松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

男女が考える現代の普通免許取得について

 

f:id:rjmatsumura:20180302181211j:plain僕も免許を取って数十年になります。当時は、18歳担ってすぐに教習所へそして間も無く免許を取得しました。使っていた教習車は、マツダのルーチェでした。その頃僕は、運転免許を取るのにとても重要な大儀があったのです。それは、車を買って助手席に女の子を乗せる事でした。もちろん、それだけではなく友達と遊びに行くためでもありました。でもやっぱり一番に来るのは助手席に女の子です。しかし最近の若者は、2輪も4輪も車に興味がないのか免許を取る数が年々下降線を辿る一方だそうです。それでも僕としては、何とかこの業界が息を吹き返せばと切に願っている今日この頃です。そこで今回は、今時の運転免許事情について調べてみる事にしました。

 

今も昔もMT免許希望者は圧倒的に男性が多い

いまや日本国内のほとんどの車が、クラッチ操作などが不要なAT車になっています。カーディーラーの業界団体である日本自動車販売協会連合会によると、2016年に国内で販売された乗用車(軽自動車と輸入車除く)のうち、じつに98%以上がAT車となっているそうです。このようななか、指定自動車学校で普通免許を「AT限定」で取得する人の割合も、2009(平成21)年以来、限定なしのMT免許を上回っているようで、2016年ではAT限定とMTとでおよそ6対4となっているとのことです。ただ、免許をAT限定で取得するのか、MTで取得するのかは、男女で大きく差があるようです。東京都内のとある自動車教習所によると、2018年1月現在に東京都内の指定自動車学校でMT免許を取得した人の8割は男性だといいます。

 

 

AT限定は圧倒的に女性が多い

話をさらに聞くと、やはり女性のほうがAT限定免許を取得する人が多いようです2018年1月現在でも、東京都内におけるAT限定免許取得者数の男女比は、およそ4対6との事でが、男性の取得も増え流刑工にあるそうです。また、MT免許を取る人は、どのような理由で取るのかに対しては、殆どの場合が親に勧められて、という人が多いようです。現実問題として今はMTとATの違いすらわからない人も増えているようです。入所するにあたってどちらをとればいいのかを、身近な親に相談するとたいていの場合「とりあえずMTにしておけば」となる訳です。

 

 

女性はなぜAT限定を選択するのか

女性がAT限定を選択することが多い理由はと言うと、女性は割り切る傾向にあるからだそうです。たとえば教習所の職員が「ヨーロッパではMTも多く人気がありますよ」などと推奨しても、「ATで結構」と即答で答えが返ってくるそうです。それに大きな要因のひとつとして教習自体がMTよりもラクというイメージがあるようです。要するに教習所であまり苦戦したくない人がATを選ぶということでしょう。もちろん「周りの友達にAT限定が多いので私も・・・。」という人も中にはいると思います。特に女性に対しては、そもそも親がMTを勧めることも無いように思います。

 

 

取り合えず家の車で練習

あと、逆にこんなのもあるでしょう・・・。「家の車がMTだから」という理由でMTをとる場合です。この場合当面は、自分のクルマを買うことを想定しておらず、自分が必要な時だけ家のクルマに乗れればよい、と考えているケースですね・・・。

 

 

普通、準中型、中型免許となった運転免許の種類

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ちなみに、昨年2017年3月12日より新設された「準中型」は、車両総重量3.5t以上7.5t未満のトラックと普通自動車が運転でき、MTのみというものですが、取得者の約96%以上が男性といいます(東京都内データ)。しかし見方によっては、MT普通免許取得者数の減少に拍車をかけているとも言えるでしょう・・・。

 

 

最後に

MT車もAT車も当時は、極端なくらいいろんな意味で性能に差がありましたが、今は殆どその差もなく好みで選んでも全く問題ないとこまでやってきました。ただ操作の工程が、多いMT車は、モータースポーツとして考えれば、圧倒的に面白いと思います。一回取得してしまうとなかなか取り直そうとならないと思うのでどうせ運転免許を取るならMT車の取得を僕は推奨したいと思います。