テレビでよく見る節約術の効果について

今日は、３か月ぶりに髪の毛を切りに行きました。さすがに３か月も髪を切らなかったら何を着てもきまらず、野暮ったさ全開でした。おかげさまでカットの後は、素晴らしく気持ちよくなれ大満足です。できればこのまま髪が伸びないでほしいと本当に思う今日この頃です。ところで僕は、いつも部分的にパーマをあてるので料金が約8,000円掛かります。3か月髪を切らなかったので内2か月分の16,000円が浮きました。節約したつもりはありませんが、結果としてやっぱり浮きました。それでも正直得した感は、全くありません。それに手元に残っているかといえば、それもありません･･･。そこで今回は、テレビなどでよく節約術を紹介している節約について、自分の場合その節約をした時、本当に実感できるか、ただの勘違いなのかを考えてみることにました。

違う方向で節約を頑張り過ぎてたりして

世の中には節約を頑張っているのに、なかなか貯まらないという人は、沢山いると思います。ひょっとして僕の様に節約するポイントがズレているのかもしれません。そんなズレているかも知れない節約術を考えてみましょう。

バスや電車は2、3駅手前で降りて歩いています

交通費節約のために、「バスや電車で2、3駅手前で歩いているんです」とよく聞きます･･･。2、3駅程度であれば、差額は20円～100円程度。それで、足が疲れたり、大事な靴が傷んでしまったり、喉が渇いたりしてカフェに入ったり飲み物を買ったりしたらどうでしょう？そうなると、節約どころではありません。もちろん、運動が目的ということであれば問題ありませんけどね。なのでこの場合運動不足解消の為、と言う事なら有効としましょう。

スーパーの割引品に執着する

夜の時間帯になると、スーパーでお惣菜やお肉、野菜などに、3割引きや半額などの割引シールが貼られたりします。安さにつられて、つい割引シールを求めてついあれこれ買ったりしがちです。ここで少し冷静に考えてみると、そもそも割引される商品は賞味期限・消費期限が間近に迫っているものがほとんどです。たくさん買いすぎると食べきれない可能性があるどころか、もしも捨ててしまうことになったら、その食品が非常にもったいないです。それに何よりも使ったお金ももったいない。これはまさに「安物買いの銭失い」ですね･･･。

自宅のエアコン代を節約する為カフェでよく時間を潰す

暖房や冷房などのエアコンをつけると、電気代がかかります。「だから、自宅でエアコンをかけずに、カフェやショッピングモールに避難しよう！」と行く人がいます。それは本当に得策なのでしょうか･･･。具体的にいきますと仮に、冷房時の消費電力が、1時間あたり455ワットだとすると、5時間つけた場合は、1kWh＝30円で計算すると、455ワット×5時間×30円÷1000＝約68円です（使用するエアコン、電力会社などによって異なります）。カフェで550円のアイスカフェラテを頼んで5時間ねばったとしても（ちょっとねばりすぎですが…）、どちらがお得かは一目瞭然です。もちろん、節電は大切です。従って読書や勉強をする時に、自宅よりもカフェの方がはかどるならいい活用法だと思います。

ガソリンは1円でも安いところを探す

車に乗る人は、ガソリン代が気になると思います。ガソリンスタンドによって1リットルあたりの値段が違うので、「1円でも安いところに入れたい」と思うのが人情というものです。でも、1円安く入れるためにわざわざ遠回りした場合は…本当に得なのでしょうか･･･。1回の給油で30リットル入れるとすると、1円安ければ、1円×30リットル＝30円のお得です。仮に1リットル10キロ走る車だとして、1リットルのガソリン代が132.3円の場合、わざわざ5キロ遠くのガソリンスタンドに行くと、約66円のガソリン代を使うわけです。さて、お得になっているでしょうか？ここまでするとあまりにも細かい計算ですが、実はガソリン代の1リットルあたりの1円、2円の差は、それほど大きくないことがわかると思います。

最後に

という訳で、色々取り上げてみましたが、効果に関しては微妙だと分かりました。なので、これからその手のお金を見直す時は、根本的に浪費しているであろうカテゴリーをカットする事の方が成果が出やすいと思います。出来る出来ないは、別として例えば、お酒が好きな人は、お酒を止める。趣味の多い人は、趣味を減らす。などチビチビ行かずガバッと減らせることが出来れば目に見えるお金が残るかもしれませんね･･･。