松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

ご主人を元気付ける時のNGワード

 

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昨日遂に僕の通勤バイクが、壊れてしまいました。エンジンは、かかるのですが、電球という電球が、すべて切れてしまいました。恐らくレギュレーターが、壊れたかと推測します。簡単に説明しますとバイクにおけるレギュレーターの役割は、電流・電圧の制御です。そしてバイクを動かすことで得られた電力は、そのまま使うことが出来ないので、レギュレーターを通すことで安定させてバイクに電気を供給しているのです。そしてそれが、壊れたという訳です。今は、友人のドッグで修理待ちです。代車にカブ90を貸してもらいました。タイツーリング以来のカブは、とても楽しく通勤も充実です。こうなるとカブが、欲しくなるんですよね・・・。さて、今日のお題目ですが、星の数ほどいる夫婦の関係をテーマにしてみました。

 

励ましはとても繊細である事を知る

少し元気のない夫をみた時、励ましてあげよう・・・。という素直な思いで、ご主人に声をかけようとして、余計に元気を消失させたり怒らせたりと「面倒くせ~・・・。」なんて思っている奥様もいるかと思います。しかしながら、ひょっとするとその良かれと思い発した言葉が、旦那様を余計にへこませてしまう原因になってしまっているかもしれません。そこで今回は、奥様が陥りやすい、出来れば避けたい旦那の励まし方について、僕なりに提案したいと思います。

 

わかるわかる・・・と安易に共感してしまう

女性のコミュニケーションの基本には共感があると思います。女友達に悩みを打ち明けてそうよね・・・。辛いわよね・・・。わかるわ~・・・。と共感されると、悩みがふっと軽くなる経験をした人も多いと思います。女性は自分の悩みに共感してもらうことが励ましにつながるケースが多いのが特徴のようです。しかしながら、男性の場合は、悩みを打ち明けて、誰かと共有したいと思う人は以外に少なく、多くの場合は自分一人だけの力で解決しようとするようです。もう少し分かり易く言うと、一人で解決できることに価値を見出しています。従って、奥さんが事情を理解したが如く「あなたの悩む気持ちもわかるわ・・・。」などと共感のスタイルを見せるのはやめた方がいいでしょう。励ましになるどころか、逆に「俺の悩みの何がわかるって言うんだ・・・。」と逆効果になりかねないので要注意です。

 

大丈夫、大したことないわよと過小評価

ご主人が抱えている問題に対して、「こんなのは大したことないわよ」と、過小評価するのもNGです。これは、あなたの実力に比べれば、大した問題ではない・・・。と、相手の実力を褒めるつもりなのでしょうが、実際は、ご主人が悩んでいる問題を「取るに足りないこと」と決めつけ、「そんな些細な問題も解決できないの?」とけなしていると解釈されてしまう事があるからです。ご主人の抱えている問題を否定したり、過小評価することは極力避けた方がいいでしょう。

 

一刀両断、男らしくないと傷つける

最近の学校では「男らしく」「女らしく」など、性差をつける教育は行われていないようですが、家庭ではいまだに、男の子に対して「男なんだから我慢しろ」「男らしく勇気を持て」などの声をバンバンかけているようです。多かれ少なかれ、「男らしく、強く、たくましく」と、周囲から望まれて育ってきている男性にとって「男らしさ」へのこだわりは、女性の想像を遥かに超えていると考えて下さい。「男らしくない」は、おそらく、奥さんから最も言われたくない言葉のひとつです。ご主人を元気づけようとつい「悩んでいるのは男らしくないわよ・・・。」と言おうもんなら最後、ご主人のプライドは間違いなく大きく傷つくでしょう。「それもそうだな、くよくよするのはやめるよ・・・。」とポジティブにとらえることは考え難いので、要注意です。

 

定番のあなたならできるは、ただのプレッシャー

ご主人の実力への敬意をこめて「あなたなら大丈夫」と言う励まし方がありますが、これは受け取る側にとってはかなりの負担になります。「あなたなら」と言われてしまうと、「失敗したら妻が家族が失望するかも・・・。」という意識が芽生え、余計に解決に向けての動きを鈍らせてしまうのです。とにかく余計なプレッシャーはかけないようにする事が大切です。

 

思わず解決法を提案する

最初にも書きましたが、男性は、自分の悩みは自分で解決したい。と思っています。そんな時に奥様が最良の解決法を提案したとしても、素直に受け入れるわけがありません。男性にとって妻から「指導」されるのは、よほどの場合でない限り苦痛なのです・・・。なので、アドバイスしたい気持ちはぐっと抑え、助言は、求められた時のみにしてあげる方が、効果ありと思います。

 

最後に

こんな感じで以外に繊細で傷つきやすい男性陣ですが、 思い当たる節はあったでしょうか?もし心当たりがあるのであれば、一応要注意です。「もの凄く面倒臭せ~!」と思うかもしれませんが、まずは黙って見守り、しゃべりすぎず、時にはそっとしてあげるなどを試してあげて下さい。落ち込んでいたり、悩んでいたりする旦那様をきちんと気遣い、癒すことができれば、ご主人に必ず大きな貸しを作る事が出来ると思います・・・。そして何かのタイミングで、ガッツリ返してもらって下さい。