松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お金持ちとそうで無い人の思考を探る

 

f:id:rjmatsumura:20181111214945j:plain

 今日は、本当に暖かく最高の秋晴れでした。因みにこんな日の朝は、僕の住む町では明け方早くから濃い霧が立ち込めます。こうなると寒い冬がもうそこまで来ているな~と実感します。そんな日曜日の勤め先では、年に一度のイベントがあったのです。天気が良かった事もあり沢山のお客様が、来店されオートバイも1台成約して頂きました。オプションや諸経費も入れて約320万円のご成約です。

世の中には、オートバイにこれくらいの経費を掛ける人が、今扱っている1ブランドのみで年間5,000台販売されているので5000人いる勘定になります。そう思うとなかなか凄いですね・・・。因みに大型外国車両で有名な「ハーレーダビッドソン」で2017年んの数字になりますが、年間約1万台の販売台数があったそうですよ。車両価格は、864,000円~5,375,600円~これにオプションを付ければ極端な話、金額は果てしなく上がっていきます。この様な生活に直接結び付かない買い物は、富裕層は勿論の事、やはり限られた人たちの娯楽と考えるべきかもしれません。そこで今回は、「こんなものを何とか買いたい」と思う人と「こんなものは、欲しいけど買えない」と思う人の思考について考えて見ました。

 

チャンスとリスクのバランスを見極める

 お金持ちになれる思考、そのひとつに、お金持ちはものごとを否定から入るのではなく、チャンスとリスクの両方をバランスよく見て、リスクを想定し低減する方法を事前に考えておく、という考えのようです。だからリスクを回避しつつも挑戦することができます。決して、勢いと直感だけで突き進まないようですね・・・。一方でそうで無い人は、チャンスだけを見てリスクを考えないとか、逆に可能性には目を向けずリスクだけにフォーカスを当てる傾向があるようです。また、「リスクが高すぎる」「失敗したらどうしよう」とリスクばかりに目が向き、行動を躊躇したり「自分にはムリ」とあきらめるという事になり易いのでしょう。

 

結果を恐れず小さな規模から行動する

 それではどうすればお金持ちのような思考パターンを獲得することができるか考えてみましょう。まず簡単な方法のひとつは、お金持ちの思考習慣を紹介した本を手当たり次第読んでその気になりましょう。そして気に入った著書があれば、何度も読み返し、その内容を実践し、たとえ僅かでもいいので成功体験を積むことです。普通、多くの人は本を1回読んだら終わりですが、それでは自分の思考習慣に植え付ける事はでません。なので繰り返し繰り返し読み、1冊の単行本をまる覚えできるくらいまで読み込み脳に刷り込ませるのです。そして、実践して実際に失敗や成功を積めば、次からはこうしよう・・・。とか、こうやればできるんだ・・・。という自己信頼につながり、挑戦を恐れなくなるはずです。

 

次から次へとスキルアップに挑む

 もう少し難易度が高い方法としては、自分が理想とする人たちがいるグループに所属する事です。そうする事によって、人間は環境に自分を合わせようと社会的な同調傾向が身に付くのです。たとえば、いつも夜更かしして朝はいつも起きられず寝坊する学生が、全寮制の学校に進学したとします。そして周囲の学生が全員毎朝6時に起床し夜10時に寝るという生活をしている環境で、自分ひとりだけ違う生活パターンを続けることは難しいでしょう。なので今までどんなに生活態度が乱れていても、やはり自分も夜は10時に寝て朝は6時に起きるという生活になるのです。相当性格が歪んでいれば、別ですけどね・・・。

 

最後に

 これは何かで読んだのですが、糖尿病患者が犯罪を犯して刑務所に服役し、数年後に出所してきたら、血糖値が正常に戻り糖尿病も完治していたという事例があったそうです。当然、刑務所の中では規則正しい生活が行われ、健康管理についてもカロリーや栄養素ともにバランスの良い食事を強いられるからでしょう。それと同様に考えてみた場合、お金持ちの思考習慣を持った集団の中にいれば、自然と自分も彼らと同じような思考習慣になっていきます。

とは言っても自分の周りで、現実的にそういう集団やグループを探し所属するのはなかなかハードルが高いのも事実です。しかし、考えようによっては、セミナーや勉強会に参加し、そこで鍛錬するという方法も使えると思います。これなら皆同じ目標に向かっているので、切磋琢磨し良い影響を受けやすいとも言えます。ただし、くれぐれも高額な勉強会で主催者のカモとなり、お金持ちの主催者だけがますますリッチに、貧乏人の参加者はますます貧しくなるという搾取ビジネスにつかまらないようにしましょう。でないと、なにしてるこっちゃ分からないですからね・・・。