松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

もし人工知能が暴走したら人は止められるのか

 

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今回の台風は、さすがの僕も久しぶりにビビりました。丁度通勤時ドンピシャだったからです。特に帰宅時は、雨風共に警報真っ只中だったのでミニバイク+合羽では、完全にアウエイでした。通勤に使う老ノ坂峠は、山から流れだす雨水で川の様になり、強風の為合羽は、風を抱き右へ左へとバイクごと持って行かれそうになり他の車に接触しない様必死に帰りました。こうして書くと少し盛り気味に感じますが、確かに少し盛られています・・・。でもイメージは本当にこんな感じでした。おかげでこうして無事に記事が、更新できています。

 

人類対ロボットなんて事になる可能性

チョッと古い話になりますが、僕が小さい時は、「ウルトラマンに仮面ライダー、ガッチャマンにキャシャーン」と未来をテーマにしたテレビに夢中でした。リアルな話になりますが、日本は色々な事情の中アメリカや一部の諸外国の様に戦争をテーマにした映画やドラマに関して消極的でした。

何故なら戦争には、必ず相手国があり、それをテーマにする事は、国際問題上よろしく無かった訳です。そこで白羽の矢が立ったのが未知の世界である ”宇宙、怪獣、ロボット”なのです。子供の頃はとにかくみんな戦闘物が特に男子に大人気でしね・・・。

 

 

何か必ず訪れる様な気がしてきた

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前記事でふれたAI(人工知能)の続きみたいになりますが、フェイスブックが開発したAI(人工知能)が人間には理解できない独自の言語で会話をはじめ、同社はこのプロジェクトを緊急停止させた事は前述でも書きましたが、引き続き詳細に紹介したいと思います。

7月下旬、フェイスブックのAI研究チーム(FAIR:Facebook AI Research Lab)はチャットボット同士が、人間の指示を受けずに会話を行っていることを研究中に突き止め緊急停止させたこの事実は、人類の想像を超える偉業です。ただ、同時にAIが今まで架空の世界にだけ存在していた感情をもつ機械を現実に近づけてしまったのです。

「人工知能はまだ一般に広く認知されるレベルには普及していないが、近い将来、多くの人に恐怖を与える段階に達するだろう。」人工知能研究の世界的権威のレイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)は数年前に、技術的特異点に関する警告を発していたそうです。

技術的特異点(シンギュラリティ/Singularity):人工知能の進化が極度に進み、人間の能力を超えてもう後戻りはできない状況に達する仮説的状況のこと。

 

 

すべての分野ですでに活躍中のAI

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これは、アマゾンのアレクサが人間の会話に聞き耳を立てたり、アップルのSiriが利用者のスケジュールや位置情報を詳しく知りすぎるといった単純な話ではなく、音声アシスタントと人工知能の間には一般の人々が想像する以上の大きな隔たりがあるのです。

現状の音声アシスタントはウェブの検索や基本的な音声認識技術を利用したものであり、このレベルの「知能」と呼ばれるものは、まだまだ低レベルのものですが、アレクサやSiriはIBMのワトソンなどとは全く別次元のものなのです。

 

 

ホーキング博士もAIの危険性を警告

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イーロン・マスクビル・ゲイツスティーブ・ウォズニアックらのテクノロジーの専門家たちはそろって、AIが人類の脅威となる警告を発しています。理論物理学者のスティーヴン・ホーキングも2014年の時点で、AIが人類に破滅をもたらすと予言していました。AIは人間の指示を受けずに自分で進化を遂げ、自身で再設計を行う形で発展を続けていく事に対して、生物的な限界を持つ人間はこの進化に追いつけず、やがてAIの能力が人間を超えていくとホーキング氏は警鐘をならしています。

 

 

まとめ

今はすでにテレビ同様ネットの接続無しには成り立たなくなっているのが現状です。人工知能はいずれネットを通じ、他の人工知能と共同作業を始めることになると考えられています。となると人工知能自身がこの先の世界の在り方を決定し、人類に審判を下す日が来るかも知れません・・・。ただ人工知能の導入について慎重に扱いさえすればば、より良い共存が可能だと思います。とにかく人工知能が、問題が生じればすぐに停止出来る体制を整える事が最重要でしょう。

 

参考資料:Forbes