松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

いよいよ年号を3つ跨ぐ事になりそうです

 

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いきなりではありますが、僕は紛れも無く昭和生まれです。なので2019年には、昭和 → 平成 → ???と3つの年号を経験することになりそうです。僕が子供の頃に祖父母が明治生まれで大正そして昭和と経験しているのを子供心に見ていて凄い長生きしているんだなと思っていました・・・。自分もその3つの年号を経験する訳ですが、何か凄くお年寄り感が出ていてチョッと複雑な心境になります・・・。それにしても改めて考えてみると昭和64年1月7日まで長く続いた昭和時代。激動の昭和に生まれ、平成の終わりを見届けるという3つの年号を生きる人たちが、30年続いた平成の人たちにはどう映るのでしょうか・・・。そこで面白いアンケートを見つけました。ソニー生命保険株式会社が全国の平成生まれの男女(20歳~28歳の男女)500人に昭和生まれを感じさせる言動についてアンケート調査をしたそうです。確かによく聞いたり言ったりしたものが多いような気がしました。

 

平成生まれが「昭和生まれだな」と感じる言動

1位:あたり前田のクラッカーと言う
2位:カップルのことをアベックと言う
3位:「D」の発音を「デー」と言う
4位:飲み会の席で頭にネクタイを巻く
5位:「ザギン」(銀座のこと)など業界用語を使う
6位:小指を立てて「彼女」、親指を立てて『彼氏』と言う
7位:ズボンのチャックを「社会の窓」と言う
8位:美容院を「パーマ屋さん」と言う
9位:LINEなどで語尾がカタカナ(「~だネ」など)になっている
10位:テレビのチャンネルを「回す」と言う
11位:ショックな時に「ガーン」「ガビーン」と言う
12位:傘でゴルフスイングをする
13位:くしゃみの後に「コンチクショー」と言う
14位:座るときに「よっこいしょ」と言う
15位:親指と小指をたてて「電話」と言う

因みに7位の「社会の窓」は昭和20年代から30年代にかけて放送されたNHKのラジオ番組から転じて、見えてはいけない男性のズボンの前チャックが開いている状態を指しているのですが、これは今時の20代はどう表現するのでしょうか、昭和生まれとしては気になるところですね。

 

 

語尾にカタカナを付けるのは確実に古い

語尾に ~ですネ・・・。とか ~だヨ・・・。など、語尾の一文字がカタカナになる現象は、昭和世代の皆さんの流行です。平成世代はもう使っていませんヨ?この語尾がカタカナなるのは9位にランクインしていますが、世代間でギャップを感じる時ってこういうちょっとした言葉の端々にもあるようです。

 

 

堂々の第1位はあたり前田のクラッカー

昭和37年から昭和43年まで、「前田のクラッカー」でおなじみの前田製菓が単独で提供していたテレビコメディ「てなもんや三度笠」のCMで大ヒットとなったこの言葉です。この番組を観ていた人にとって、この言葉は深層心理にも深く刻み込まれているのではないでしょうか?なんせ、大人気番組な上に毎週日曜日に観るたびに「あたり前田のクラッカー」と毎回流れていたのですから。今時の50代はもちろん、その下の世代にまでこの言葉は刷り込まれていっている様な気がします。やはり平成生まれからしてみれば間違いなく昭和の遺物でしょうね。

 

 

最後に

言葉や仕草というのはその時の世相や流行も反映しているものですが、こうして改めて昭和世代の事を考えてみると、今とのギャップに懐かしさを感じさせられます。ただ今の平成も確実に昭和と同じ扱いを受けるのは間違いありません。流行というのは、いつの時代にもあるものです。それにしても昭和、平成そして新年号と何かワクワクしてて来ます。

 

参考資料:ソニー生命保険株式会社、ネットエイジア株式会社