松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

やっぱりゆっくり食べた方が肥満予防になる

 

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2月14日は、バレンタインデーです。僕も毎年義理チョコを美味しく食べさせて頂いています。お洒落で高級ななチョコからそうでもないチョコまで様々です。しかし今年は、不景気なのか例年に比べて些か少ないような・・・。ま~それでももらえるだけでも感謝しましょう。さて、今回は、チョコレートも食べ過ぎると肥満どころか違う病気になってしまいますが、その肥満について新しい発表がありました・・・。

 

ゆっくり食事をすることで肥満を防ぐ

早食いになりがちな人は、食べ物をよくかんで箸を休めながら食事をすることで減量できる可能性があるとする九州大学の研究論文が13日に発表されたそうです。英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)のオンライン版「BMJ Open」に掲載されたこの研究は、日本人約6万人を対象に食べる速度と体重の増減との関連を調べた研究だそうです。

 

 

食事速度が腹囲に影響する

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九州大学の研究チームは論文で、食事の速度は肥満や体格指数(BMI)の値、腹囲に影響すると指摘し、「食べる速度を遅くすることを目的とした治療介入は、肥満予防や肥満関連の健康リスクの低減に効果的とみられる」と結論づけたのです。BMIは身長と体重から算出され、体重が適正範囲内かどうかを判断する際に用いられます。

 

 

肥満がもたらす病気は厄介である

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研究チームは、肥満などがきっかけで主に成人期に発症する2型糖尿病と診断された患者ら5万9717人の医療保険データを分析しました。内容としては、被験者は2008年から2013年にかけて定期健診を受けており、年齢、性別、BMI、腹囲、血圧、食生活、飲酒や喫煙の有無などを調べたようです。

 

 

食事の速度で明らかに違う結果が

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その結果、食事の速度がゆっくりなグループの4192人は当初から腹囲の平均値が小さく、BMIの平均値は標準範囲内の22.3、肥満者の割合も全体の21.5%だったそうです。これに対し、早食いのグループの2万2070人では肥満者の割合は44%で、BMIの平均値も肥満気味とされる25という結果になりました。研究チームは、こうした結果は「食べる速度を遅くすることで肥満の減少やBMI値の低下につながることを示唆している」と述べています。

 

 

最後に

僕も何となくは、そうかな~と思ってました。だってゆっっくり食事をすると満腹感が、食事を終えるより早く到達するのです。なので「今日はガッツリ食うぞ!」と思う時は、どうしても食べるスピードが速くなりがちになります。逆にテレビを見ながらダラダラ食べているとふつうペロリとたいらげられる食事も残してしまったりします。なので、ダイエットの前にまずゆっくり食事をとることを習得しましょう・・・。

 参考資料:AFPBB News