松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

夜中に目が覚め易いのは加齢のせい

 

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 どうやら、風邪を引いてしまったかもしれません。鼻の粘膜が、妙に痛いのと年中鼻炎では有るものの特に今回の鼻づまりは、かなりの圧力が鼻腔にかかり咳もちょこちょこでています。体はさほどだるくはないのですが、とにかく顔の中央が重いです・・・。実は、昨日も口呼吸しか出来ずあまり睡眠が取れていません。今日も症状が緩和している様子がないので、2日目の口呼吸就寝になりそうです・・・。

そこで今回は、病からの症状で眠れないのは、しょうがないとしてもし、バリバリ健康なのに眠れなかったりしたらどうでしょう?これは辛いですよね。しかしこの辛いのが、年齢を重ねるにつれて寝れなくなるそうなのです。そういう訳で快適な睡眠をとれない中高年のメカニズムについて考えて見たいと思います。

そこで、いきなりですが問題です。睡眠の途中で目が覚めてしまう中途覚醒(ちゅうとかくせい)というものがあります。この中途覚醒は年を取るほど増えることが分かっていますが、その原因として基礎代謝が関係している可能性があるって本当でしょうか?はたまた嘘でしょうか?

① 本当

② 嘘

正解は、最後に書いておきます・・・。

 

多くの中高年が悩む中途覚醒の原因に迫る

 精神科の専門医によると、中途覚醒は年を取るほど増えることが分かっているそうです。成人約2600名を対象にした調査によると、週に3回以上中途覚醒がある人は、男性の場合は40~50代が10.5%に対して60歳以上は23.1%という結果が出ました。同じく女性は40~50代が14.5%に対して60歳以上は19.9%だったそうです。要するに全体では40~50代が12.7%だったのに対して60歳以上になると21.2%に増えているのです。

 

どうして年を取ると中途覚醒が増えるのか

 もう少し詳しく調べると一番多いのは尿意で目が覚めることでした。若い頃はいったん眠ってしまえば朝まで目が覚めなかったので夜中に目が覚めるなんて考えたこともなかったと思います。しかし歳をとり高齢になるにつれ、中高年は夜中にトイレに起きることが珍しくなくなるのです。医学的見地から見るとすれば、腎臓や膀胱など、泌尿器の機能が低下して排尿回数が増えるということでしょう・・・。それと性別のメカニズムにおいても男性の場合、膀胱の下についている前立腺が肥大してトイレが近くなることもあるのです。

 

中途覚醒が及ぼす日中での悪影響

 中途覚醒が多いのに昼間は眠くて仕方がない場合、「睡眠時無呼吸症候群」や「周期性四肢運動障害」※睡眠中に手足が動くことで目が覚めやすくなる。といった病気が潜んでいる場合があります。また、年を取ると基礎代謝が落ちる為、必要とする睡眠時間が短くなります。僕も始めて知りましたが、一般的に10年で10分ほど睡眠が短くなり、平均睡眠時間は25歳で7時間、45歳で6時間半、65歳で6時間程度になるのです・・・。だからと言って、睡眠は長ければ長いほどいい訳でもなさそうです。必要な睡眠時間が短くなっているのに、若い頃と同じ時間眠ろうとすれば、当然睡眠は浅くなります。特に男性は年を取ると朝型になって早く眠るようになるそうです。そのため、睡眠時間が必要以上に長くなりがちになってしまうのです。実際、ベッドにいる時間を30分短くすることによって、中途覚醒が治る人は多いです。

 

最後に

因みに、寝酒は決して快眠につながらないので注意しましょう。仮に飲酒により寝つきが良くなっても、睡眠が浅くなって中途覚醒を起こしやすくなるからだそうです。それにアルコールには利尿作用があるので、尿意も感じやすくなります。それと喉も渇くので、水分も取らなくてはなりません。なので寝酒は、出すのと飲むのを同時にしなくてはいけないので、快眠と切り離して考えるようにしましょう・・・。寝酒は睡眠全体に悪影響を与えるのと、なにより中途覚醒を招きやすいので、ことを覚えておき充分注意しましょう。

ただ、こんな事を書いてて言うのもなんですが、僕は、それでも毎晩飲んでます。何てったって至福のひと時ですからね・・・。でも、昨日は辛かったので飲んでません。今日も飲まずに寝るとします。僕の至福のひと時は、しばらくお預けになりそうです・・・。

 

正解は、①の本当です。