松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

年収300万円では車の購入は諦める

 

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今の世の中、給料が上がらないと行って簡単に交渉に応じる会社は有りません。従って現年収の維持をするのが精いっぱいな現状は今後もしばらく続くでしょう。それでも家族を持ち、マイホームを買い、生まれた子供には人並みの教育を施したいものです。そこで今回は、年収ごとに実現可能な限界値を調べてみる事にしました。

 

厳しい現実に向き合う勇気を持つ

ファイナンシャルプランナーが算出した年収別の家計簿によると生活費1か月分の余剰金は、下記のようになります。

  • 年収300万円→1万  800円
  • 年収500万円→3万2900円
  • 年収700万円→5万4400円

この様に実際、これだけしか車代を捻出できないそうです。さらに、この車に掛かる維持費は、別勘定になります。

 

 

年収300万円で車を維持するのは難しい

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普通社会人になったら最初の大きな買い物と言えばやはり車を購入を考えるでしょう。しかし、例え家族の同意を得たとしても、生活費1か月分の余剰金からは、前述のように、年収300万円→1万800円、年収500万円→3万2900円、年収700万円→5万4400円しか車代を捻出できません・・・。おまけに維持費も当然掛かってきます。ある銀行が算出した普通車の月額維持費(駐車場代、自動車税、保険料、ガソリン代込み)は3万2693円。軽自動車でも2万7273円かかるとされています。これだけ考えても、月1万800円しか余剰金のない年収300万円の人は維持費すら払えません。なのでこの計算で考えると当然の事ながら車を持つことが難しいという事になるのです。そうは言っても、駅の近所になかなか住むことができない年収300万円の人たちは、家族のためにもやはり足が必要になります。そこで、何とか限界値を出せる様計算してみたところ辛うじて125ccバイクが維持できるという答えにたどり着きました・・・。

 

 

2人乗り可能な125ccバイクなら大丈夫

例えば原付第二種であれば、税金も年2400円と安く、月の維持費も約5000円。5年ローン(60回払い)で約20万円のスクーターを購入することができます。125ccなら法定速度も時速60kmですし、二段階右折をしなくていいのです。もちろん2人乗りもできて最悪二人で移動する事が可能です。バイク2人乗りに年齢制限はないですが、小さなお子さんは、やはり危ないのでを乗せるの極力避けましょう。どうしても家族での移動が必要な場合は今流行のカーシェアリングを使うしかないでしょう。

カーシェアリング(英: carsharing)とは、一般に登録を行った会員間で特定の自動車を共同使用するサービスないしはシステムのこと。自動車を借りるという面ではレンタカーと近い存在であるが、一般にレンタカーよりもごく短時間の利用を想定しており、利用者にとってはレンタカーよりも便利で安価になるように設定されていることが多い。

 

 

大丈夫と思っていた年収でも新車の購入は難しい

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一方、年収500万円男と700万円男の限界値はどうでしょうか。維持費を払うことはとりあえず可能なようです。しかし、軽自動車といえども、昨今は安全装備が高度化していますし、車両本体価格が全般に値上がりしてます。そのため、年収500万円男の限界値では軽自動車の新車を買うことが難しいのです。例えば、30万円くらいの中古車を5年ローンで買うのが限界だと考えられます。

 

 

年収700万でやっと小型の新車が買える

ただ、700万円の人であれば、維持費を引いた車両代として月2万2000円も払えるわけですから、新車を購入することは十分できます。同じく5年ローンで算出したところ、年収700万円の場合132万円の車なら購入が可能です。例えば、国産コンパクトカーの場合、ハイブリッドは到底無理ですが、一番シンプルなグレードのガソリン車なら購入可能です。それでも、コストパフォーマンスを考えると、軽自動車である約130万円あたりがベストな選択でしょう。

 

 

ハードルを下げれば外車も買える

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とはいえ、年収700万円もあって軽自動車しか買えないのは正直悲しいですね・・・。本当は高級外車でもと背伸びしたいところですが、やはり若干の予算オーバーとなります。なのでどうしても外車と言うならば、中古の小型車を約130万円くらい出して購入することが妥当だと考えられます。要するに現代社会において、車は必需品ながら贅沢品ということなのです。

 

 

使える自家用車の限界値

  • 年収300万円限界値 125ccバイク
  • 年収500万円限界値 中古の軽自動車
  • 年収700万円限界値 新車の軽自動車

 

 

最後に

実際は、無理をすれば買えない事は無いのですが、あくまでも今回は無理せずにをコンセプトに考えたのでかなりシビア答えになってしまいました。僕も田舎住まいなので、車が無いとお話になりません。なので当然無理して車を維持しています。それでも今のところ爪に火を灯さなければいけないほど貧しさは、感じていないのでまだ大丈夫です。とにかくなるべく早い段階で無理の限界を知る事ですね・・・。そうすれば、打つ手は、いくらでも出てくると思います。

 

参考資料:日刊SPA!