松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

睡眠時無呼吸症候群もはやそれは国民病

 

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自覚が無いのですが、家族曰く僕は時々睡眠中に息が止まっている瞬間があるそうです。そう言えば、以前友人にも言われた事があります・・・。そうなると僕は、世間でいうところの睡眠時無呼吸症候群ということになります。これって寝ているうちに窒息死しないのでしょうか?もし普通に就寝して朝起きたら冷たくなっていた場合、それって思い切り安楽死?そうなると僕の場合、大きな病気や事故で死なない限りいつか布団で窒息死ですね・・・。さて今回は、そんな睡眠時無呼吸症候群について調べてみました。

 

そもそも睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている時に呼吸が止まる無呼吸症状や、呼吸の回数が減る低呼吸が原因で睡眠障害が起こってしまう病気だそうです。実際には睡眠の質が下がっているにも関わらず、病院に訪れる人の多くが自分の睡眠不足を認識しておらず、日中、知らないうちに居眠りしてしまうことも問題だそうです・・・。もし自分が家族から、「眠っている間に呼吸が止まってる・・・。」と言われたことがあったり、いびきをかく癖があり、眠っているつもりなのに眠気が取れないような場合、この睡眠時無呼吸症候群の可能性があると言う事です。調べによりますと睡眠時無呼吸症候群は、21世紀の国民病と言われるほど、多くの人がかかっている病気だそうです。そのわりに適切な治療を受けている人はまだ少ないのが現状との事です。そりゃ~そうでしょう。僕も全く自覚が無いので病院に行くなど、1ミクロンも考えた事がありませんからね・・・。

 

意外と多い睡眠時無呼吸症候群

過去のニュースで、乗客約800人を乗せ、時速270kmで走行中の山陽新幹線ひかり号運転手が眠り込んでしまい、岡山駅を通り過ぎそうになってしまうという事故がありました。その後の調査で、これが単なる居眠り運転ではなく今回のテーマである睡眠時無呼吸症候群が原因だったと分かり報じられたことがありました。それからこの病気が広く知られるようになったのかもしれません。

日本での調査によると、睡眠時無呼吸症候群の人達は男性の3~7%、女性では2~5%もいると報告されているそうです。このことから日本には睡眠時無呼吸症候群の人がなんと500万人もいる事になります。また、このうち、治療が必要なのに受けていない患者さんが300万人以上いるとか、いないとかだそうです・・・。性別では、男性は女性の3~5倍も睡眠時無呼吸症候群になり易いそうです。しかも軽症例に比べて重症になるとさらに男女比が拡大するそうです。因みに男性では睡眠時無呼吸症候群を患っている半数以上を40~50歳代が占め、女性では閉経後に急増するのも特徴のひとつだそうです。

 

睡眠時無呼吸症候群の仕組み

睡眠時無呼吸症候群は、大きく3つにタイプに分類されているそうです。

 気道閉塞型の睡眠時無呼吸症候群
鼻あるいは口から肺に至るまでの空気の通り道である気道の一部が、狭くなったり詰まったりして、一時的に呼吸できなくなるタイプ。病院を受診する人は、このタイプが最も多いそうです。 

 中枢型の睡眠時無呼吸症候群
脳にある呼吸中枢の働きに異常が起こり、呼吸に関する筋肉に指令が届かなくなって呼吸できなくなるタイプ。脳血管障害やうっ血性心不全、高山病などが原因の睡眠時無呼吸症候群もこのタイプに含まれるそうです。 

混合型の睡眠時無呼吸症候群
1回の無呼吸発作の中で、中枢型に引き続いて閉塞型が起こるタイプ。閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、生理的な原因と鼻や喉の形態異常の2つが重なり発症します。眠ると筋肉の緊張が解け、体はグッタリとしますが、これは喉の周りや舌の筋肉も例外ではなく、起きている時に比べて睡眠中は気道が狭くなりがちです。また、仰向けで寝ると重力の関係で、舌がノドに落ち込みやすくなるそうです。

 

最後に

医師曰く健康な人なら、睡眠中に起こる生理的な変化だけでは軽いイビキをかく程度でしかありません。しかし、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などの鼻の病気や扁桃腺の肥大、肥満、顎が小さいなど形の異常があると、気道が閉塞しやすくなり無呼吸に陥ってしまうのです。と言う訳で僕も、年がら年中アレルギー性鼻炎もちなので間違いなく睡眠時無呼吸症候群患者なのでしょう・・・?もちろん病院で受診しなければ、分かりませんが、今のところ受診する気が無いので家族からウザがられた段階で考えたいと思います。