松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

低収入でもお金が貯まってしまう秘密

 

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明日で現実逃避できる夏休みが終わりです。趣味のウクレレも進歩は別としてそれなりにたっぷり時間を取る事ができました。我が家での僕の仕事でもあるお風呂もピカピカに仕上げ排水管まで念入りに掃除しました。あと包丁もバッチリ研いでおきました。天気が良ければ、ミニバイクでツーリングに行こうと思ったのですが、不規則な雨に戦意喪失し本日は、自宅待機となりました。最終日の明日は天気と気分で考えてみたいと思います・・・。それにしても自宅待機していると本当にお金を使わない事に実感します。但し、ネットは、禁じ手にしています。極力よけいなページを見ない事で物欲の封印をしています。なので理論的には、職場と自宅の往復のみであれば、ほっておいてもお金は貯まるはずですが、何故かたまらないのが人間味があっていいでしょ・・・。そこで今回は、お金を貯めるというか、貯まってしまう法則なんかが無いものか調べて見る事にしました。

 

収入と貯金の微妙な関係に迫る

普通に考えれば年収が高い人は当然貯金が沢山あると考え、年収の少ない人は貯金がない・・・。そんな先入観を持っていないでしょうか?僕はバリバリ持っています。ただ、それはちょっと危険な先入観といえるかも知れません。確かにこれだけの収入格差の大きい今の時代ですが、実は年収が低いといわれる人のほうが、年収が高いといわれる人よりもしっかりと貯金していたりします。それは僕の今までの調べからもある意味納得のしているところです。それでは、そのカラクリはどういったものなのか、改めて見直してみていきましょう。

 

年収の高い人はお金を貯めにくい説

直接的に聞いた訳ではありませんが、調べによると不思議なことに、年収800万円とか、1000万円を超えるような方たちが「貯金ができない」と訴える人がいるそうです。本当の話として、ひどい時には毎月何十万という返済が必要な借金を抱えていることもあるそうです・・・。考えるに年収600万円を超えてくると、多少やりくりにゆとりが出てくるので、お金に対する危機感が薄れてくるようです。子供の教育費を増やしたり、生命保険も過剰に加入していたりするケースもあるようです。要するにやや、欲動しくなる訳です。また、年収800万円を超えると、それらのほかに趣味や車にもお金を使う物欲が覚醒し、年収1000万円を超えてくると、それぞれにかけるお金が、さらに過剰となる訳です。よく言うところの「自分は稼いでいるんだから、このくらい大丈夫・・・。」とまあ、そんな錯覚をしだすのでしょう。

 

年収の低い人はお金を貯めやすい説

年収が高い人はお金を貯めにくい場合があると書きましたが、年収が低い人はお金が貯めやすいの・・・。と、なる訳ですが、数字からみても、生活の状態から見ても、決してそういう訳ではではありません。金銭的には厳しい状態それ故に、お金に関する勉強をしっかりしたり、ささやかな夢を実現するために、わずかながらも貯金をコツコツしている。それが貯金をする大きなファクターになっているのです。生活は収入の範囲で必ずおさめ、金銭的不安が強いために何とかお金を貯めておかなければという意識を強く持ちます。無駄に使えるお金がないから無茶な使い方は当然できませんし、どうするとお金が貯まるかを頑張って考えます。そしてそれが、お金を貯めると言う事になるのです。

 

低所得の人が意外と困らない理由

年収200万円で、どうすれば生活に大きく困ることなく暮らせ、貯金がある状態を作れるのでしょう。それは、お金を貯めるための鉄則をきちんと守っているだけに過ぎないのです。先ほども書きましたが、「収入の中でやりくりする」この一点に尽きるのです。時には我慢したり、他人をうらやましく思うこともあるかもしれませんが、収入で収まるような生活をする。それだけを徹底するのです。そうする事で、自分の不安をカバーするための貯金を、コツコツ少しずつ作ろうとする気持ちになるのです。そうです。その気になるのです。こういう人の場合、支出に優先順位を付ける特徴があります。まずは食生活に困らないという状態にできること。子供の学校の費用、身の回りをある程度整えることなど、人並みの生活を送るために支出にメリハリをつけているのです。贅沢品を購入することがあまりなくても、お金では買えない幸せを手に入れることも大変上手なのです。

 

最後に

と言う事で、お金を貯めるということについては、年収は、ある意味関係ないとも言えます。従って、必ずしも年収の多い人は余裕があるという意識が、結果として貯金の敵となってしまっているのです。今の日本人は目的をもって貯金に取り組むことが苦手なようです。特にある意味厄介なのが、欲しいものを比較的手に入れやすいと言う事です。そして特にその意識が強いのが、年収の高い人に見られるという訳です。