松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貧乏だと思う気持ちからの脱出

 

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 それにしても最近、やたらポンポン台風が日本に接近しているような気がします。それでも去年の8月は、9個も台風がきてたそうです。今は3つそう思うと、まだまだ序の口なのでゾッとします・・・。参考までに去年は、1年を通し29個台風が発生しました。平均よりチョイ多めくらいですかね。因みに過去50年で一番台風が発生した年は、昭和42年(1967年)で39個というのがありました。その年は、1月を除いて毎月発生していたようです。それにしてもこの気温。毎日暑い上、湿度も高く蒸し蒸しするというのに台風で雨まで降り出したら、作物どころか人間までが災害をまともに食らいます。だから僕は、夏と冬が苦手なんです・・・。

さて今回は、そんな暑い中イライラしてついパーッと、レジャーや飲食でお金を散財している人もいるのではないでしょうか?なにせお夏季休暇やボーナスも入るので「使わない選択は、無いで・・・。」と使う人はきっと使う気満々でしょう。というわけで「そこで使うか?それとも踏みとどまるか?」で決まる心に潜む貧乏体質について考えてみることにしました。

 

自分は貧乏体質だと思う人の共通点

 僕もよくテーマにしますが、近年お金持ちになる人や、貧乏になる人にまつわる研究が進んでいるのもあり、それ関係の記事をやたら目にする様な気がします・・・。そんな中でも僕自身なるほどな~と思ったフレーズが、「お金持ちになる人は自制心が強い」というものでした。これは、つい最近まで僕も紛失していたものだったからです。さらに「お金持ちになる人は自制心が強い」は、アメリカの某大学で進められてきた研究の結果、出された答えでもあるのです。また興味深いのがこの研究では、目先の誘惑に負けない人ほど、お金持ちに成り易い・・・。というデータも出ているようです。要は、忍耐力のあるタイプの人は、お金持ちの素質があると解釈できるようです。

 

 

貧乏体質の原因はたったひとつ

 金持ち体質 or 貧乏体質かを見極めるには、以下の質問後に答えを出したいと思います。たとえば、貯金について今までしたことが無かったけど、これから頑張ってすることにしたと仮定します。その時頭に浮かんだ志は、どうだったでしょう・・・?今月から貯金を頑張るのか、それとも来月から頑張るのかで大きく明暗が別れます。仮に今月から頑張ると思った人にとって、今と未来は同じものと考えていると思われます。どういうことかと言うと、今日から貯金しないと、明日もきっとやらない。だから1日も早く貯金を始めよう・・・。と考えるのです。逆に来月からの貯金と考える人は、物事を先送りにする思考を持ち、意志の弱い人であり、今と未来は別モノと考えるのです。だからつい頭の中で、来月から頑張るから、今月は遊び納めにしよう・・・。と、貯金をどんどん先延ばしにする傾向にあるのです。

 

明日から頑張るは貧乏のはじまり

 仮にお金持ちが、何かに取り組む時「明日から頑張るぞ・・・。」と答えるでしょうか?どうもなんとなく違和感があります。どちらかと言えば、たった今から頑張るぞ。という答えのほうが、シックリくるのではないでしょうか。なので、「明日から頑張るぞ・・・。」という口癖は、恐らく貯金ができない典型的な貧乏体質ワードなのかもしれません。

たとえば、自分の周りに貯金を今はしていない、でもこれからしようと思っている人がいたとします。その人に「いつから貯金するの?」と尋ねたとしましょう。すると貯金上手な人は「今から頑張る・・・。」と応え、貯金下手な人は「明日から頑張る・・・。」と答えるわけです。ある研究結果によると、「人生の45%は習慣によってできている」のだそうです。お金持ちになるための第一歩は、とにかく貯金を先延ばしにせず、今から貯金の習慣を身につけることなのです。

 

最後に

  自分のモチベーションを上げるのには、先人の様々な明言があります。たとえば、「千里の道も一歩から」「散りも積もれば山となる」など何となく励みになるようでならないようなことわざではありますが、このことわざが心に響く人は、間違いなく行動に移せる素質があると思います。ただ、人にはそれぞ人生を全うする為の時間が限られています。50歳で終了するのか、安倍首相がいうように人生100年時代構想に乗っかって寿命を全うするのかは、誰にも分かりません。いずれにしても時間は、限られているという事です。貧乏から抜け出せたとしてもヨボヨボの寝たきりでは、自分に対してそれは生きたお金とは言えません。できれば、極力元気でレスポンスの良い健康状態の時に自分にとって生きたお金を使う事がベストではないでしょうか・・・。