松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

達成できない人に共通する癖?

 

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 それにしても今年は何かやたら雨量が多いような気がします。それに台風14号の影響で僕の住む京都も昨日からず~っと雨です。そして今もまだ雨です。台風も確かに秋の風物ですが、同じ秋なら秋晴れのほうが僕的には断然いいですけどね…。さていきなりではありますが今回は、人の癖について考えてみることにしました。それこそ人の癖というのは、様々な形で表現されます。そんな癖ですが今回は、内面的でネガティブな部分である「できない癖」について考えてみることにします。そこで、どうせ例えにするなら僕たちが生活する中で密接に関わってくる「お金」をテーマにしようと考えてみました。

 

まずはお金が貯まる人の共通点

 当たり前の話ですが、世の中にはなぜかお金持ちになる人と、その逆にどうしても貧乏になってしまう人が存在するようです。もちろんどっちでもない人もいるでしょう。ではその違いはいったい何んでしょうか…?恐らく世界中の心理学者たちがこの難題にずっと昔から取り組んできたに違いないと思います。僕の浅~い調べによると、そもそもお金持ちになる人というのは、いくつかの共通点があるようです。

たとえば、「お金持ちになる人はそもそも自制心が強い」というのがあります。米国の某有名大学の研究によると、「将来のために今を我慢できる人ほど、人生で成功する可能性が高い」ということが確認されたそうです。また、お金持ちになる人は息抜きが上手とも考えられているそうです。というのも、ストレスが溜まると自制心が崩壊し、無駄遣いが増えてしまうからだそうです。う~んなるほど~納得…。

 

お金が貯まらない人の致命的「癖」

 さて、ここからが本題です。そもそもお金が貯まらない人というのはどうやら共通する致命的な癖というのがあるそうです。それは、ズバリ「自己連続性が低い…。」という事が大きくかかわっているようです。因みにメンタリストのDaigo氏も自己連続性について興味深く詳しく説明されていましたね。

 

自己連続性とは

 それではまず「自己連続性」を掻い摘んで説明しましょう。「自己連続性」とは今の自分が将来にわたって連続している…?と捉える度合いのことを指します。自己連続性が高いと、「今の自分は、将来の自分と似ている」と考えがちなのに対し、逆に自己連続性が低いと、「今の自分は、将来の自分とは別人だ」と考えてしまうのです。これでいくと、自己連続性が低く「今の自分は、将来の自分とは別人だ!」と考えている人ほど、お金が貯められない要するに貯金できない傾向にあるということになります。

 

違う角度から見る自己連続性

 自己連続性という概念の話をお金だけで説明すると、イメージしにくいかもしれませんね。それでは、「明日から頑張る」という口癖を例にとって説明しましょう。「明日から頑張る」は、自己連続性の低い人が好きそうな言葉かもしれません。なぜなら「明日から頑張る」という口癖には、2つの意味が含まれているからです。まず1つは、「今日の自分は頑張っていない」という意味があります。そしてもう1つは、「明日になれば自分は頑張れる」という意味です。しかしこの2つの言葉よくよく考えてみると、言っていることが無茶苦茶だと思いませんか?どうして、今でさえ頑張れない人が、明日から頑張れるのでしょうか? と疑問に思いつつも自分自身、耳が痛い話です。

 

明日からではなく今から

 とにかく「明日から頑張る」を改めさえすれば、恐らくお金が貯まる人になれる…?かもしれません。おさらいですがお金が貯まる人は、自己連続性が高いということです。要するに自己連続性が高いとは、「今の自分は、将来の自分と似ている」と考えることを指します。自己連続性の高い人は「明日から頑張る」とは考えないのです。逆に、「今頑張れないなら、明日も頑張れない」と考えるのです。そして、何より「明日から」ではなく「今から」頑張ろうとするのです。

 

最後に

 と言う訳で、結論としてお金が貯まらない人は未来の自分を今の自分と別物に考えがちで、おまけに今の自分を棚に上げがちなのです。それに対して、お金が貯まる人は未来の自分は今の自分と似ていると考え、未来を現実的に見積もり、今から直ぐに努力できる考えを持っているのです。とにかく、明日から頑張る…。が口癖の人は、今日から心を入れ替え何が何でも「今日から頑張る!」そして「明日から頑張る!」と言う口癖に封印をして日々活動していくように心がけてみてはどうでしょうか。