松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

仕事で怒りを感じたらひとまず考える

 

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僕達がこれから先、生きていくためにまだまだしなくてはならないのが当たり前ですがお仕事、いわゆるビジネスです。利益や戦略、商品開発にその販売、そしてイノベーションといった様々なプロセスそしてゴールが報酬という形となって僕達に帰ってきます。そしてその、一連の行為を行うのが、人なのです。互いに関わり合いながら考え、創造し、決定し、実行するまさに人の集まりなのです。仕事というのはこの関係性の上に成り立っています。即ち仕事を進める上で個人同士が持つ関係性がとても重要になってくるのです。

 

怒りをコントロールする術を考える

人間関係とは、それが2者間であれグループであれ、関係者それぞれの感情や個人的な背景、気分やニーズとは切り離せないものです。環境的なプレッシャーが強いほど、感情的な反応も激しいものになります。こうしたことから、仕事中には時に、どうしても怒りを感じてしまうことがあります。もちろん、本気で怒ることもあるでしょう。たとえば、昇進を逃したり、自分の手柄が人に横取りされたり、アイデアを盗まれたり、約束を破られたりといった時です。また、別の理由で仕事中に怒りを感じずにはいられない時もあるでしょう。人は精神構造上、生活する中でしばしば、それも無意識のうちに感情を別の場所へ持ち込んでしまうことがあります。それにより、たとえば私生活で何かに腹を立てている時に職場で、普段なら何とも思わないことに対しても激怒したりする事があると思います。そこで今回は、職場で怒りがこみ上げてきた時の対処法について考えて見たいと思います。

 

 

職場での怒りについての対処法etc.

まず心と体のバランスをとりましょう

怒りがこみ上げてきた時は、とりあえず深呼吸を1回~3回しましょう。5秒かけて息を吸い、7秒かけてゆっくり吐き出し、最後に強く吐ききる。感じ方がすぐさま変わる様子に驚くと思います。水を飲んだり、炭水化物を摂ったりする。物理的に環境を変えるのもいいでしょう。特に、外に出て仕事と関係のないものを意識的に見るのが効果的だそうです。

 

 感情と行動を分けて考える

怒りを感じるというのは感情で、それに対してどう反応するかが行動で、それには計画と戦略を要します。大衆向けの心理学では、感情を抑圧せずに表に出すようアドバイスされることが一般的らしいですが、実際のところそれが望ましいケースはそれほど多くないそうです。感情を出していいのは、それが生産的で、その感情の激しさが収まった時だけだそうです。

 

むやみやたらに対立しない

得るものや失うものといった結果をよく考えず、怒っている相手とやり合わないことは、避けたほうがいいでしょう。中には、修復できないものもあります。

 

この怒りは他の理由で増幅されているのではと考える

本当は家で起こったことが原因で怒っているのではないか? 怒っている相手は、過去の誰かを思い出させてはいないか?八つ当たりからの怒り増幅?何て事になってないかよく考える。

 

自分にも責任がないかを考える

会議での議論中にストレスを感じた時は、十分に発言しなかったのでは? こうなればいい、と心で思っていただけで、自分が求めるものを実際には口にしなかったのでは?

 

頭の中で現状に関するストーリーを作る

怒りが生じた瞬間までの経緯をできる限りさかのぼった上で、今度は未来に向かってストーリーを想像します。人々はずっと昔から互いに怒りを感じながら生きてきました。自分だけではないのだと感じ、落ち着きさを取り戻しましょう。

 

仕事に戻る

とにかく仕事に戻る。怒りが激しければ激しいほど、より具体的な仕事に集中力を傾けることが冷静さを取り戻す最短距離です。たとえば、付箋の整理、机の掃除、迷惑メールの処理など。少し落ち着いたら、もう少しやりがいのある仕事に没頭しましょう。

 

 

最後に

怒りは激しい感情であり、激しい感情は誰しもが持つものです。職場で成功するというのは、自制心と規律を保つことを意味するのかもしれません。つまり、行動する前に考えることなのです。そして激しい感情が落ち着いてから行動を起こすことです。因みに僕の場合は、圧倒的に深呼吸が、多いですね・・・。これは、学生の頃からそうでしたが、誰に言われたからではなく気が付けば、自然に身についていました。あと、外の景色を見るのもよくやります。いずれにしてもトサカにくるとろくな方向に物事が、運ばないので充分に注意しましょう。