印していました・・・。恐らく普通のコンソメ味とかWパンチなら、食べずにやり過ごしたはずなのですが、今回始めて耳にする「コンソメパンチ4色」は、どうしても僕の衝動を抑える事が出来ませんでした・・・。なので合えて自分で決めた封印を破ったのでした。そしてその封印を破ってまで食べた感想ですが、限定商品なのであえて秘密にしておきます。ただ、久しく口にしてなかったのもありますがなかなかのもんでした。これでまたしばらくポテチを封印しなければ・・・。さて今回は、封印繋がりでもないのですが、贅沢を封印する。いわゆる節約について考えてみたいと思います。ただ今回は、違う角度から節約を見てみたいと思います。

 

いくらなんでも節約では限界がある

 そもそも節約とは、無駄なものにお金を使わない。不要な出費は控える。同じ満足度を得られるなら、できるだけ安く済ませる。という考え方です。いわゆる節約や倹約は確かに重要です。生活の損益分岐点を下げ、ローコストで生活できる体制を作っておくのも必要なことです。そして給与カットやボーナスカットなどによる緊急時は、こうした止血策は効果があります。収入を増やすには、ある程度の時間がかかりますが、コストカットの場合ならやろうと思えば、直ぐにできます。

しかし、今後予想される増税や、社会保障関連の負担増を考えると、節約では間に合わないのではないかという不安もあります。少し極端なお話ですがたとえば、消費税が10%になったら、自動的に生活コストがアップします。健康保険料や年金保険料がアップすれば、さらに生活が圧迫されます。そうなると、使える金額がどんどん目減りし、人生の自由度も狭くなってしまいます。それに当然の事ながら、生活にはやはりお金がかかります。もし少しでも快適な生活をしようと思えば、やはりお金が必要です。仮に手取り月収が30万円だとすれば、いくら節約しても使える上限は30万円なのです。

 

節約は発想まで貧困にする

 そして、節約志向のもっとも大きなデメリットは、発想の貧困化でしょう。節約は簡単です。調べて比較して、値段の安い方にシフトすればいいだけですからね。住宅ローンの金利、家電製品や洋服、携帯電話などの料金や野菜の値段しかり、です。あるいは、ただ単純にガマンして買わないなどなど・・・。しかし、なかなか収入が上がらない中で、いかに収入を増やすか・・・。について真剣に取り組もうとする人は多くありません。なぜかというと、収入を増やすには、より深く考え、より徹底して行動するという面倒臭さがあるからなのです。

 

努力する方向を見誤らない

 確かに節約は創意工夫という側面もありますが、収入を増やすための創意工夫と比較したら、雲泥の差は火を見るより明らかです。とにかく諦めず発想を広げることです。10円安い商品を探したり、ペットボトルで小物入れを作ったりする時間があるなら、収入を増やすために知恵を働かせる方向に考えをシフトしましょう。そして自分を成長させるためにケチらずお金を使うようにしましょう。

 

頑張って悟りの境地を目指す

 人間には、視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚の5感がありますが、それ以外にも、第六感から第十感まで、未開発の能力があるとされています。しかし流石にここまで来たら悟りの境地でしょうけどね・・・。何れにせよ人は生まれてから死ぬまで、脳の機能では最高でも25%、遺伝子に隠されたゲノム情報レベルでは数%しか活用することなく、この世を去るといわれています。にもかかわらず、自分の能力を伸ばし、活かそうという意欲を失ってしまうのは、あまりにもったいない話なのです。

 

収入を増やす第一歩を踏み出す

 テレビなどでよく、主婦がポイントを必死に集めたり涙ぐましい節約と家計管理をしている様子が映し出されています。それはそれで、その他大勢の人にとっては役に立つ情報でしょう・・・。しかしそれは、自分にとっては意味が無いと考えましょう。そんな節約に努力するくらいなら、もっと収入を増やす方向へ頭と時間を使うよう努力しましょう。単純ですが、ようは専業主婦であれば働きに出る・・・。ということです。子育て中で外に出るのが無理であれば、在宅ワークという方法もあります。今の時代、インターネットという便利なツールがあるので在宅で稼げる方法なんていくらでも見つけられるのではないでしょうか・・・。

 

まずはその気になる事

 普通の専業主婦が、アフィリエイトでガッツリ稼いでいる人もいます。他にも、公募などで論文、エッセイ、写真、商品名、キャラクター名称、川柳、はたまた家事グッズの発明など、全国のコンテストに応募して稼いでいるなんてのも聞きます。ネット環境さえあれば、いつでもどこでも仕事はできます。また、平日は会社員として勤めながら、FCの飲食店チェーンに加盟し、店長を雇って経営している人もいるそうです。主婦ならなおさら時間の融通が利きますから、前向きに考えてみてはどうでしょう・・・。

 

最後に

 できると思うのも、できないと思うのも、どちらも正しい答えです。そんなの普通の人にはムリだ・・・。と感じる人もいるかもしれません。ただし、自分ができると思おうと、できないと思おうと、それはどちらも正しいのです。できると思う人はできるし、できないと思う人はできないのです。しかし世の中では、普通にできている人もいれば、何か理由をつけながら、実現できないひともいます。しかし、志を持って生活するのと、最初からあきらめて生活するのとでは、結果は大きく異なることは、明白です。