松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

本物の節約術を身につける

 

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 最近髪の毛が、体裁よくおさまらなくなってきました。「そういえばいつ髪の毛を切ったけ?」と思い、前回の予約日を調べてみるとなんと今年の1月31日でした。3ヶ月も放置していたのです。どおりでおさまりが悪いはずです・・・。思い立ったら吉日!早速、今度の休みに髪を切ろうと予約をしました。これで3ヶ月ぶりにスカッとできるぜ。

ついでに眼鏡も新調したいと思います。知り合いの眼鏡屋さんに「近いうちに買いに行くわ!」って言ったのが、丁度去年のGW前でした。その時に「コレとコレと用意しておいて・・・。」なんてリクエストまでしておいて1年も放置してしまっているのです。絶対ヒンシュクを買っていることだと思います。とにかく罵詈雑言を覚悟して買いに行くことにしよう・・・。さて今回は、普段からあまり注意していない様々な習慣の中から「節約」にスポットを当てて見たいと思います。これからの人生で、もし自分にとって無駄を見極められ賢い節約が身についたとしたらそれに越した事はありません。という訳でそんな理想的節約術を探って見ることにしました・・・。

 

やって良い節約とダメな節約を見極める

 今さらですが節約は大切なものです。それは、間違いありません。長い目で見ると、もっとも確実にお金が貯まる手段かもしれません。だから、できるだけ沢山節約をして、早いペースでお金を貯めるのがよいと考えます。しかしながら、節約の方法を間違えると不幸になるという現実もあります・・・。どういうことかと言うと節約する心得として、使うべきところでは、思い切って使う。逆に必要のないところには徹底的に節約する。というこの単純なメリハリが大切なのです。しかしそんなのは、当たり前すぎて読むのが失せた・・・。と思った人もいるでしょう。もしくは、じゃあ、削ってはいけない出費って何ですか?と、疑問を抱くかもしれません。そこで今回は、興味をもつてもらう意味でも出来る限り論理的に節約してはダメな方の出費をいくつか紹介したいと思います。

 

交際費を節約してはダメな理由

 心理学者曰く、人間が幸せに生きるには、お金よりも、地位よりも、やりがいのある仕事よりも、何よりもまずは、良い人間関係が大切だと言っています。人間の脳は旧石器時代から進化していないといわれています。その頃の人類は、何人かで集まり、チームを組まないと、生きることに何らかの支障があったのかもしれません。恐らく人間関係を大切にする人しか、生き残ることはできなかったかもしれません。こういった点も踏まえると、人間は本能的に、良い人間関係が欲しい・・・。と考えるのにも頷けます。良い人間関係を持つ人ほど長生きで、健康で、記憶力も良いともいわれています・・・。その説からいくと、人間関係をおろそかにしていると、早死で不健康で記憶力も悪くなる・・・。となります。まさに生きてて最悪のパターンです。

 

知的財産にもなりうる教育費は削ってはダメ

 収入を大きく左右する要素の1つは「教育」といわれています。なので、経済的に豊かになりたいなら、教育費を削ってはいけません。節約のつもりで教育費を削ると、むしろ逆効果になる可能性が高いのです・・・。実際に存在する企業で研究開発(≒教育)に積極的な会社ほど成長し易く、研究開発に積極的な会社ほど業績の伸びが早い傾向が見られているそうです。世界のトップ企業は年商の10%以上を研究開発費に充てています。これは、個人ひとり、ひとりにもいえることでしょう。なので、自分に対する投資として年間所得の10%くらいは、勉強代に充ててもいいのではないでしょうか・・・。

最悪、教育にお金を割くのが無理と考える人は、せめて図書館へ行って本を借り、無料で教育を受ける・・・。なんて方法をとってもバチは当たらないと思います。とにもかくにも、読書は収入アップにつながるうえ、幸福感の向上にもつながるのです。なのでこれからは、どんどん読書に時間とお金を使った方がよいでしょう。

かくいうぼくも読書には相当やる気だけはあります。本を開き読み出すと魔法にかかったが如く睡魔に襲われ読書がはかどらず困る事があります・・・。しかしそんな言い訳は、いつまでも通用しないのでこれからは、僕も頑張って読書時間を確保するように努力したいと思います。考えてみれば、地球上の生き物の中で本を読むなんて事ができるのは、人間だけですからね。それが出来たからこそ人類が未だ進化し続けているのは、いうまでもありませんね。

 

健康維持費にも節約はご法度

 どんなにお金を節約して、たとえそれでお金持ちになれたとしても、不健康になってしまえば意味がありません。なので、健康維持費は絶対に削らないように心掛けましょう。とりわけ普段から出来るけっこう重要なルーティーンが、睡眠時間の確保と運動習慣の維持です。ある論文によると、睡眠不足な人は貯金が減る傾向があるそうです。なぜこんなことが起きるのかというと、睡眠不足のせいで認知機能が鈍り、間違った判断をし易くなるからだそうです。更に、厚生労働省の調査によると、運動習慣がある人ほど収入が多い・・・。なんて結果も存在するようです。それに運動はストレス解消にも役立ちますし、頭がよくなる効果もあります。そう思うとやらないだけで相当なマイナスになると考えるべきでしょう。

 

最後に

 前述したように節約が大切ということは、充分に理解できたと思います。もちろん生きて行くうえでお金以外にも大切なことは他にも沢山あります。それでもここで紹介したように人間関係の維持、教育、健康の維持は、削るとのちのち間違いなく痛い目に遭います。必要な出費を削ってしまうのは、節約ではなく単なるケチなだけです。なのでそこは間違えないように注意しましょう。そもそも節約は、将来自分が幸せになるための準備です。なので間違った節約のせいで不幸になってしまっては意味がありませんからね・・・。