松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

凄く会社を辞めたいと思ったとき

 

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 今日は、昼から新車の登録と車検の2台を支局に持ち込みました。増税前もあってか運輸支局は大混雑でした。いずれにしても消費税10%まであと1週間を切りました。正直、駆け込みのお客様を少し期待していたのですが、ダメでした・・・。よくよく考えてみると200万円~350万円のオートバイを税金が2%上がるからといってそう簡単に買わないですよね・・・。いきなりですが、もし今猛烈に仕事を辞めたいと思ったとしたらどうでしょう・・・?そこで今回は、そんなときの心理とすべき行動について考えて見たいと思います。

 

自分は会社が認める実績を出しているか

 長い間社会人をしていると何回かは、無性に会社を辞めたくなる事もあるでしょう・・・。そんな会社を辞めたいと思ったときにはどう考えればいいのでしょうか?たとえば、優秀な人間が会社を辞めたいと思う理由は、恐らく今居る会社では自分はもう成長できないのではないだろうか・・・。と感じた時だと思います。そのような境遇の人材を想定しながら人材採用・育成・定着に戦略的な視点を持っている企業は、優秀な人材にはあえてエース級の上司の下につけたり、わざわざ彼らが納得する仕事をあてがったりするそうです。

 

質の良い人材を確保する心構え

 中小企業でも時折、なんでこんな優秀なヤツがウチに・・・。というほどパフォーマンスの高い人材が応募してくることがあります。目端の利く経営者などはその人材のためだけに、わざわざスペシャルな仕事を用意して口説きにかかります。要するに優秀な人材ほど、仕事の内容や切磋琢磨できる環境を求めて転職しようとすると、部署の異動や昇給昇格などで引き留められるのです。大手企業に入った優秀な人材があまり転職市場に出てこないのは、会社側がそうやって引き留め工作を必死でしているからなのです。

 

会社に不満を持たさない

 大切なのは、優秀な人材がやりたいことをやらせてもらえない会社だ・・・。という不満を一瞬持った場合、それがきっかけで仕事を辞めたいとその方向にベクトルが働いた時、このことに関して二通りの解釈で明暗が別れます。たとえば、この会社では自分のパフォーマンスを活かせない・・・。と感じ取られ優秀な人材を早期退職の道に進ませる。逆に自分は、この会社に文句を言わせないほどの実績を出しているのか・・・?と自分がパフォーマンスを発揮しきれていないと感じ成果を出すまで頑張ろうとするのかで180度違います。従って優秀な人材を確保するには個人も会社もよりステップアップするためにも魅力的職場環境を目指す必要があるのです。

 

まずは心構えから

 たまに新入社員で、自分はこんな仕事をするためにこの会社に入ったのではない・・・。自分にこういう仕事をやらせてください・・・。などと、本人の希望と実力が見合っていない、つまり自分を客観評価できていない人がたまにいます。このような自己評価がお粗末な精神の未熟な人物が辞めたいと言い出したとしても、会社側は条件を変更してまで引き留めようとはしません。そしてそんな人は、転職してもすぐに行き詰まり、また転職を繰り返すようになります。もちろん、パワハラやモラハラが横行しているなど、精神を病むような環境からは1日も早く逃げ出す必要がありますが、漠然と会社を辞めたい・・・。と思ったときは、とりあえず自分は会社が認める実績を出しているかを振り返ってみることにしましょう。

 

不完全燃焼癖の怖さ

 どんな案件でも自分がもし不十分だと感じたなら、それはまだ不完全燃焼状態ということです。そしてその不完全燃焼が癖になると、どの場所へ行ってもまた逃げ出すことになりかねません・・・。そこで、目先を変えて何かの分野で社内トップを目指してみてはどうでしょう。たとえば、訪問件数でも電話を取るスピードでも、あいさつの元気さでも何でもよいのです。とにかく「あいつは社内ナンバーワンだ!」と誰もが認める行動を続けてみましょう・・・。それでもやはり不満なら、その時は改めて辞めることを考えても良いと思います。

 

最後に

 どんな事でも辞めようと思えば、色んな理由をつけて辞められるものです。イヤイヤ働くなんて雇用する側もイヤだろうし、何よりイヤイヤ働いている本人が一番イヤでしょう。もちろん世の中には、合う合わないがあると思います。ただその先にある未来が、将来の自分にとって価値のあるものならば、できる限りのマインドコントロールでやり切る事が本当の意味でできる大人だと思います。