松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

無茶なお金の使い方には要注意

 

f:id:rjmatsumura:20180616011708j:plain

昔、自分で稼ぎはじめた頃ですが、給料を貰うと何も考えずむやみやたらに使いまくったもんです・・・。この癖は、まずい事にバブル時代に突入し浪費に拍車がかかってしまいました。普通この段階で奈落の底に落ちるのですが、幸い何とか踏みとどまる事ができ今をキープしています。しかしながら未だ日本のどこかで無茶なお金の使い方をしたことにより、離婚や破産に突き進む夫婦が増えているそうです。病気やリストラなどでどうしようもなくなる場合はともかく、身の丈に合った生活ができないことが原因で家族がバラバラになったり、生活が困窮したりするのは人生にとって最悪のシナリオです。後から「こんなはずじゃなかった」と後悔ししても後の祭りです・・・。そこで今回は、どのようなお金の使い方が危険なのか色々調べて見る事にしました。

 

身の丈に合った生活を誇りに思う事

収入と支出についてまずは、自分自身や家庭の収入と支出を知る事が今後のマネープランを立てていく上で極めて重要なポイントになります。収入の内訳を知り、または今後その収入がどうなるのかを分析し行動に移しましょう。また、支出の内訳を知り、今後どのように支出をコントロールするのかも考えましょう。こうして無理があるのかないのかをよく考えて身の丈に合った生活を送ることが、気付き難いですがあんがい幸せなことなのです。

 

 

収入に見合わない住宅ローン

まずは、家です。マイホームを持つことは確かに家庭を持つからには夢の一つです。特に地方ではまだまだ持ち家信仰が強いと聞きます。最悪なのが、持ち家がイケてて賃貸に住む人がイケてないという風潮です。そういう体裁に負け、ついつい無理して高い住宅ローンを組んでしまう人もいるそうです。そもそも家族全員が楽しく暮らせれば十分幸せのはずなのにね・・・。それにどうせ買うならと「少しでも広い土地、多い部屋数、ステキな外構、一流のハウスメーカーetc・・・。など、収入に見合わない高い住宅ローンを組んでしまうのです。

審査が通ってしまい、途中で首が回らなくなって夢のマイホームが競売に出されてしまうこともよく聞く話です。現に僕のまわりにも、住宅を建てたあと、会社の業績が悪化してローンの支払いが難しくなり、手放した人もいます。また、生活の豊かな頃は、普通に仲が良くても、お金がないことで家の中が徐々にピリピリし始め→夫婦ゲンカが絶えなくなり→離婚なんて事もあるでしょう。なので、家族みんなが無理せず楽しく暮らせるかどうかをよく考え、余裕のある住宅ローンを組むことがお勧めです。因みに僕の場合は、賃貸で出せる金額を目処に住宅ローンを組みました。なので賃貸でも持ち家でも固定費が、だいたい一緒という訳ですね。

 

 

欲しいものを購入する

世の中にモノがあふれている時代なので、欲しいものを好きなだけ買っていたらお金がいくらあっても足りません。普通は、自分の収入に見合ったものだけを購入し、無理なものはあきらめるか、お金がたまるまで待つのですが、クレジットカードやキャッシングで手に入れてしまう人も結構いると思います・・・。かくして僕もその口でした。もともと無理な買い物なので返済計画にもすぐ支障が出て、リボ払いにしたり、キャッシングを繰り返したりして首が回らなくなります。家庭を持つ人がこのようなことをすれば、家の中は当然めちゃくちゃになってしまいます。そしてまた、行きつくところは夫婦間の信頼もなくなり→夫婦ゲンカが絶えなくなり→離婚となるのです。

 

 

買い物依存症の恐ろしさ

少しずつ借金を減らせれば良いのですが、これがいったん買い物依存症になるとそううまくはいきません。1つ払い終えたと思ったらまたすぐに次の買い物の借金ができて、永遠にこの繰り返しになるのです。そして最後にたどり着くのは、やはり自己破産や離婚でしょう。買い物依存症は心の病気なので、あまりひどい場合は病院での治療も必要になってきます。自分が当事者の場合はもちろん、パートナーの様子がおかしいと感じたら、早めに医師の診察を受けるのが望ましいですが、実際、パートナーに「買い物しすぎだから病院に行けば?」なんてなかなか言えませんけどね・・・。

 

 

ええカッコしい

夫婦のどちらかが見栄っ張りな性格だと、他人にいい顔をするためにお金を使ってしまい、自分たちの貯金がないということがよくあります。友人や親戚とのお付き合いは確かに大切なものですが、自分たちの生活を犠牲にしてまでするものではありません。冠婚葬祭のような必ず出席しなくてはならないものはともかく、どこかへ遊びに行くとか、食事をおごるといったようなことは、事前に決めた交際費の範囲でできるようにしましょう。気前よく振る舞うほうは、確かに気分が良いですが、それを支えるパートナーはたまったものではないでしょう。本当に大切にしなければならないのは誰か ということをよく考えないと、最後は気持ちが離れていくでしょう。

 

 

最後に

人によっては、お金の使い方は難しく社会人になっても、家庭を持っても、なかなか思い通りにいかないという人もいるでしょう。そんな時は、とにかく無理をせず、マイホームはとりあえず中古で踏みとどまり、交際費はそれぞれのお小遣いから無理のない範囲で赤字にならない工夫を考える。確かに大金持ちではない限り、一般人には正直暮らし難い世の中ではありますが、その中でも頑張っている人がいて、自分の同志だと思えば、少しは励みになるかもしれませんね・・・。