松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

未来の自分が幸せに暮らす為の心構え

 

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 昨日、夜8時30頃LINEが入り何かと見てみると「変な男に跡をつけられているから迎に来て・・・。」との内容でした。しかしながらその時まだ職場だったので、取り急ぎ電話をかけ状況を聞き電車を降りたらタクシーで帰りなさい。」と指示し大急ぎで帰路に向かいました。移動中もこちらから、電話をかけ状況を確認し「今どんな感じや?」すると娘が、「今彼氏に電話したし迎に来てくれるから大丈夫。」と反されました。

「自宅に着き次第迎に行こうか?」と再度連絡を取るも「大丈夫。」と一蹴されました。何となく心配な気持ちから複雑な心境にシフトしました・・・。ほどなくして娘が、帰って来ました。さらに状況を詳しく聞いてみると最初に乗った駅からジッとこちらに視線を向ける怪しい男がいて娘が、電車に乗ると、ドアが閉まるギリギリに飛び乗ってきたそうです。そして娘の前に座り膝の上に荷物を載せズボンのポケットに両手を入れてゴソゴソしていたようです。

そりゃ~気持ち悪いわ!ていうか怖かったでしょう。そして娘が降りた駅でその男は結局降りなかったそうです。ああ言う時は、文明の利器でもあるスマートフォンで頻繁に連絡を取る仕草、特にメールではなく少々迷惑でも電話が、ポイントだと思いました。相手の男からすると「こいつは、今リアルタイムに誰かと繋がっている・・・。」と言った感じだからです。いずれにせよ、大事にならず父としてホッとしています。本人もちょっぴりの恐怖の跡に彼氏の護衛付きで帰宅できたのでま~良かったんじゃないでしょうか・・・。さて、今回はそんな前置きと全く関係ないのですが、いちいち財布の中身を気にしなくていい将来の暮らし方について考えて見たいと思います。

 

目的のない転職は老後貧乏の始まりにすぎない

 このままでは、ダメだと感じ今よりもさらに専門的な知識を身に付け、能力を向上させて、経歴を高めると言った趣旨の「キャリアップの転職」は、一見すると良さそうなのですが、ただ問題が無い訳ではありません。たとえば退職金もそのひとつでしょう。もちろん仕事の種類によっては、退職金の無い制度の会社もありますが、一般的企業として考えた場合、やはり退職金と言うのは少なからずとも存在します。そしてその退職金は勤務年数に比例して増えていくので、現役時代に、無目的な転職を繰り返していると、定年退職時に得られる退職金は少なくなってしまい、ゆとりのある未来は遠のいてしまいます。単純に転職回数が多いと、お金に困る事態も増えると言う事です。

最悪なのが、会社が嫌で仕事はやめたけれども、次の勤務先が見つからない、就職先が見つかるまでに時間がかかるとなると、失業保険が受給できるまでは、貯蓄を切り崩して生活していかなければならない事もあります。これでは資産は目減りするばかりです。確かに「この仕事をやりたい」という転職はベストだと思いますが、自分のやりたい仕事が分からない、漠然と会社に不満がある、といった場合であれば、割り切って今の会社で働く方がいいかもしれません。

 

一生働く覚悟もひとつの選択肢

 これで勝負するという仕事を一生続けて収入を得るというのもひとつの考え方です。高齢者が働く=貧乏というイメージを抱く人もいると思いますが、やり甲斐のある仕事や好きなことを続けられるというのは、見方を変えれば、それはそれで幸せだと思います。あと定年退職後に趣味で稼ぐというのもいいかもしれませんね。そもそもお金持ちというのは、ただ働くだけでなく、遊ぶことにも力を注いでいます。たとえば趣味の釣りの知識を活かしてガイドをするとか、地域の文化を訪日外国人に広める等もいいですね・・・。とにかく自分の好きなことの中に一生続けられそうなものがあったら、それは、チャンスかもしれません。

 

金融知識を身につける

 起業するにも、遊ぶにしても準備は必要です。その為には、やはり金融に関する知識を身につけておくことは必須になります。 株式投資、投資信託、FX投資、外貨等の金融知識とともにどのように運用するのか、どのようなスタイルで運用するのが向いているのかを知っておくに越した事はないでしょう。その為には、できるだけ若いうちから少しずつでも将来運用の軍資金となる種銭を貯めておくことが必要です。もし今が20代であれば、1カ月1000円だっていいと思います。まずは貯める習慣を身につけて、その間に金融知識を身につけるのです。ある程度お金がまとまったら運用を始めるというステップで進んでみるのが理想的です。 とはいえあくまでもこの場合は老後資金です。リスク性のある金融商品への投資は、なるべく手を出さないようにしましょう。

 

最後に

 お金に困らない事は、とても大切なことなのですが、あわせて考えたいのが、どのような老後を迎えたいのかという事です。自由に使えるだけのお金や財産を所有して家族と一緒に海外で暮らす。故郷に帰り、田舎暮らしを堪能する。将来に備えて有料老人ホームに入所する等、考えは人それぞれです。実際に充分なお金を持っていても、どうしていいのか分からず、たくさんの財産を遺して亡くなってしまった人もいるでしょう・・・。そうならない為にも、目標や夢は具体的にイメージしなければなりません。イメージングは目標実現の手助けをすると言われています。未来の自分はこうして過ごすという確固たるイメージとともに、それに向かっていくマインドを持ち、進んでいきましょう。