松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

なんとなく疲れがとれない訳

 

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この季節特にそうですが、何となく疲れがとれないような気がします。 それについてはどうやら僕だけではなさそうです。因みにアメリカでは、5人に2人が週のほとんどで疲労を感じていると答えています。また、アメリカ疾病対策センター(CDC)の研究では大人の3人に1人が十分な睡眠がとれていないという報告も上がっているそうです。仕事や学校、家庭や友達付き合いなど、疲労をそれらのせいにする事もできます。それでも、「なんで最近こんなに疲れるのだろう・・・? 」と心配なら、まず職場での仕事量を減らし、遊びを自粛し、もっと睡眠をとるなど2、3週間かけて生活習慣を変えてみましょう。それでも疲労感が続くようなら、やはり専門医に診てもらうべきでしょうね。過度の疲労はより深刻な病気や症状のサインかもしれません。

 

怪しい自覚症状は早めの対処が必要

 風邪の時など何となく治りそうな感じの時があったり、「今回ヤバイかも・・・。」なんて時があったりと、ある程度自分で判断できますが、それでも中には判断の難しい症状があります。そこで今回は、一般的成人が抱えそうなトラブルについて書き出してみました。気になる症状があれば、是非チェックして下さい。

 

貧血(ひんけつ)

貧血による疲労は、肺から組織や細胞に酸素を運ぶ赤血球が不足している為、虚弱感や息切れを感じるようです。また貧血は、鉄分やビタミンの欠乏、失血、内出血、関節リウマチ、がん、腎不全などの慢性疾患によって引き起こされるケースもあります。

症状

常に疲れを感じるのが代表的症状です。ほかには極端な衰弱感(すいじゃくかん)、不眠、集中力の欠如、心拍数の上昇、胸の痛み、頭痛などがあります。階段を登ったり短い距離を歩いたりするなどの簡単な運動で解消することができます。

検査

貧血の徹底的な調査には、身体検査、赤血球のレベルを調べるための全血球計算を含む血液検査があります。便失血の検査も一般的です。

対処法

貧血は病気ではありません。解決が必要な何かが身体で進行している兆候です。そのため対処法も貧血の裏にある原因によって変わります。シンプルには鉄分の多い食品を多く取ることです。ただし医師に正しい対処法を伝授してもらいましょう。

 

脱水(だっすい)

脱水状態が気分やエネルギーレベルに実際に悪い影響を与えます。ある研究者によると脳の一部が脱水症状により水分が少ない時に縮むと考えられています。このような認知症状が現れないよう過度な脱水を避けなければなりません。多少脱水しただけでもけだるく感じ始めるものです。

症状

のどが渇く、疲労感がある、濃い色の尿が出る、頭がぼーっとする、指の腫れ、頭痛、乾燥肌になる・・・。

検査

脱水は普通失った水分の体重に占める割合で判断されます。どれだけ脱水したかを知るため、次に運動する前と後に体重を計ります。1~2%ならわずかな脱水です。2~4%なら普通の脱水。5%以上ならかなりの脱水です。その場合は、医師に相談しましょ。

対処法

普通の脱水までならただ水を飲むだけだそうです。

 

うつ病(うつびょう)

うつ病はブルーな気分以上に睡眠、食事、自分と他人への感覚に影響を与える重大な病気です。治療しなければ、症状は数週、数カ月、あるいは数年にわたって続くケースがあります。

症状

そもそも誰もが同じようなうつ病になるわけではありません。でも一般的にはエネルギーの減退、睡眠や食事パターンの変化、記憶と集中力の障害、絶望感、無力感、ネガティブな考えを引き起こすのは間違いありません。

検査

血液検査などはありませんが、医師は一連の質問をすることでうつ病を特定することができるそうです。もし以下の症状のうち5つ以上を2週間以上経験している場合、もしくはそれらが日常生活に支障をきたしているなら、医師かメンタルヘルスの専門家に相談する必要があるかもしれません。

  • 疲労感もしくはエネルギーの減退
  • 睡眠時間が少なすぎる、または多すぎる
  • 絶え間ない悲しさ・不安感・虚無感
  • 食欲減退と体重減少
  • 食欲と体重の増加
  • 今まで楽しんでいた活動への興味や喜びの喪失
  • 落ち着かない、もしくは短気
  • 頭痛・慢性的疼痛・便秘やその他消化器の障害などの治療の効かないしつこい身体的症状
  • 集中・記憶・意思決定の困難
  • 罪悪感・絶望感もしくは無力感
  • 死や自殺を考えること

対処法

うつ病と闘うほとんどの人は、対話による治療と薬物療法の組み合わせによって改善しているそうです。

 

慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん)

この厄介な症状は、急にやってくる強い疲労感を引き起こします。慢性疲労症候群に苦しむ人は日常的な行動をするのにもとても疲れ、ちょっとした骨折りでも簡単にへとへとになるようです。

症状

サインとしては頭痛、筋肉と関節痛、衰弱感、リンパ節の過敏さ、集中の困難があります。それにはっきりとした原因が分からない為、慢性疲労症候群は今だ不可解なままだそうです。

検査

特に無いようです。

対処法

悲しいことに、慢性疲労症候群には、認可された投薬治療は現段階では無いようです。セルフケア、抗うつ薬、対話による治療、またはサポートグループに参加することくらいしかないそうです・・・。

 

睡眠時無呼吸(すいみんじむこきゅう)

どれだけ休息を取っても起きている間に疲れている場合、この睡眠障害かもしれません。睡眠時無呼吸の症状には、睡眠中の短時間の呼吸を妨げられる状態が含まれます。最も一般的なタイプの閉塞性睡眠時無呼吸では上気道が実際に数秒間、閉塞もしくは虚脱し、呼吸を再開するため、起きるよう脳に警告します。また酷い場合、閉塞性睡眠時無呼吸の人には一晩で数十回または数百回も呼吸が止まってしまう人もいるそうです。

症状

睡眠時無呼吸はしばしばいびきがサインとなり、たいてい翌日に疲労が続きます。また、心臓病、高血圧、脳卒中をもたらす可能性があるため、検査することが重要です。

検査

睡眠クリニックに一晩滞在し、睡眠ポリグラフ検査を受けます。これは睡眠パターン、呼吸の変化、脳の活動をモニターする痛みのない検査です。

治療

もし睡眠時無呼吸と診断されたなら、CPAP(持続陽圧)デバイスを処方されるでしょう。それは鼻と口にフィットするマスクで、寝ている時に気道に空気を送り込みます。状態の深刻さによっては医師は手術を勧める場合もあります。

 

最後に

それにしても改めて感じましたが、僕の場合どれも当てはまっているような気がして正直恐怖を感じました。朝起きたら冷たくなっていた・・・。何て事の無いようにこうなったら自身の体を神経質なくらいにセルフチェックをしていこうと思います。あなたも読んでみて心当たりがあるようでしたら是非、対処しましょう・・・。