松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

コレをするからお金が貯まらない説

 

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僕は、生まれてこの方コンビニATMでお金の出し入れをしたことがありません。そのコンビニATMでお金を引き出している人を最近多く見かけるようになりました。少し前までは、正直あまり見かけなかった様な気がします・・・。因みに僕も近々デビューです。さて、それにしてもいつでもどこでもお金が引き出せて、ホント便利になりましたね。ただ、コンビニATMでお金を引き出すときには、だいたい手数料がかかります。「ATMでお金を引き出す時に手数料を意識したことがなかった」とか、「時間外手数料がかかっても仕方がない」または、「銀行ATM以外は手数料がかかると思っていた」など・・・。この考え方がお金を貯められない要素なのです。お金は、貯めて、増やして、使うものです。お金を減らしてしまう行動をする人は、総じて同じパターンでソンを繰り返している様な気がします。

 

お金を貯める場合やってはいけない事

面倒くさい、気にならないから、知らなかったが呼び寄せる無駄な出費のスパイラルがここにあるのです。よく読んで覚えておくと何かのタイミングで自分の無駄使いにブレーキを掛けることができるかもしれません・・・。

 

 

やってはいけないお金の使い方

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  • ATMでお金を引き出すときに、いつも手数料が引かれている
  • 家賃などの振込で手数料がかかるのは仕方ないと思っている
  • クレジットカードの支払いはリボ払いにしている
  • 夏冬のボーナス払いで買い物をする
  • 会社帰りに毎日コンビニに寄る
  • 特売日にまとめ買いをする
  • 子どものために学資保険に加入するのは当然
  • 保険に加入していない、加入したら見直しをしない
  • 銀行を変えたことがない
  • 普通預金に入れっぱなし

挙げだしたらキリがありませんが、最低限ここに挙げたうちの、ひとつでも改善できれば、次々と自分のお金の使い方に疑問がでてくるかと思います。

 

 

無意識のうちに減らしてしまうお金は最悪

先に上げたATM引き出し手数料が典型ですが、無意識だろうが、わかっていようが、ATMでお金を引き出すのに手数料を引かれるのはダメです。銀行の定期預金に100万円預けていても1年でもらえる利息はたったの100円(税引前)とされています。そんなのは、ATM手数料でなくなってしまいます。それどころか、引き出すたびに自分のお金が減っていく事になるのです。基本的に、自分の口座がある銀行のATMや提携先のコンビニATMなら、日中はたいてい無料で引き出せます。問題は平日夜や土日、祝日。忙しくて無料の間に引き出せずに仕方なく、という人もなかにはいるでしょう。でも、残高や取引内容次第で、手数料なしで引き出せる銀行もあります。該当していても手続きをしていないだけという事も考えられるでしょう。日常的に使っている口座で特典がないか、きちんと調べるのも手です。

 

 

日々の振込みに注目する

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家賃や子どもの塾の月謝など、いろいろな振込で手数料がかかる事があります。 銀行が違うのだから振込に手数料がかかっても仕方ないと思っている人もいるでしょう。 ATM手数料と同じように、何も考えていなければ、銀行に言われるがまま、振込手数料を払うことになってしまいます。しかし、一定の残高があれば月数回の振込手数料がタダ、もしくは相当額がキャッシュバックされる銀行も数多くあるようです。今、自分が使っている銀行で振込手数料が無料になる条件は何かを、確認しておきましょう。

 

 

先送りしたお金それは借金なのです

現金での支払いは、ポイントもつかないしもったいない。だからクレジットカードで支払う。という人も多いでしょう。使い過ぎに注意しなければいけませんが、使用履歴と家計をきちんとチェックでき、ポイントも有効に使えれば問題ありません。しかし、クレジットカードを利用する際に気を付けたいのは「リボ払い」です。なかにはリボ払いにするとポイントが多くなるというクレジットカードもありますが、それはカード会社が得する仕組みになっているからです。毎月の支出を平準化できるからと、リボ払いを選択する場合、一括払いなら現金と同じで利息はかかりませんが、リボ払いだと利息が発生します。まさにムダなお金の使い方なのです。

