松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

麺類を生かすも殺すも食べ方次第

 

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今日娘の部屋にあるエアコンが故障していたので新しいのを取り付けに来てもらいました。二人で来るものだと思っていたのですが、なんと一人での登場でした。2階の屋根に乗っていた室外機を撤収したりエアコン本体を取り付けるのに絶対一人は厳しいと思い思わず手伝いました。因みに今日の最高気温は、車の室外機で41度でした。そんな殺人的暑さの中、一人で必死に取り付けて涼しくなったら、また暑い所を涼しくしに行くのです・・・。まさにプロです。

それと工事の人は、とても感じのいい好青年でした。チョッとふくよかで思わず「こんな仕事してたら痩せるやろ!」すると職人さんは、「もう今シーズンに入って7㎏減りました・・・。」凄い!まさにワークダイエットなのです。それでも冬になるとリバウンドで10㎏増えるとも言ってました。そう思うと一石二鳥とは、行かないもんですね・・・。そこで今回は、この夏ガッツリ痩せたいならば、麺類は、要注意について紹介したいと思います。

 

ダイエットから一番遠い所に麺類を遠ざける

ご飯に比べて、だんぜんさっぱりしていて口当たりも良く、何となく軽食的なイメージのある麺類。しかしダイエット中には要注意なメニューでもあるのです。麺類は、どうしても早食いになってしまう傾向があります。ツルッといく分、ついよく噛まずに、食べてしまうことなのです。そして、麺はたいがいどんぶりで食べるイメージが強く、1皿で完結してしまう傾向があります。因みに「うどん県」として有名な香川県では、毎日のようにかけうどんや釜玉うどんをランチにする人が多いといいます。それが直接結びつくわけではありませんが、糖尿病患者数が全国ワースト1~2位を取ることも多いというデータがあります。とにかく噛まずに食べたり、おにぎりやてんぷらやいなりずしを一緒に食べたり、常に大盛りを食べたり、といったことが続くと、体脂肪も急増するばかりでなく、糖尿病になりやすくなるのかも知れません。

 

決して侮れない麺類のカロリー

多くの麺類は、具材や油脂類などの調味料を除き、麺だけで一人前あたり300kcal以上あるそうです。ご飯1膳が200kcal程度なので、コンビニおにぎりが一個180kcal程度に比べると、実は1.5倍となります。しかも麺好きな人ほど、ご飯食の時よりも多く食べてしまいがちなので、一食あたりのカロリーが増えてしまいやすいのは簡単に推測できます。

うどん
うどんの乾麺をゆでると約3倍重量のゆでうどんになります。

うどん乾麺……100g(標準1人前)あたり348kcal

ゆでうどん……100gあたり105kcal、1食200g袋の場合は約210kcal

そば
乾麺のそばをゆでると約2.5倍重量のゆでそばになります。ゆでそばは標準的な1玉が160~180gです。

そば乾麺……100g(標準1人前)あたり344kcal

ゆでそば……100gあたり132kcal、1食160g袋の場合は約211kcal

ラーメン(中華麺)
中華麺の生をゆでると1.8倍の重量の麺になります。袋入りインスタント麺の場合は2.5倍になります。ラーメンの麺は生めんで110~120gが1人前。焼きそば麺では1人前150g程度が標準、袋のインスタント麺は90g程度です。

中華生麺……100gあたり281kcal

ゆで中華麺(ラーメン)……100gあたり約149kcal、1食110gをゆでた場合は約198gとなり、309kcal

袋入り乾インスタントラーメン……100gあたり458kcal、1食90gをゆでた場合は約225gとなり、412kcal

蒸し中華麺(焼きそば)……100gあたり198kcal、1食150g分は約297kcal

そうめん
そうめんは製造の過程で油が使われているので、実はイメージと違ってカロリーは高めです。ゆでるとそうめんは約3倍重量に、冷や麦は約2.5倍重量になります。そうめんは一束が50g。そうめん、ひやむぎの1人前目安は100gです。

そうめん・ひやむぎ乾麺……100gあたり356kcal

ゆでそうめん……100gあたり127kcal、1食約300gで356kcal

パスタ
パスタはレストランのコース等では乾麺で60~80gの場合が多く、カフェなどで1食として単品で食べる場合は、乾麺で100g前後が多いとされています。 乾麺パスタはゆでると約2.5倍の重量になります。

パスタ乾麺……100gあたり378kcal

ゆでパスタ……100gあたり149kcal、1食約250gの場合は378kcal

はるさめ
はるさめは緑豆(りょくとう)という豆でできたコシの強いタイプと、じゃがいもでんぷんからできたやわらかなタイプがあります。最近人気のあるスープはるさめなどは緑豆で作られたものです。スープ類に使われる分量は20g程度と少ないので、一回に使う量としてはカロリー控えめです。

緑豆はるさめ……100gあたり345kcal

普通はるさめ……100gあたり342kcal

ビーフン
ビーフンはうるち米(普通のお米)でできた麺です。五目焼きビーフンなどを作る際にも、1人前は40g程度と一度に使う分量は少なめなので、料理としてのカロリーは高すぎることはありません。

ビーフン……100gあたり377kcal

 

ダイエット向きな麺類とは

すべての麺類はカロリー自体に大差はありませんが、血糖値の上げやすさ(GI値)という視点では、ダイエットに向いているのは、精製度の低い和そばだと言われています。とはいえ、たくさん量を食べれば当然のことながらカロリーは高くなるので、安心して食べ過ぎてしまうと意味がありません・・・。

 

どうしても食べたい時の食べ方

麺類を食べても太らないために欠かせないのは、食物繊維です。合わせて食べると良い食材。

うどん・そば
わかめ、山菜、きのこなどの具。その他にもたまごや納豆など

そうめん・ひやむぎ
野菜などの具材を添える。1人前ずつ分けて盛り付け、食べ過ぎないようにする。

中華麺
シンプルな醤油ラーメン、塩ラーメン、肉の具は控える。

パスタ
トマトベース、シンプルなオイルベースに加えて、ほうれん草など野菜の多いメニューをチョイスする。

 

最後に

要するに、メニューの選び方や食べ方で、麺類を安心メニューに変えることもやってやれない事はありません。それでもやっぱり食べたいという人は、摂取したカロリーを上まある運動しかありません。また、中高年以上の人は、基礎代謝が年々下がる一方なので、歩くなり、ジムに行くなりして、自分に対してのご褒美として、麺類を食べてみてはどうでしょう・・・。