物欲に負けずに上手な買い物するには

梅雨の合い間の貴重な天気ではありますが、正直チョッと暑すぎました。朝夕肌寒いくらいの涼しさから、180度違うくらいの暑さは、体調を壊すのに充分な仕打ちです。それでも青空は、やはり気持ちよいです。草木同様人に光合成をたっぷり体感できました。さて、今回ですがもう少しすると様々なショッピングモールやお店で夏物セールが、始まります。当然CMでもガンガン攻勢をかけてくるでしょう。店頭のPOPや店のスタッフの甘いセールスに惑わされる事のないように無駄な買い物を無くして行きましょう。

誰もが経験する買い物での失敗

いつも同じような服ばかり買ってしまう、服はたくさん持っているのに着るものにいつも困る、買ってから一度も着ていない服がある･･･。などなど洋服にまつわるお悩みは尽きないものです。それは、自身の旺盛な物欲と店のスタッフの甘い罠にやられている証拠です。なのでまず、そこから脱却するために、今までの買い物方法から見直してみましょう。

取り合えず物欲を満たす為に買う

そもそも物を買う時に「安いから買っておこう」という選び方をしていては、買ったものに愛着が持てるはずもなくその場限りの物欲を満たしているだけです。特に最近は「プチプラアイテム」などと安価な商品を可愛く表現して無駄な物の購入に拍車がかかっている人も多いようです。「安くてもこんなに良いものが買えた！」けどそれって、今必要だったのか本当に欲しかったのか胸に手を当てて考える時間をスターバックスでフラペチーノを飲みながら考えてからにしましょう･･･。高いものも安いものもよく吟味して購入する事で、本当の良い品と出会えるはずです。

試着できるものは試着してみよう

以前中国の人が、店に来ていきなり上半身裸になり店のTシャツを試着しようとしました。もちろん男性ですよ。その時は、さすがに勘弁して下さいとお断りしましたが、ジャケットなど試着できるものもあります。要するに試着可能なものは、なるべくトライして購入するようにしましょう。なんとなく面倒臭いとか、一度着てしまうと断りにくい、などの理由から試着をしない人は案外多いと思われます。試着のメリットは、試着することで、思っていたイメージと違う、サイズが合わないということはその場で回避することができます。因みにメガネなんて試着しないで買う人は、ま～いないと思います･･･。また、着心地が悪いものはいずれ着なくなったり、動き辛かったり、肌がチクチクすると感じたりと試着してみてはじめて分かるウィークポイントも発見できます。また、試着の後に試着したものを返しにく時は、お礼とあわせて「少し考えます」とか「他のものも見てみます」など、必ず一言添えて商品を返すとスマートです。

セールでは絶対に衝動買いをしない

セールの日やセール開場には、魔物が住んでいると思いましょう。セール価格の商品は主にトレンドど真ん中のアイテムであり、例え大幅な値引きがされていたとしても長く着られないことが多いので購入はよく考えるのが得策です。それにお客様にとってのセール商品は、店頭で並べる前にセール商品用として店側もセールで買っているので、ある意味セールでもなんでもない商品も混ざっている事も想定しておきましょう･･･。なので、それより自分の定番アイテムでそろそろ買い替えたいと思っているものや、普段手が出にくい上質な小物類（靴・バッグ・アクセサリー類）を狙って計画的に欲しいものを購入しましょう。

最後に

セールだからとにかく何かを買わなければ･･･。という心理状態に陥る気持ちは、分からなくはありませんが、それはまさに店側にとって最高の鴨なのです。まさに「鴨がネギをしょってやってくる」なのです。セール商品には、必ず訳があります。単純にお客様の為を思い安くしましたなんて商品は存在しないと考えて良いくらいかもしれません。なのでこれからは、買い物をする前に普段から欲しいものをリストアップしておくと、いざセール会場でも魔物に襲われず、冷静な判断で買い物ができるはずです。