 

 

終わらないリボ払いは絶対に避ける

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そもそもリボ払いを選択する人は、自分の現金支払い能力を超えて、次々と買い物をしがちなのではないでしょうか・・・。いくら平準化すると言っても、これでは支払いが膨らんで、いつまでたっても、支払いが終わらないことになります。クレジットカードのリボ払いは、ローンを組んでいるのと同じと理解しましょう。同じように、ボーナス払いで買い物をする人も注意です。リボ払いと違い、利息はかかりません。しかし、ボーナス払いは支払いの先送りです。要するにツケなのです。借金を半年近く抱えているのと同じです。大型家電や海外旅行など、まとまったお金が必要なときに、便利な支払方法ですが、せっかくのボーナスが借金の返済に回り、楽しかったことの後始末に使われてしまうのです。従って、まとまったお金が必要な買い物は、貯めてから使う事を心掛けましょう。

 

 

無計画がお金を減らす理由

毎朝、通勤途中にコンビニに寄ってしまう。飲んだ帰りはついカップ麺を買ってしまう・・・。でも、コンビニに行くと、目的のもの以外にも、何かひとつふたつ余計に買ってしまうものです。新しいスイーツが出ていた!なんだかアイスも食べたくなった!ガムも買っておこう!1回のコンビニで予想外の買い物をしてしまいます。1回は数百円の追加の出費でも、積み重なれば結構な金額になります。また、スーパーや安売り店で買えば安くすむのに、どうしてコンビニでついで買いしてしまうのでしょう。それはコンビニの戦略だからです。それほど広くない売り場に効率的に商品を配置し、さらに顧客のデータを分析し、陳列棚を工夫しているからです。ついで買いする人は、まさにコンビニの戦略にはまった人なのです。

 

 

スーパーでは特売商品にだまされない

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スーパーでのまとめ買いも同じです。特売日やポイント何倍といったセールストークには、注意が必要です。ついつい、こうしたときにまとめ買いをしがちですが、それで得られる割引やポイントがどのくらいか、一度冷静に考えてみるといいでしょう。また、細かいようですが、日ごろ同じスーパーで同じ商品がいくらで売られているのかもチェックするのも、いいかもしれません。コンビニもスーパーも消費者にウソをついているわけではありませんが、売り手側の思うツボにはまらない、賢い消費者になる様、心掛けましょう。

 

 

後回しにすればするほど貯まらない

ATM手数料や振込手数料。いつも無料で使っている、という人は、きちんと自分の口座管理ができている人でしょう。給与が振り込まれる銀行を変えたり、メインバンクから別の銀行に預け替えたりしているはずです。何気なく決めた給与振込口座が、使い勝手よく、オトクな特典もあり、さらに預金金利がよければ問題ありません。しかし、お金の使い方が下手な人は、そうしたことに無頓着です。オトクな銀行がある、ということがわかっていても、今、特段不便を感じないから、後でいいや。こうして後回しにすればするほど、面倒になり、現状維持で甘んじてしまうのです。お金は、手間をかけてあげれば、その分、きちんと働いてくれるといいます。ほったらかしの銀行口座。普通預金に入れっぱなしのお金。そのお金は上手に働くことができません。

 

 

最後に

必要最小限のお金は普通預金に残し、少しでもオトクなサービスが受けられる、金利がいい銀行に預け替えるといったメンテナンスが大切です。水槽の水も入れ替えをしなければ、腐ってしまいます。お金も同じです。ほったらかしは、お金が貯まらない、一番の原因なのです。年金問題や社会保険料負担、消費増税など不満に思うことは、たくさんありますが、幸いにも自分のお金の使い方は自分で決めることができます。なのでこれからは、生活防衛できるよう真剣に考えてみましょう。