松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

掃除の仕方で変わる人の健康状態

 

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今朝も小雨降る中、運輸支局に車両を持っていきました。幸い強い雨に見舞われる事がありませんでしたが、もう梅雨に入ったこの時季、いつ何時雨に打たれるか分かりません。濡れねずみにならないよう梅雨が終わるまで何とか雨をやり過ごして車検に行きたいと思います。なにせ京都の検査場は、軒が無いですからね・・・。さて、そんな梅雨の時期、特に共働きの家庭などは、戸締りの際に防犯上どうしても窓を閉め切っていたりで、お部屋のジメジメを気にしているのでは無いでしょうか。そこで今回は、ジメジメするこの季節、カビが引き起こす健康被害に気をつけるべく、毎日の掃除について調べてみました。たとえば、梅雨時期の掃除した後は、一見きれいになっているようでも、じつは見えない病原体をかえって塗り広げていたり、見えないホコリをまき散らしているケースがとても多いそうです・・・。

 

病気にならないためのお掃除術とは

家の中で目に見える汚れはたったの2%だそうです。そして残りの目に見えない98%の汚れに含まれるウイルスや菌によって、家のなかで病気にかかったり、または感染が拡大してしたりするのです。考えてみたら恐ろしいですね・・・。そこで今まで、なんとなく当たり前だと思われているけれど、じつは間違っている掃除の習慣と、本当に正しい掃除法について紹介しましょう。

 

NGだらけの床掃除に注意

菌やウイルス・カビは、家の中でホコリをエサとして増殖します。床を濡れた雑巾やフローリングワイパーで掃除すると、これら病原体を含んだホコリをかえって家じゅうの床に塗り広げることになるので止めたほうが良いでしょうね。家の掃除は、ドライのフローリングワイパーで、ホコリを舞い上げないように、一方向に向かって、ゆっくり静かに取り去るのが正解だそうです。

 

テレビなどの家電製品の正しい掃除方法

化繊ハタキは静電気で一時的にホコリを吸い寄せますが、すぐに再び飛散してしまい正直あまり効果はないようです。また、ハタキをパタパタしても、菌を含んだ汚いホコリを舞い上げて自分で吸っているようなものなのでコレも止めましょう。家電などのホコリは、乾いたマイクロファイバークロスで、やはり一方向に向かってそっと取り除きましょう。因みにマイクロファイバークロスも今では、かなり価格も安くなり簡単に手に入るようになったので是非、活用しましょう。

 

風呂掃除の時は窓を閉めきら無い事

風呂場のお湯の注ぎ口やシャワーヘッドのぬめりには、MAC菌という聞きなれない病原体が潜んでいるそうです。そしてこの菌は、結核菌に似た菌で、これが引き起こす肺疾患・肺MAC症が日本で急増しているらしいのです。また驚くことに年間1000人以上が亡くなっているそうですよ。そして、このMAC菌への感染を防ぐためには、漂白剤を使うときに限らず、風呂掃除の際に窓の両側を少しずつ開けて、換気をしながら行うのがいいそうです。

 

トイレ掃除は床から始めない

トイレだけでなくどの掃除にも言えることですが、掃除の基本は上から下です。下を先に掃除しても、そのあと上を掃除したときに、ホコリが舞い落ちて、せっかくきれいにした下が汚れてしまいます。また、トイレは服の脱着やティッシュペーパー、さらに廊下のホコリまでも吸い寄せて、大腸菌や黄色ブドウ球菌を含んだホコリの温床となっているそうです。なので、ここをいきなりウェットシートで掃除しても、病原体を塗り広げるだけなのです。

 

ラグやカーペットの力強い掃除機はダメ

掃除機を力いっぱいかけると、その動きでダニやホコリが舞い上がってしまいます。また、素早く動かしても、ラグやカーペットの中に入り込んだダニやホコリを吸い取ることはできません。できれば天日干しをするのがいちばんなのですが、難しい場合は、1mあたり5、6秒かけて、パワーブラシモードでゆっくり掃除機をかけるようにしましょう。手前から奥に押し出すようにかけるのではなく、奥から手前に引くようにかける方が、効率よく繊維内にたまった汚れを吸い込むことが出来るとの事です。因みに、感染を防ぐためには、徹底的に掃除するというよりも、その際の道具や動き方によって汚れを拡散しないように気をつけることがポイントだそうです。

 

最後に

要するに健康状態を守る掃除の方法というのは、正しい道具を使って、最小限の動きで、汚れをまき散らさないというのが、一番なのです。この記事を最後まで読んだら頑張って掃除の見直しをしましょう。そうする事によって健康な生活が末永く送れるかもしれません・・・。