松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

節約のYES or NOを見極める

 

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 先月の東京出張から、何となく現金を使わないようにしています。大意はないのですが、キャッシュレス化が進む中、自分もそれを一度体験してみようと思っての事です。もしこの方法でのやりくりが、問題なければ当然これで行こうと思います。なにせポイントが知らないうちに貯まっていくのが結構楽しみなところでもありますしね・・・。ただし、近所のラーメン店といきつけの食堂には、そのインフラが整っていないのでそこの部分は、現金対応でやり過ごしたいと思います。ま~これで少しでも浪費に歯止めがかかり、たとえ僅かでも節約に繋がれば良いですけどね・・・。そこで、今回はそんな節約についてのお話です。節約はもちろん大切です。それは、間違いありません。長い目で見ると、もっとも確実にお金持ちになる手段かもしれません。

 

沢山の節約とハイペースでお金を貯める

 しかし、正しいと言う人もいれば、間違いと言う人もいます。とある専門家は、節約の方法を間違えると不幸になる。と言い切ってしまう博士もいます。要するに節約の心得として、使うべきところはケチケチしない。そして必要の無いところは徹底的にケチる。というメリハリが大切だという事でしょう。そうなると一体、削ってはいけない出費とはどう言うものを指すのでしょう・・・。

 

交際費は出来れば削らないようにしよう

 人間が幸せに生きるには、お金よりも、地位よりも、やりがいのある仕事よりも、何よりもまず、良い人間関係が大切だと言った著名な人がいます。そもそも人の脳は旧石器時代から進化していそうです。見たわけでは有りませんが、聞くところによるとその頃の人類は、何人かで集まり、チームを組まないと、生きることができなかったといいます。恐らく人間関係を大切にする人しか、生き残ることはできなかったでしょう。こういった点も踏まえると、人は本能的に「人間関係はとても大切」と考えていたのかもしれません。さらに、良い人間関係を持つ人ほど長生きで、健康で、記憶力も良いのだと考えられているそうです。逆に言えば、人間関係をおろそかにしていると、早死で不健康で記憶力も悪くなると言えます。そんな最悪のケースと二択で考えると、交際費をケチケチしている場合ではない気がしてくるはずです。

 

やはり教育費も削るべきでないでしょう

 某有名大学の研究によると、収入を大きく左右する三大要素の1つは「教育」のようです。なので、経済的に豊かになりたいのなら、教育費を絶対に削ってはダメなのです。節約のつもりで教育費を削ると、むしろ逆効果である可能性が高くなるのです。因みに、研究開発及び社員教育に積極的な会社ほど成長しやすいと言う説もあるそうです。調べによると世界のトップ企業は年商の10%以上を研究開発費に充てているそうです。これは、一個人にも言えることだ思います。自分にも年収の10%くらいの、教育費を充当したらとんでもなく賢くなるのではないでしょうか・・・。

 

健康維持費にも節約は厳禁

 どんなにお金を節約して、たとえそれでお金持ちになれたとしても、不健康になってしまえば、まさに本末転倒です。なので、健康維持費は極力削らないように注意しましょう。とりわけ重要なのが、なかなか摂れない睡眠時間の確保となかなかできない運動習慣の維持でしょう・・・。僕もこれさえできれば、鬼に金棒坊主にお経なんですけどね・・・。某科学雑誌によると、睡眠不足な人は貯金が減る傾向があると警鐘を鳴らしています。そもそも何故こんな事が起きるのかという説明に、人は、睡眠不足のせいで認知機能が鈍り、間違った判断をしやすくなるからだそうです。それに、興味深いのが厚生労働省の調査では、「運動習慣がある人ほど収入が多い・・・。」なんて結果も出ているそうです。要するに運動は、勿論ストレス解消にも役立ちますし、頭がよくなる効果もありますから、やらないだけで相当なマイナスになる気がします。

 

本当に必要な出費を見極める

 確かに節約が大切な事には間違いありませんが、お金以外にも大切なことは沢山あります。とくに、上記に書いたような人間関係の維持や、教育それに、健康の維持は、削るとのちのち間違いなく痛い目に遭います。なのでよく考えて見ましょう。物事をよく考えず必要な出費を削ってしまうのは、決して節約では有りません。それは単なるケチなだけです。そこをよく考え間違えないように注意しましょう。もう一度よく考えて見ましょう。そもそも節約は、将来自分が、幸せになるための準備なのですから、誤った考えの挙句、節約のせいで不幸になってしまっては、全く持って意味がありません。なので、そうならないように、気をつけないといけませんね。

 

最後に

しかしながら、現実問題として家計には規模というものがあります・・・。月100万円の給料の人も月10万円の給料の人もいるでしょう。そして双方ともコンビニで買うおにぎりは、どちらも100円です。光熱費にガソリン代すべて同じです。光熱費を支払う家は、選べます。ガソリンを焚く車も選べます。何がいいたいかと言うと所得に関係なく購入するものは、調整できるものとできないものがあるという事です。なので所得が低ければ低い分、エンゲル係数が上がり融通の利くお金が少ないのです。なので確実な節約と出費で融通の利くお金を確保する為に節約の見極める力を付けましょう。