松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

深呼吸で疲れにくい身体を作ろう

 

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それにしても毎週週末を狙い撃ちするかのように雨が降ります。お客様から預かっている修理や車検の預かり車両が、雨のたびに予定が流れ車両の管理倉庫がいっぱいになって来ました。それに今が、絶好のツーリングシーズンなのにライダーも貴重な週末がダメになり相当ストレスがたまっているに違いないでしょう。そんな時は、とりあえず大きく深呼吸をしてイライラ感を取り除くのが一番です。

呼吸の方法が体に与える様々な影響 

という訳で今回は、普段からため息をよくつくわりには、深呼吸はあまりしないので、深呼吸が体に与えるメリットについて紹介したいと思います。因みにため息にもそれなりのメリットがあるようで、緊張の緩和・ストレス発散・血行促進・自律神経のバランス調整など、ため息をつくことによって呼吸が深くなった結果、体の精神面・機能面においてメリットが多くあるのです。なのでストレスや緊張をほぐすために、ため息をつくことは、体の不調に対する防衛反応ということなのです。

もちろん、デメリットもあります。ため息には、いろいろなプラスの効果がある反面、ところ構わずにため息ばかりをついていたら周囲の人たちに多くのストレスを与えてしまいます。ため息の大きなデメリットは、ここにあるのです。「人に嫌な思いをさせる」です。仕事が一段落した時の「ふぅ…」程度なら良いのですが、あからさまに「はぁ~ぁ」という大きなため息は良くありません。当てつけや嫌味と受け取られてしまうかもしれません。どうしても大きなため息がつきたい時には周囲を見渡し、一人になれる場所に移動する配慮が必要でしょう。実際本当に疲れたらため息も出ないそうですけどね・・・。

 

疲れを溜めやすい人と溜まらない人の違いとは

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職場で机に向かいパソコンを使用しているとき、重い頭を支えていること自体がつらく、首がすぐに疲れてしまうといったことがあります。思考能力も低下して、仕事が思ったようにはかどらない……といったことも日常でしばしばあります。頭の重さは体重の10~15%例えば、体重60キログラムの人では6キログラム以上もある計算にもなります。体が疲れている状態では、首の筋肉をはじめとする姿勢を保持するための筋肉の負担も大きいものだと言うのは、なんとなく理解できると思います。ただ、周りを見渡してみると、中には全くもって疲労を感じさせないハツラツとした人もいます。顔色も良くて肌もツヤツヤで、声にも張りがあり、笑顔も眩しくて、体の動きもスピーディー。仕事関係の話をしていても、おもしろいアイディアを提案したり、受け答えもハキハキしていて、疲労で全身、なまりを背負っているかのような人と、いったい何が違うのか考えてみましょう。

 

 

筋肉の酸素不足が疲労感に? 避けるべき身体の酸欠状態

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冒頭に書いたように「頭を支える」「姿勢を保持する」ための筋肉も、その機能をしっかり発揮するには、まず十分な酸素が必要なのです。筋肉の血流の滞りを防ぎ、酸素を行き渡らせた状態にしなくてはなりません。ですから、首や肩周り、背中などの筋肉が凝り固まっているままだと、筋肉の酸素不足を起こしてしまう恐れがあるのです。酸欠状態になると、筋肉のコリ感も解消されず、座っているだけでも疲れてしまったり、頭の方への血流も低下することにつながります。それに良いアイディアが浮かばない、うまく考えがまとまらない、といったことも生じやすくなる可能性があったりして、おまけに体の冷えの原因にもなってしまうのです。

 

 

酸素が足りないかをセルフチェックしてみよう

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次の項目にあてはまる数が多いほど酸素が足りない可能性が高いのです。

  • 体のどこかに筋肉のコリを感じる(首・肩周り、背中、腰、お尻など)
  • よく頭痛に見舞われる
  • 胃腸の調子が悪いことが度々ある
  • 鏡の前で笑顔をつくってみると、顔の筋肉が思ったように動かずひきつった笑顔になる
  • 大きく息を吸ってみると、胸部やあばら骨の辺りに筋肉痛のような痛みや硬さを感じる
  • 深呼吸をしてみると、大きく息を吸い込むことが難しい
  • 手足やお腹、お尻など、体のどこかが冷えている
  • 気が付くと、ぼんやりしていることが多く、気持ちが晴れ晴れとしていない
  • 眠りが浅い、いつも眠いなど、睡眠に問題がある
  • 運動不足である
  • 姿勢が悪くなってきたと感じたり他人からの指摘も受ける

疲労は肉体的な疲労と、精神的なことが関わる脳の疲労とに分けられます。そして休息をとることで比較的早期に回復するのは肉体的な疲労です。上記の複数項目にあてはまる場合は、単純な肉体疲労だけではなく、精神的な要素も多少絡んでいることが考えられるのです。すると、心身の緊張状態が長引いてしまう「交感神経が優位な状態」になります。精神的な要因が複雑に絡むと、慢性的な疲労からの回復が難しくなるケースが多いそうです。

 

 

酸素量が足りない? 腹式呼吸でできる対処法

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酸素が足りない可能性のある人は、まず呼吸を深く行うようにエクササイズをしてみましょう。呼吸にも筋肉の働きが必要なのです。通常は、横隔膜や肋骨の間の筋肉、そして、頑張って呼吸を深めようとした際は、首やお腹の筋肉も使われます。オススメは、なるべく横隔膜が刺激されるような腹式呼吸がいいと思います。コツとしては、吸気は鼻からですが、呼気は口からです。副交感神経が優位に機能し自律神経のバランスを保つことができるようにするポイントは、ゆっくりと息を吐くように心がけることです。自律神経のバランスが調整されると、酸素不足も解消されやすくなります。そして、なにより体の筋肉がほぐれていくと、日頃の生活でも体が楽に感じるようになり、こわばっていた表情も和らぎます。気が付いたときや仕事で忙しい時にもぜひ、意識的に深呼吸を繰り返してみましょう。

 

 

最後に

僕の場合職場は、常に排気ガスが排出されている環境なのでここでの深呼吸は、かえって身体に悪いかもしれません。それと通勤時もバイクなので結構な排気ガスを吸いますそれにまだ深呼吸となるとやっぱりこれもヤバイです。となると朝起きぬけにするのと寝る前にするくらいしかタイミングが、なさそうです。それでも確かに深呼吸は、何となく「ス~ッ」とします。なのでこれからは、なるべく意識してチャンスがあれば、深呼吸を心掛け、ため息は人前でしない様にしたいと思います。