松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

帰宅恐怖症なる前にやるべき対策

 

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今日の神戸出張は、辛かった。京都嵯峨野線は、通常運行していましたが京都大阪線の下りが線路の不具合で昨日に続いて運休だったのです。仕方なく二条駅で降り地下鉄で四条烏丸に行き阪急に乗り換え神戸まで行きました。通常二時間強で着く予定が約40分もオーバーしてしまいました。そんな中リアルタイムなダイヤの情報が無いかなと色々調べているうちにJR西日本の「列車運行情報」アプリというのを見つけました。早速、ダウンロードして試してみると結構な便利さに驚きました。昨日正確な交通機関の情報が、無い為に帰宅難民状態になった人が、沢山いたと今朝のニュースで言ってました。そこで今回は、帰りたいのに帰れないのではなく、帰りたくない人にスポットを当ててみたいと思います。

 

家に帰りたくない帰宅恐怖症とは

仕事が早く終わったのに、家に帰ろうとすると足取りが重くなる。帰宅時間を遅らせるために飲み屋を何件もはしごする・・・。こんな生活におちいっている人のことを人呼んで「帰宅恐怖症」と呼ぶそうです。この帰宅恐怖症ですが、どのようにしてなってしまうものでしょうか。

 

誰でもおちいる怖い生活パターン

そもそも帰宅恐怖症は病気ではありません。用事はないけれど帰りたくないと家に帰らない人々のことをさします。なので治療法もお薬も無いと言う事です。帰宅恐怖症な陥るその理由のひとつとして考えられるのは、団体や企業が残業時間の軽減を推奨し始めたことだと考えられています。そのため、夫は残業なしで家へ早く帰れるようになったはずなのに、何故かどんどん家から足が遠のいてしまうようになるのです。その理由としては、やはり残業が軽減される事でしょう。例えば、帰宅時間が早くなり、家で過ごすことが多くなった夫。そんな夫に対して、妻は「邪魔だなぁ」と思い始めます・・・。夫側からすれば「早く家でくつろぎたい」と帰ってきたのに邪魔もの扱いされ、家事を手伝っても文句を言われ、玄関にはいって早々「聞いて! 今日ね…」と話しかけられていたとしたらどうでしょう・・・。

 

家族からの見えないプレッシャー

帰宅恐怖症になってしまう夫は、えてして良い人である場合が多いそうです。妻の話を聞いてあげたいとか、できるだけ家事や子育てをやりたいと、可能な限り妻の気持ちに応えてあげたいタイプだそうです。しかし、家族の都合やペースに従い、合わせていきたいと思う一方で、自分自身は癒されず、家族からのプレッシャーでくつろぐ時間が持てないことに疲れてもいます。それが、帰宅恐怖症の原因の一つになっているのではないでしょうか。家に帰り妻や子どもの期待に応えることで生じる「疲れ」を回避するため、家にいる時間をなるべく短くしようと、自然と帰宅時間が遅くしてしまうのではないでしょうか。

 

帰宅恐怖症を無くすには

まずは1人でゆっくりできる時間を30分~1時間くらい持たせてあげましょう。夫が、仕事モードから家モードに切り替えるのには、少し時間が必要だからです。続いて「お風呂」です。夕飯の前にお風呂に入ってもらうようにすれば、必然的に1人の時間をつくってあげられる事になります。シャワー派のご主人には「良い入浴剤を見つけたから入れておいたよ」などと声をかけ、入浴時間をのばしてあげるのも効果的です。帰宅後すぐに1人の時間をつくることで、夫の頭は仕事モードから家モード、緊張からリラックスへと自然と切り替わり、くつろぎの時間を手に入れることができるのです。

 

最後に

帰宅恐怖症の場合大事なのは、1人の時間を持たせるやプレッシャーを与えないに加え、夫婦間に友達の様な関係を持たせるのもひとつの方法です。たとえば、手伝ってほしいことを言葉で伝えるだけではなく時には、ホワイトボードなどを活用してもいいと思います。手伝ってほしいことなどを書き、見える化するのです。夫はこれをチェックして、やり終わったことは消していくなどの流れを作ると、プレッシャーを感じにくいようです。帰宅恐怖症の原因がわかれば、解決法もみつかります。「1人の時間を持たせる」「プレッシャーを与えない」「夫婦間に友達感覚を取り入れる」を心がけて、ご主人が「早く家に帰りたい」と思えるような家庭環境をつくりを心がけましょう。