松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

その人は本当に仕事ができる人ですか?

 

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 今日は、久しぶりに女性ライダーのご成約がありました。僕たちが扱う大型二輪は、ヨーロッパ車という性質上どうしてもシート高が全体的に高く、女性にはややハードルが高めの車両なのです。それでもある程度体格に恵まれている人は女性であっても乗って頂けたりするんですね。因みに今回ご成約頂いたお客様は、ハーレーのスポーツスター883も所有されているとの事で、なんと大型車2台持ちです!「こんな風に馬力のある女性ライダーがどんどん増えれば良いのにな~・・・。」と思う今日この頃でした。とにかく「冬来りなば春遠からじ・・・。」です。この時期、寒がりライダーの皆さんはきっと春のシーズンインが待ち遠しいでしょう。さて、話はコロッと変わりまして今回は、偉そうに上から目線ですぐに論破したがる人について分析したいと思います。

 

できの悪い上司ほど論破好き?

 これは僕の偏見かもしれませんが、相手に対して直ぐ論破しようとする人は、たいてい仕事ができないと勝手に推測しています。よく周りを見回して見ましょう。確かに仕事ができると勘違いしてる人は、一見すると仕事ができる人にも見えない事もありません。特に気の毒なのが、経験の浅い若いビジネスパーソンほど、仕事ができると勘違いしている人に搾取され騙されて、彼らに振り回されている気がするからです。

 

自分はできると勘違いしている人

 まず、最初に仕事ができると勘違いしてる人でよく聞くのが、抽象的な言葉を多用するタイプです。本来仕事では、できる限り抽象的な言葉を使わないのが正解です。特に注意したいのが、カタカナ語や横文字を多用する事です。絶対に使うなとは言いませんが、広い意味を持っている言葉を使うさいは充分に注意しましょう。なぜなら人によって解釈が異なりますからね・・・。それに正直話している本人ですら、意味がよくわからないまま使っていることが多いような気がします。

 

知らない言葉を知らないもの同士が共有する

 たとえば、会社で誰かが抽象的な言葉を使って頭のよさそうな話をしていたとしましょう。みんなは納得していたけれど、「どうも自分は、あまり理解できなかった・・・。」という経験は1度や2度くらいあったはずです。それと問題なのが、抽象的な言葉は良くも悪くも広い意味を持っているので、なんとなく話の内容を理解できた気になってしまうのです。そして恐らくその場にいた大部分の人が、分かったふりをしているのかもしれないのです。最悪なのが、話しをしている本人でさえも、何を言っているかわかっていないという場合です・・・。

 

勝てずにいられない性格

 とりあえず、抽象的な言葉を使う人には騙されないことです。相手の言っていることが抽象的でわからないと思ったら、必ずそれはどういう意味かを、質問するようにしましょう。それと仕事ができると勘違いしてる人で多いのが、やはり論破好きなのです。仮に、上司が人のことを論破しまくるタイプなら、今すぐ会社を辞めたほうがいいという選択肢を選びましょう。たとえば、部下が「・・・は、こうしたほうがいいと思います」と勇気を出して提案したときに、ダメだしばかりする上司だったらそれはアウトです。また、仕事をしているときに割り込んできて、聞いてもないのにアドバイスをしまくる上司これもまたアウトです。それと意見に賛同しなかったら、いきなり怒り出して全否定するなどはもってのほかです。もちろん上司以外にも、同僚・仲間・友人・恋人、誰であったとしても、一方的に論破してくる人とは関わらない方がいいでしょう・・・。

 

とにかく自分を優位に見せたがる

 そういう人は、自分では行動せず、安全なところから人を否定しまくることで、自分を優位に見せようとする傾向があります。そしてこんなふうにマウントを取ってくる人は、たいてい仕事ができないものです。とにかく仕事ができないことがバレないよう、高圧的な態度をとって論破してくるんです。特に新人のうちは、論理的に論破してくる人に対し「この人は優秀なんだ~。」と思ってしまいがちです。しかし、本当に仕事ができる人は、論破なんてしないものです。そもそも論破して相手の心を折ったところで、何もいいことがないと最初から分かっているからです。それに本当に仕事ができる人は、未熟な人の心に寄り添うことができます。自分とは異なる意見であっても、謙虚に聞くことができる懐の深さがあるのです。更に言えば、明らかに間違っている人に対しても、きちんと話を聞いたうえで、自分の意見を伝えることができるのです。

 

論破をする人だと思われないための心得

 常に周りに対して感謝の気持ちを持つ事と、相手をはなっから否定しないことです。そして一緒になって様々な問題に取り組む姿勢でしょう。これさえ徹底していれば、論破してくる人だと、まず思われることはないでしょう。それに確かなのは、社内を批評する人達は、他の人達からも良い評価をされていということです。またそのような人達の共通する特徴として自分は、すごい人だと思われたい・・・。それと結果が出ないことはすべて人のせいにする・・・。なのです。考えるに本当に仕事ができる人は、いちいち他人や会社の不満をもらしても意味がないと充分にわかっていますからね・・・。

 

都合の良い仲間を作りたがる

 自分を否定しない人にだけ不満をもらして、承認欲求を満たそうとするのは、ただの臆病者と考えていいでしょう。もし自分の周りに、いつも社内の批評をしている人がいたとしたら、極力関わらないことです。どんな環境に行ったとしても、理不尽なことや、自分が理解できないようなことをする人は必ず存在します。人は社会に身を置く以上、それを理解した上で、自分がどう行動するべきかを考えなくてはいけないのです。

 

最後に

 自分が今すべき事に関心を向けて、不満を言うのはやめましょう。どうしても納得できないことがあれば、環境を変えたらいいだけの話です。そもそも自分の人生は、自分の選択次第でいくらでも変えられます。嫌だと思うならやめればいいということです。近頃は転職するのが当たり前の時代です。会社に属さず個人で稼ぐという選択肢もあります。現実問題、会社が働く人を選ぶ時代から、働く人が会社を選ぶ時代に移行しつつあります。働く人の人生は、働く人それぞれのものです。但し、自分が選択したキャリアに、100%責任を持って前に進むべきでもあります。

仮に自分でその会社を選んだのであれば、多少納得できないことがあっても、どうすればよくなるかをまず考えて頑張りましょう。その後どうしても納得できないと思うのなら、やめればいいのです。しかしながら、被害者意識の強い人は、まるで強制労働をさせられているかのように、被害者顔をして働いています。くどいようですが、自分の人生は自分のものです。今の状況に不平や不満を持っている人は、人の人生を送らず、自分の人生を送ることを選択しましょう。