松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

自分が決めた歳まで働き続ける為には

 

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今日の京都は、あちらこちらでゲリラ的雨が、降ったりやんだりで一日大変でした。なにせ朝からいつもの運輸支局にオートバイの持ち込み検査の日だったのです。一応帽子に雨具そして長靴と万全の体制で行きましたが、それでも小雨だと暑いし、着るの面倒だしでつい雨の中、雨具を身に付けず、走り回っていました。幸い大雨には、遭遇しなかったので良かったですけどね・・・。

それにしてもいつまで僕は、こんな若手がするような仕事をするのかとしみじみと感じてしまいました。そこで今回は、人はいつまで働けるのかについて考えてみることにしました。僕の希望としては、自分に需要がある間は、働き続けたいのが、正直なところです・・・。生活の為に働くのもありますが、それでは、あまりにもむなしすぎます。やはり、せっかく人生を全うするなら、存在感を示し、やりがいを見つけ、そして何より自分自身に需要がある事の実感を持ちたいのです。趣味や生きてるだけなら恐らく需要は生まれないでしょう。しかし人は、やはり誰かに影響というか存在を示し続けることで生きがいを感じ生きるモチベーションを保ち続けられるものと考えます・・・。

 

定年後も8割が同じ会社で働き続けている現実

公的年金の支給開始年齢が段階的に65歳に繰り下げられることを受けて、企業は希望者全員を65歳まで雇うことを義務づけられました。それを実現するため、定年を廃止した企業や定年年齢を引き上げた企業もあります・・・。しかしこれは20%弱にすぎません。要するに80%強の会社は継続雇用制度で対応しているのです。更には、60歳で定年を迎えた会社員の約85%は継続雇用制度で働き、残りの約15%は60歳の定年で退職しているようです。なので現状は、60歳の定年後も同じ会社で働き続けるのが圧倒的ということです。
参考資料:厚生労働省「平成29年高年齢者の雇用状況」より

 

定年後も働き続けるための心得

60歳以降も働きたいと思っている人は、40代・50代から準備を始めておいた方がいいと思います。それでは、いったいどんな準備をしたらいいのでしょう・・・。そこで鉄板のやるべく3原則を書き出してみました。

 

使える資格を取得する

具体的な資格名は、税理士、行政書士、介護福祉士、社会保険労務士、宅地建物取引士、ファイナンシャル・プランナーなど。資格取得は、定年後の再雇用が終わった後も働き続けるのに役立つでしょう。但し使える資格に限ります。国家資格でもなんでもない。通信教育で簡単に取れるものは、恐らく社会では、通用しないでしょう・・・。

それに、資格を取れば、必ず仕事になるわけではありません。現在でも、資格を持っていても、その資格で得られる収入で生計を立てられない人もいますし、AIの進化で10年・20年後にはなくなっている資格もあるかもしれません。資格は、あくまでも、ないよりあったほうがいい・・・。くらいに考えておくと傷付かずにすみます。因みにこれから確実に使えると考えられるものとしては、英語やパソコンのスキルでしょう。

 

ネットワーク&人脈作り

65歳までは継続雇用で働けても、それ以降も、会社で雇い続けてくれるかは未知数です。そんな時に備えて、日ごろから人脈作りを心掛けておきましょう。起業するにしても、雇ってもらうにしても人脈がモノをいいます。同窓会やセミナー、異業種交流会など、人の集まる場所へ出かけて人脈を培うようにしましょう。ただし、得体の知れないセミナーなどにひっかからないよう注意をしましょう。得とか儲かるとか前面に押し出してくる誘いには、是伝いに乗らないようにする。うまい話は、そんな簡単に手に入りませんからね・・・。必ず、インターネット等で検索し、相手の素性を丸裸にしてから判断しましょう。

 

体が資本しっかりとした体力作り

定年後も働き続けるのに、最も大切なのは体力作りです。病気がちだったり、虚弱になってしまったりすると、働きたくても働けません。暴飲暴食は控え、適度な運動をして体力向上を図りましょう。そして、定期的に健康診断や人間ドックを受けるなどで、健康管理にも気を配りましょう。心身ともに自身を鍛え若さに胡坐(あぐら)をかいた若者に目に物を見せましょう。

 

最後に

これら3原則は、早くスタートするに越したことはありません。もちろん、定年前後でもできるとは思いますが、ウサギと亀のおとぎ話に置き換えると、やはり定年まじかの人達は、「亀」でみなぎるパワーのある若者は、「ウサギ」と考えるべきでしょう。従ってのんびりしているウサギを横目にシレッと追い抜いてしまいましょう。