松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

中高年の転職の場合第四新卒という

 

f:id:rjmatsumura:20180405104953j:plain

現代の就職戦線は、一昔前の様に純粋な新卒者だけを採用するのではなく第二新卒や第三新卒、それに今回のテーマである第四新卒まであるから驚きです。65歳まで継続雇用する企業が増えたとはいえ、実際、60歳以降の契約では、給料は かなりの下落傾向だと聞いています・・・。そこで、これを老後不安ととらえるか、働き方を変えるチャンスととらえるかで、人生の中身が大きく変わる事になります。

 

何も考えていなかった第二の人生

これまで50代のサラリーマンにとって残りの会社人生といえば、一部の出世組を除き、ある意味、消化試合的なものでは無かったでしょうか。退職までの期間を、若手に比べて高額な給料をもらいながら、いかに逃げ切るか、という働き方です。しかし、100歳まで生きるかもしれないのに60歳で定年それから給料が下がるも上手くいけば、嘱託等で65歳で完全に終了・・・。これでは、さすがに金銭的にも精神的にも残りの35年は、間違いなくやっていけないでしょう。

 

 

いよいよ第四新卒採用が始まる

最近では、50歳を過ぎてから転職、副業、起業などの形で新しい人生を模索する人が増えています。そして受け入れ側の企業にも確実に変化が見られます。実際に第四新卒採用を適用した企業から、人生100年時代の働き方の新基準を探ってみましょう。年齢不問の「第四新卒採用」が話題になったのが、創業125周年の老舗・森下仁丹です。そもそも第四新卒という言葉の由来ですが、新卒は、第三まであります。なので第四で、と自然に出てきたそうです。そして「オッサンも変わる。ニッポンも変わる。」というキャッチコピーでスタートした第四新卒募集には、10人前後の枠になんと、40~50代を中心とした約2200人が殺到したそうです。

 

 

なぜ中高年をターゲットにしたのか

f:id:rjmatsumura:20180405105013j:plain

新卒社員がいらないというわけではなかったようですが、経験とリーダーシップで若手社員を導き、新たなビジネスを創出できる人材が欲しかったと言う事だそうです。また、30代だと若すぎるようで、人脈も豊富な40代や50代で、もう一旗あげてやろうという意欲のある人を探していたそうです。(駒村社長)因みに第四新卒採用の高倍率をくぐり抜け、昨年9月から同社の経営企画室長を務める採用者は、ソニーで約30年、海外営業職を務めたあと、早期退職して人材派遣会社に勤めていたそうです。

 

 

自分のスキルをどこまで生かせるかがポイント

森下仁丹の直前はヘッドハンティングの分野で働いていたという採用者の方は、同じ日本の企業といっても学歴を重視するかしないか、会議前に根回しが必要か不必要か、など会社によって文化がまるで違うことは理解していたと言います。そして50代からの転職は、海外赴任のつもりで、異文化を楽しむぐらいの気持ちがないとうまくいかないとここでも、気合の入り方が窺えます・・・。自らのキャリアが、まったくの異文化といえる別の会社で通用するのか、新しい環境に合わせられるのか、このあたりが高齢転職の成功の鍵となりそうですね・・・。

 

 

最後に

僕も、ぼちぼち考えないと最近強く思っています。今までのスキルを全部使った何かをするのか、それともやはり絞り込んでするのか、思案のしどころです。何れにせよどれも、しばらく遠のいていたので勉強と練習それに道具や工具、材料難化もそろえて行かなければなりません。プランも練らなければならないし、ホームページも作らねば、それになにより事業計画も立てなければなりません。後肝心なのが事業資金です。僕の場合、もちろん第四新卒で採用してもらう事も考えますが、やはり最終的のは「起業かな・・・。」と考えています。とにかく願えば叶うで頑張りたいと思います。

 

参考資料:AERA 2018年4月2日号