松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

連日の暑さで思考回路が働かず

 

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毎日暑い日が続きます。今日18日もここしばらく続いている猛暑に日本中が餌食になっています、とくに近畿を中心に東日本や内陸でも気温が軒並み上がっていました。因みに今日の最高気温は岐阜県多治見市40.7℃、同県美濃市40.6℃と、国内で5年ぶり、7月としては14年ぶりに40℃以上を観測したようです。

各地の最高気温(18日午後5時まで)
 岐阜県多治見市    40.7℃
 岐阜県美濃市     40.6℃
 愛知県豊田市     39.7℃
 岐阜県美濃加茂市   39.7℃
 岐阜市        39.6℃
 岐阜県揖斐郡揖斐川町 39.6℃
 岐阜県下呂市金山町  39.4℃
 名古屋市       39.2℃
 京都市        39.1℃
 岐阜県郡上市八幡町  39.1℃

この暑さで、平静を保つのは正直至難の業ですね・・・。

 

蚊までがこの暑さにバテ気味の様子

ところで今年の夏は暑さは、度を越しています。そんな夏の不快と言えば、何といっても、噴き出る汗にべたつく体、強い紫外線、そしてとどめは、夜中に耳元でブーンと聞こえる例のヤツはまさに不快のチャンピオンです。そういえば、夏の割に最近見かけないと思いませんか?僕も知らなかったんですが、気温が35度以上だと蚊は活動できないとかできるとかの都市伝説があるようです・・・。暑ければ暑いほど元気に活動しそうなイメージがある蚊の襲撃。もうすでに7月も半ばを過ぎたところで、去年より蚊に刺されていないような気がします。


35度で活動できなくなるは本当かも

専門の研究機関が、ネッタイシマカという蚊を使った実験で、いろいろな温度と湿度の条件で蚊の飛翔活動を調べてみたところ、飛翔が見られたのは10度から35度までだったという結果が出ているようです。また、これまで最適と言われてきた27度よりも15度の方が長く飛んだとの結果も出ているそうです。日本に多く、昼間野外でよくヒトから吸血するヒトスジシマカはネッタイシマカと近縁なので、高温に対する耐性もそれほど違わないと思われます。なので、35度を超えると蚊が活動しなくなって刺されにくくなるというのは、満更でもなさそうです。

 

日本の蚊は35度で夏バテする

白黒シマシマのヒトスジシマカや赤っぽい体のアカイエカをはじめ、日本にはなんと110種以上の蚊が生息していて、その中でも国内でよく見るヒトスジシマカの仲間は35度以上になると活動しなくなるといいます。また、家庭用殺虫剤や衣料用防虫剤を展開するKINCHO(金鳥)でおなじみの大日本除虫菊株式会社からの情報でも、蚊が活動できる気温は15度から38度程度までさまざまな説があるため一概には言えないが、活発に活動する気温は26度から32度だという。

 

そもそも狩りが熱心ではない

蚊はもともと常に獲物を探して飛んでいるわけではなく、茂みなどに潜んで獲物を待つことが多いそうです。近頃の暑さは蚊が好む気温とはいえず、涼しい場所を求めてじっと潜んでいるのでしょう・・・。今年は暑い日が続いたことから例年よりも2週間ほど蚊の発生が早まり、ゴールデンウィーク中から刺される人が出始めたというが、どうやら、最近になってあまり蚊を見かけなかったのは気のせいではなく、この異常な暑さのせいで間違いないようですね。

蚊に刺されやすいタイプ

  • 女性よりも男性
  • 体温が高い人
  • 成人>青年>子供>新生児
  • 一般的にO型

 

最後に

大日本除虫菊株式会社(キンチョー)によると日中、蚊を見ないからといって安心しないことが大事だそうです。日中、蚊はあくまで潜んでいるだけであって、比較的涼しい朝や夕方に動きが活発になるため、暑さのピークの中で蚊を見かけなかったからといって防虫ケアを怠らない方が身のためのようですね・・・。もともと蚊は体温動物が呼吸するときに出す炭酸ガス、濃い色と薄い色のコントラスト、そそて汗や体臭の4つに寄ってくるといいます。とにかく今年の夏は防虫対策も大切ですが、外に出るのも危険な暑さが続いています。熱中症対策にも万全にして、何とかこの暑さを乗り切りましょう。