松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お金が貯められない人の習慣を深堀

 

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 僕が仕事で扱っているオートバイ業界は、少なくとも日本でのお話ですが、年々バイクに乗る人口が減少し続けています。厳密には、若い人たちが免許を取得しないので当然バイクも乗れない、乗りたくない・・・。という状態なのです。逆に1970年~1990年代のバイクブーム真っ只中にいた年代の人達は、若い頃から乗り続けられている人もいれば、子供も独立し、自分の時間もお金にも余裕が出来またバイクに乗るぞ!と意気込むリターンバイカーが、今のバイク業界を牽引しているのかもしれません。

そうなんです。とにかくその年代の人達は、力が有り余りエネルギッシュに生きているのです。そんな人たちが、仮に定年で会社を退かず新卒の若手社員や、息子ほど若い上司と上手く折り合いが付くのかとても興味深いのです。因みに僕の今の職場環境は、年齢差が最大でも5歳くらいで横一列で上下感が、殆どありません。おまけに忖度時代の人達なので波風が、ほぼ起ちません。しかしながら、腹の中は、誰にも分からないので打ち解け合うのとは、また別の話ですけどね・・・。

さて、話はガラリと変わりまして「この人確実にお金貯めているだろうな~・・・。」と思う真面目な人に限って案外貯蓄0円とかが、世間には割りといるそうなのです。確かに所得以上の買い物をすれば、たちまち誰でもそうなりますけどね・・・。そこで今回は、そんな意外な貯蓄が出来ない真面目な人について何故そうなってしまうのかを余計なお世話でありますが、そこを押し切って考えて見たいと思います。

 

貯金がない人にありがちな思い込みや習慣を探る

 お金を貯めようと思っているのに、なぜか貯められないなんて人は何処にでもいるもんです・・・。物事には、必ず原因と言うものがあります。貯められない人の原因もきっと同じ事だと思います。そして、なぜか貯められない人には、共通の思い込みや勘違いがあると考えられます。そしてその行動には悪いと言う自覚が無く延々と続いているのです。なので一日も早くその事に気付き習慣を改善しないと、いくら真面目で強い意志があってもお金はなかなか貯まらないでしょう。

 

こんな人はなぜかお金を貯められない

 ひと口にお金が貯められないと言っても、いろんなパターンがあります。収入が少なく生活費を支出するとどうしてもお金が残らない。借金の返済額が毎月の収入を上回っている。ただ今回の場合は、ちょっと違います。ここで言うところのなぜか貯められない人とは、一定の収入があり貯めようと思えば貯められるはずなのに、なぜかお金が貯まっていない人の事を指します。
具体的には、

  • 毎月収入がある
  • 借金はない
  • 派手な生活をしている訳ではない
  • お金を貯めなきゃ、とは思っている
  • 家計簿をつけたことはあるorつけている
  • 貯金は目標額をなかなか越えない

こんな感じです。 一見全く問題もなさそで、すぐにサクサク貯まりそうな人です。それでは一体何が問題なのでしょうか・・・。

 

一応しているつもりの努力している風

一番多いのは、しているつもりになっている事に原因があるようです。

  • 節約をしているつもり
  • 高い物は買っていないつもり
  • 贅沢はしていないつもり

大きな買い物や、豪華な食事、ブランド品は買っていなくても、お金は何かに消えて行くものです・・・。クレジットカードやお店のポイントで賢く買い物をしているつもりが、実は余計な物を買わされることになってたりするのです。たとえば、「もう1,000円買ったら送料が、無料になるから・・・。」だとか「あと10000円買ったらポイントが、2倍になる」など特典に滅法弱い人は、要注意です。

 

真面目な人の思い込み

 次に多いのは真面目な人だそうです。真面目な人は自分に厳しく、他人に甘いので、頑張っている自分を認めず、人の言うことはなかなか断れないという特徴があるようです。たとえば、

  • 貯金があまりできない自分に苛立つ
  • 家計簿が続かない
  • 完璧主義
  • 誘いが断れない
  • 店員にすすめられると買ってしまう
  • 説明を受けると買わないと申し訳ないと思う
     

たまにはとか特別だったからという言い訳

想定外の出費をした時によく出てくるワードに「これは特別なんです」「たまにはいいでしょう」というのがあります。特別も続けば、特別ではなくなりたまにも続けば通常の支出になります。それではその特別とは何でしょう・・・。 

  • 友達が上京したから
  • 母の日だったから
  • 父の日だったから
  • 誕生日だったから
  • 結婚式があったから
  • クリスマスだから
  • 仕事が忙しかったから
  • 送別会があったから

そうです。特別とは年に1~2回程度しかないという誤解なのです。母の日があれば、父の日もあって、家族が4人いれば誕生日は年4回やってきます。つまり、イベントは毎月あると言っても過言ではありません。さらに、忙しかった自分へのごほうびをたまには良いだろう・・・と買っていたら、これはもう特別でもたまたま出も何でもありません。とにかくそういう発想はクセとか病気と思い直ちに治しましょう。

 

最後に

こうして書き出してみると真面目でもそうでなくても物欲や食欲とにかくお金を使う欲が貯められない原因なのかもしれません。長年続いた習慣を、今日から全部変えるのは大変です。なのでまず完璧をめざさず、不言実行でコツコツ変える事が成功の秘訣かも知れません。有言実行は、自分を追い詰めるもとになるので最初は、こっそりいきましょう・・・。